【2020年】令和の初詣におすすめの寺社

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【2020年】令和の初詣におすすめの寺社

2020年、令和の初詣はここに決まり!関東と関西の「初詣におすすめの寺社」に加え、初詣の基礎知識もご紹介します!正しい作法で神社やお寺にお参りすれば心も洗われるもの。新しい年がより良い1年となるよう、初詣へ出かけましょう。

目次

【2020年】令和の初詣におすすめの寺社

初詣とは

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初詣とは、年が明けて最初の神社やお寺へのお参りのことを指します。
旧年の感謝を捧げ、新年がよい年になるよう社寺の神様に願掛けを行うための行事です。
日本では古くからある伝統的な文化のように思えますが、意外にも初詣が日本に根付いた歴史は浅く、明治時代前半とされています。

初詣の起源は、大晦日から元日にかけて、地元の氏神神社に家長(父)がこもる「年籠り(としごもり)」という習慣でした。
それが「除夜詣」と「元日詣」の2日にわかれます。
江戸時代には元日に吉方位の神社へお参りする「恵方詣」という習慣に変わり、明治時代頃に現代の初詣の習慣に変わってきたのではないかという説が有力です。

初詣のやり方

初詣のやり方

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初詣で神社を参拝をする際は通常のお参り同様、ニ礼二拍手一礼の作法です。

心の中で、まずは名前を名乗ります。
そして、旧年の感謝とお礼を述べましょう。

その後、今年のお願いをします。
「一年間、どのような年にしたいのか」
「何に困っていて、どのように助けてほしいのか」
をお願いするといいでしょう。
「お願い」でももちろん構いませんが、自分を奮い立たせるためにも神様に「誓い」をするのもおすすめです。

他にも古いお札やお守りがあれば、奉納しましょう。
旧年にお世話になった神様のお守りに感謝をし焚き上げをして、新たなお守りで神様のご加護をいただけば気持ちよく新年を迎えられますよ。
また2020年最初の運試しとして、おみくじを引くのもおすすめです。

お寺の場合は神社と異なり、手は打ちません。
静かに手を合わせて合掌し、「煩悩を捨て、ここで修業させていただきます」と心の中で唱えましょう。

初詣はいつまでに行くべきか

初詣はいつまでに行くべきか

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初詣はいつまでに行くべきなのかという問題には諸説あり、三が日のみというものや、15日までというもの、1月中というものとさまざまです。

三が日は混み合い人の気が入り乱れてしまうため、かえって悪影響になってしまうという方もいます。
そのため、空いてきた頃合いに行くのもいいでしょう。

暦の上では、2月4日の立春から新年となります。
基本的には1月中であれば、初詣といえるでしょう。

関東の初詣

関東にある有名な寺社をご紹介します。
パワースポットとして有名な場所もあるので、いい一年にするためにもぜひ訪れてみてください。

明治神宮(東京都)

明治神宮は、初詣の参拝者が日本一の神社です。
明治天皇と昭憲皇太后をお祀りしていて、都心とは思えないほど緑豊かなため、「都会のオアシス」ともいわれています。

ご利益は皇室弥栄・世界平和・国家安泰・縁結び・厄除け・交通安全・家内安全・社運隆昌・合格成就などさまざまです。

なお最寄り駅は都内で現存する木造の駅舎として有名な原宿駅ですが、老朽化のため東京オリンピック後に解体されることが発表されています。
2019年は現在の歴史ある原宿駅から参拝に行ける最後の機会にもなるため、最後の機会に訪れてみてはいかがでしょうか。

浅草寺(東京都)

浅草寺は、雷門など観光スポットとしても有名です。
その歴史は約1400年と長く、御本尊の聖観世音菩薩は慈悲深い仏様だとされています。
厄除け、商売繁盛、家内安全、学業成就、病気平癒などの願いをかなえてくれるといわれているお寺です。

元旦から7日は「開運厄除」と、開運、縁結び、学業増進の「愛染宝弓」の期間限定のお札をもらえます。
本堂はもちろん、銭塚地蔵尊、影向堂、薬師堂も拝観してみましょう。

成田山新勝寺(千葉県)

成田山新勝寺は千葉県の成田市に位置し、真言宗智山派の大本山のひとつです。
御本尊は不動明王で、関東でも初詣に参詣者が多いことで有名です。
成田山新勝寺の寺号は「新たに勝つ」
そのため「今年は勝ち年にしたい!」という方は、成田山新勝寺を参詣すればご利益が得られるかもしれません。

また成田山新勝寺は御堂がたくさんあるため、御朱印が5種類もあります。
集めている方は、こちらもぜひチェックしておきましょう。

靖国神社(東京都)

靖国神社は、東京の飯田橋にある神社です。
戦争で亡くなった方たちの神霊を祀っています。

靖国神社は桜の名所として有名であるため、合格祈願のお守りには桜があしらわれています。
受験生の間ではこれが縁起がいいとされ、人気。
受験を控える方は、靖国神社に初詣がおすすめです。

元旦から4日はお神酒や甘酒も振る舞われ、さらに1月の間は全国の酒造会社から奉納されたお酒のラベルが展示されます。
新年に現代の戦争がない平和な日本に感謝し、世界平和も願ってみてはいかがでしょうか。

川崎大師(神奈川県)

川崎大師は神奈川県川崎市にあり、初詣の参拝者は全国でもトップクラスを誇ります。
関東からだけではなく全国から毎年多くの方が参拝に訪れる理由は、厄除けで有名なためです。
厄除に絶大な効果があるといわれる「護摩(ごま)」を焚いてくれます。
この護摩は"煩悩を焼き尽くす"といわれていて、護摩を焚いて祈祷してもらえるのです。

また川崎大使は、「初詣」という言葉を定着させたお寺だともいわれています。
なお初詣期間は参道も出店や仲見世で盛り上がり、三が日は夜も営業。
帰りに買い物を楽しむのもおすすめです。

関西の初詣

関西も関東と同じくらい、多くの初詣参拝者で賑わう寺社がいくつもありますよ。
そのなかでも特に有名な寺社をご紹介します。

伊勢神宮(三重県)

伊勢神宮は説明するまでもありませんが、三重県伊勢市にある日本の最高神の神社です。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)、豊受大御神などが祀られていて、125の別宮・摂社、末社からなっています。

日本人なら一生に一度は参拝したい神社ですが、当然のことながら初詣の時期は大変混雑します。
そこでおすすめなのが、夜間参拝です。
通常は日が出ている時間しか参拝でいませんが、12月31日から1月4日は、終日参拝できるようになっています。
もちろん12月31日の年越しの時間は混むものの、それ以外の夜間はそれほどの混雑はありません。
混雑をさけるなら、夜間参拝も検討してみてください。
令和最初の初詣は、ぜひ日本一の神社に参拝してみましょう。

八坂神社(京都府)

八坂神社は、「祇園さん」の名で親しまれている京都府京都市東山区に位置する神社です。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)をお祀りしていて、観光スポットとしても有名。
1月1日には「白朮(をけら)祭」、1月3日には「元始祭」「初能奉納」などが行われます。

厄病除けや美容のご利益で知られていて、「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」は美容の神様です。
祇園の美しい舞妓さんが多くお参りすることでも有名な神社です。
美しさを磨きたい方は、八坂神社に初詣されるのをおすすめします。

生田神社(兵庫県)

生田神社は、兵庫県神戸市に位置する稚日女尊(わかひるめのみこと)をお祀りしている神社です。
縁結びのご利益がある神社として初詣の時期以外でも、特に多くの女性が参拝に訪れます。
「えんむすび守」や、愛成就をお願いできる「桜恋守」というお守りを頂戴しましょう。

なお「第一鳥居」から入るのが運気アップにつながるといわれていますが、狛犬がいる鳥居は実は「第二鳥居」です。
本物の第一鳥居はかなり離れた場所にありますが、正しく参拝したほうがご利益がありそうですよね。
ぜひ第一鳥居から参拝して、縁結びをお祈りしましょう。

平安神宮(京都府)

平安神宮は、京都五社のうちのひとつです。
大きな鳥居、日本式の朱塗りの建物が印象的で、幸福を招くパワースポットとしても有名。
大みそかは境内のすべての灯篭に火をともす「終夜万燈」が行われ、元旦は「歳旦祭」が開かれます。

開運招福全般、商売繁盛全般、厄除け、縁結び、学業成就などのご利益があるとされていて、前述した八坂神社も徒歩圏内にあります。
余裕があれば両方参拝するのもおすすめです。

まとめ

「2020年は2019年よりいい年にしたい」という方は、初詣に出かけてみませんか?
ご近所の寺社でももちろん構いませんが、令和最初の初詣は少し遠出して有名な寺社に参拝してみるのもおすすめです。

新しい年に神聖な場所で神様にお願いをすれば、気持ちも新たになり、やる気も増すかもしれませんよ。
誓いを新たにするために、無病息災を祈って初詣にお出かけください。

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