北の大地で風になる!苫小牧のおすすめツーリングスポット5選

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北の大地で風になる!苫小牧のおすすめツーリングスポット5選

ライダーにとって憧れの大地、北海道。愛車にまたがり自分のペースで北海道の広い大地を走るのは、ライダーにとって贅沢です。中でも苫小牧は苫小牧港が北海道の玄関口になる場合も多く、フェリーでバイクや自転車と共に北海道を訪れる方には馴染みの深い場所となります。今回は苫小牧のおすすめツーリングスポットを厳選しました。苫小牧には素晴らしい自然やグルメとの出会いがいっぱいです。

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北の大地で風になる!苫小牧のおすすめツーリングスポット5選

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1.樽前山

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樽前山は苫小牧市北西部にある活火山です。標高は1041m。風不死岳、恵庭岳と並んで支笏三山の一つに数えられています。苫小牧港からのアクセスは約32km、道路状況が良ければバイクなら約45分で到着可能です。北海道らしい大自然の風景を堪能することができますよ。

樽前山に到着したらぜひ登ってみましょう。7合目に駐車場があるので、そこから登るのがおすすめです。7合目からなら約50分で登ることができます。登山コースは全体的になだらか。登山初心者にも比較的登りやすいですが、霧が発生しやすいため視界が悪くなることもあります。準備してから登ってくださいね。

登山コースでは迫力の溶岩ドームや季節の花々、タイミングが良ければ登山道を横切る可愛いリスを観察できるかもしれません。晴れた日には山頂から、羊蹄山や苫小牧市街を一望することができます。苫小牧ツーリングで山に行くなら樽前山がおすすめです。

2.樽前ガロー

樽前ガローは樽前山の麓にある林間の渓谷です。ガローとはアイヌの言葉で「崖の間を川が流れる場所」という意味。1979年、苫小牧市の自然環境保全地区に指定されました。鬱蒼とした緑の広がる渓谷は、木漏れ日と相まって幻想的な風景を見せてくれます。樽前山と近いので、苫小牧市内に宿を取っていれば樽前ガローと合わせて日帰りツーリングも可能です。

国道36号線に看板があるので、入っていくと3kmほど先に駐車場があります。渓谷内は冷たい水が流れ、夏でも涼しく感じます。苔むした岩がたくさんあり、足元が滑りやすいため、滑りにくい靴を用意した方がいいでしょう。また、樽前ガローはヒグマの生息域でもあります。熊鈴を着けたりなるべく大きな声で会話して存在を知らせること、ヒグマの行動が活発化する早朝や夕方は立ち入らないよう注意が必要です。

3.道の駅ウトナイ湖

出典: muhi / PIXTA(ピクスタ)

ライダーにとって道の駅は一息つくことのできるオアシスのような存在です。ツーリング中の、「道の駅巡り」を楽しみにしているライダーも多いでしょう。国道36号線沿いにある「道の駅 ウトナイ湖」は、2009年オープンの比較的新しい道の駅ですが、開業から1年足らずで来場者100万人を記録した大人気観光スポットでもあります。ツーリングやドライブ中の休憩の方でいつも賑わっていますよ。

人気の秘密はそのロケーションと充実したご当地グルメ。道の駅とウトナイ湖が隣接し、美しいウトナイ湖を眺めながらレストランで食事を楽しむことができます。また、ウトナイ湖はマガンやハクチョウなどの渡り鳥の飛来地。渡りの季節には数万羽の鳥が飛来します。湖の近くまで降りることもできるので、近くで渡り鳥を観察することもできますよ。

人気のグルメは苫小牧名物のホッキ貝を使った「ほっきご飯」や「ホッキライスバーガー」、変わったところでは「ホッキ玉」。たこ焼きのような見た目ですが、ホッキ貝をふんだんに使用してバターで焼き上げた自慢の逸品です。ツーリングで小腹が空いた時におすすめですよ。苫小牧市街から約15分でアクセスできます。ツーリング中にぜひ立ち寄って欲しい魅力あふれる道の駅です。

4.モーラップ樽前荘

ツーリングをする人にとって重要なのがその日の宿。「モーラップ樽前荘」は市が運営する公共の保養所です。いわゆるライダーハウスと呼ばれているライダーが格安で宿泊できる施設で、北海道をツーリングする人の間では定番の宿泊所となっています。

外観はログハウス風の作りで、ちょっとおしゃれなペンションのよう。掃除も行き届いているため清潔です。目の前には支笏湖を臨み、ロケーションは抜群。向かいにはキャンプ場もあるので、気分によってはテント泊する使い方もできます。

お部屋は相部屋のみですが、宿泊料金はリーズナブルです。予約すると夕食にジンギスカンを食べることもできますよ。苫小牧市街から約30分、支笏湖温泉まで約10分、登別温泉まで約40分、札幌まで約60分とアクセスも抜群。苫小牧ツーリングの拠点としてイチオシの宿です。なお、開館期間は4月中旬から11月中旬までの期間となっています。

5.苫東柏原展望台

苫小牧市東部にある「苫東柏原展望台」は、小高い丘の上にある小さな展望台です。広大な勇払原野と苫小牧東部の工業地域を一望することができます。視界を遮るものは何もないため、180度の大パノラマを存分に楽しめると評判。毎年5月頃には斜面に植えられた芝桜が鮮やかな姿を見せてくれます。

勇払原野は1970年代に巨大工業地帯として開発するべく、巨額の投資をして開拓されたのですが、結局企業の誘致に失敗。このような美しい自然の姿に戻ったそうです。展望台は無料で利用することができますが、土日・祝祭日・7月30日は開放されません。4月から冬季(12月頃まで)の9時30分から4時30分のみ利用可能です。あまり多くの人は訪れない静かな場所のため、苫小牧ツーリングの穴場スポットと言えます。

◎まとめ

豊かな自然が多く残されている苫小牧には、ツーリングの舞台としての魅力が満載です。太平洋に面しているため夏は涼しく、冬も降雪量も少なく比較的温暖な気候ですよ。気候が良いのはツーリングする人にとって大切な条件。観光名所を回るだけではなく、走る道路の風景や旅先で出会う人々との交流もツーリングの醍醐味です。まだ誰も知らない苫小牧ツーリングの素晴らしさを発見できるかもしれません。

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