観光リゾート「ニセコ」を遊びつくす!8つのポイントご紹介

画像出典:Charlie Wood / shutterstock

観光リゾート「ニセコ」を遊びつくす!8つのポイントご紹介

北海道ニセコ町といえば、いまや国内外問わず旅行客に大人気の観光リゾート。ニセコは北海道の玄関口である千歳市からだと車で約2時間、JRを利用しても約3時間半程で行ける場所にあります。札幌市や苫小牧市からはバスでもアクセス可能という、便利で訪れやすいスポットなんですよ。

北海道らしい大自然の雄大な景色に加え温泉とグルメ、夏はラフティングに代表されるアクティビティに冬は雪質の良い山でのウィンタースポーツなど一年を通して見どころ満載。ニセコは北海道の代表格といっても良い、人気の観光地です。そんな観光リゾート「ニセコ」を満喫するための8つのポイントを紹介します。

目次

観光リゾート「ニセコ」を遊びつくす!8つのポイントご紹介

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1. 雄大で美しい自然「羊蹄山」

ニセコに着くと、まず目に入ってくるのが羊蹄山(ようていざん)。その姿から「蝦夷富士(えぞふじ)」とも呼ばれている、標高約1800メートルの円錐形の山です。山頂付近は普段は雲に覆われていることが多く、晴れた日の存在感はまさに圧巻。ニセコの観光地のいろいろなところから山が見えるので、観光スポットと絡めた記念撮影がし易い、フォトジェニックな名山です。

羊蹄山から北側に連なる山々はニセコ連峰やニセコ連山などと呼ばれ、その中のニセコアンヌプリには、頂上まで登ることのできる夏用ゴンドラがあります。高い山から見る羊蹄山やニセコの壮大な自然は、観光の思い出の写真撮影にぴったりの景色です。

途中のグランヒラフ山頂には、ログハウス風のカフェと自然情報室があり、迫力満点の動物の剥製を見学したり、ニセコの山々や動植物について学ぶことができます。ネイチャークラフトのスペースもありますので、観光の記念やお土産として挑戦してみるのもいいですね。子供たちの夏休みの自由研究にも最適ですね。ガイドと一緒にハイキングに出るコースもあり、ニセコの様々な植物や鳥や虫、野生の動物と出会うことができますよ。

山を降りると、広大な畑に目を奪われます。ニセコで作られている農作物はジャガイモやメロン、トウモロコシなど色々ありますが、収穫シーズンは道の駅で新鮮な野菜を買うことができますよ。また、ところどころに蕎麦の畑があり、花が咲く頃になると一面真っ白の畑となって観光客の目を楽しませてくれます。

2. 量も豊富な美味しい湧き水

羊蹄山をはじめとしたニセコ連山付近は、観光地としてだけでなく名水の地としても知られています。無料で利用することのできる水汲み場が何か所かあり、その水は冬でも凍ることはありません。

豪雪地帯としても知られるニセコ。冬の間に降り積もった雪が自然によってろ過され、美味しい湧き水となっているんです。その量は一日に約8万トンにもなるといわれています。

◆羊蹄の湧き水

「羊蹄の湧き水」は、羊蹄山の南側の麓にある水汲み場。水汲み場周辺は綺麗に整備され水車も置かれ、素敵な雰囲気になっています。湧き続ける水を利用者が汲みやすいように、家庭で使われる蛇口が取り付けられているのも有り難いですね。観光客だけではなく、ニセコの地元の人も家庭で普段使うための水を汲みに来ているんですよ。

隣接しているお店「湧水の里」では、羊蹄の湧き水が使用された手造り豆腐を販売しています。美味しい水を使って作られた豆腐はまさに絶品で、お土産に買い求める観光客が後を絶ちません。色々な種類の豆腐の他にもお総菜や、ドーナツやわらびもちなどのおやつも買うことができますよ。観光のお土産にも最適ですね。

◆京極のふきだし公園

羊蹄山を挟んで反対側にある「京極のふきだし公園」は、観光中の散策にもぴったりの広さ。駐車場が広いので、ドライブ中のリフレッシュとしてひと休みするのも良いですね。園内には広い芝生や売店も設置されており、ちょっとしたおやつタイムにも利用できます。売店の横から入れる散策路は湧き水のポイントに繋がっていて、少し温度が低くなったような清々しい空気を味わえます。

湧き水を汲むことはできますが、駐車場からは少し離れているので、あまり重くなると運ぶのが大変です。観光で訪れる場合はあまり欲張らず、持ち歩き用の水筒やペットボトルに詰めて、その場で味わってみるのがおすすめですよ。

3. ラフティングも熱気球も!魅惑のアクティヴィティ

雄大な自然を誇るニセコ町では、その自然を生かしたアクティビティが豊富にあります。中でも有名なのはラフティングと呼ばれる川下り。レジャーで使われるボートはゴムチューブでできている物が一般的で、一人1本のパドルを持って川を下ります。

雪解けの季節は期間限定の激流ラフティング(中学生以上限定)が楽しめる他、春から秋にかけてのラフティングでは四季折々の景色を堪能することができます。また小さな子供からご年配の方まで、のんびり楽しめるファミリー川下りができるところもありますよ。友人連れ・家族連れなどのグループに適応した遊び方が選べるのが、観光地ニセコのラフティングなのです。主に春から秋のメニューとなりますが、一部では冬季の営業も行っておりますので、冬の川下りを楽しむこともできますよ。

陸の上にも遊びはいっぱい。広大な敷地を利用したゴルフ場や、ニセコ連山に挑む登山・トレッキングツアーなど、多種多様な観光メニューが揃っていて、とても1日では回り切れません。熱気球に乗って、空の上からニセコの大地を眺めてみるのもおすすめです。

もちろんインドア観光派の方も大丈夫。革製品やガラスのクラフト、チーズやバターを作る体験メニューも充実しています。こちらは季節や天候に左右されることもありませんので、アウトドア体験ができなかったという日でも、楽しい1日を過ごすことができますね。

4. ニセコ・パウダースノーの魅力

観光地ニセコを紹介する上で、忘れてはいけないのがウィンタースポーツです。国内外のスキーヤーを虜にさせるのが、世界に知れ渡る上質のパウダースノー。雪に含まれる水分が少ないためサラサラで軽いです。山によって、圧雪コースと非圧雪コースが分かれているのでどちらも楽しめますね。

スキーだけではなく、スノーボードを楽しみたい観光客にとってもパウダースノーは大きな魅力でしょう。通称バックカントリーと呼ばれる、正規コース以外を滑ることができる場所もあるので、ガイドをつけて自然の中を滑り降りる上級者も年々増えているようです。

広大な土地、そして特別豪雪地帯に指定されているほどの降雪量があるニセコには、国内最大規模のスキーリゾートが幾か所もあり、初級者から上級者まで楽しめる工夫が凝らされています。例えば観光で訪れた全くの初心者や初級者には1日スクールやインストラクターつきのコース、上級者はニセコアンヌプリ・グランヒラフ・ヴィレッジ共通のリフト券でそれぞれの山を滑り比べてみる、というのも面白いですよ。

小学生未満の小さなお子様でも安全に遊べるように、スキーとスノーボードが立ち入れない雪の広場が設置されているエリアや、本物のトナカイが引くソリに乗ることができる山も。雪遊びは好きだけれどウィンタースポーツが苦手な人でも、1日中楽しめそうですね。

ワールド・スキー・アワード(世界スキーリゾート賞)で日本最優秀賞に輝いたこともあるニセコスキーリゾート。ウィンタースポーツ好きにはたまらない魅力がいっぱいです。

5. 美しい自然の中にある天然温泉

ニセコには古くから多くの温泉が点在しています。昭和33年に国民保養温泉地に指定されたニセコ温泉郷ですがその歴史は古く、明治時代に倶知安町に入植した中の1人がニセコアンヌプリの麓に温泉を発見したのが始まりだと伝えられています。

現在はラフティングで盛んな尻別川の上流にも温泉が発見され、次第に道内でも有数の温泉郷となっていきました。今ではニセコ駅前温泉、ニセコ湯本温泉郷、ニセコ東山温泉郷など分かれており、大小合わせて15の温泉が点在しています。

泉質はそれぞれに特徴があり、場所や季節によって湯船から見える景色もそれぞれの良さがあります。観光ついでにあちこちの温泉街を回ってみるのもおすすめ。1枚で最大4施設の温泉を利用することができる、観光客に嬉しい湯めぐりパスもありますよ。

それぞれの場所に、違った特徴を持つニセコ温泉郷。気軽に立ち寄れる日帰り入浴施設や宿泊にアクティビティまたはランチとセットになっているプランもあり、その利用法は様々です。行ってみたい観光地や体験したいレジャーによって、ニセコの温泉も合わせられれば最高ですね。

6. 自然の恵みたっぷり!ニセコの極上グルメ

広い大地と美味しい水、そして四季折々の気候に恵まれているニセコ。自然の恩恵をたっぷりと受けたその土地で生産されているのは、実に様々な農作物です。夏の日差しと冬の寒さ、昼夜の寒暖差が強くたくましい野菜を作り上げます。また真夏でも比較的過ごしやすい気温であるため、虫が少なく農薬も必要最小限。さらに近年は無農薬栽培の農家も増えており、小さなお子様にも安心ですね。

地元で作った食材を地元で調理して地元で食べる、これほど食べ物を美味しく頂く方法は他にはありません。ここでは観光中の寄り道にぴったりのグルメスポットをご紹介します。

◆ニセコ高橋牧場レストラン プラティーヴォ

観光客に大人気のニセコ高橋牧場レストラン「PRATIVO(プラティーヴォ)」。メイン1品に野菜ビュッフェがつくランチを提供している他、ディナーではセットメニューや1プレートメニューにお子様ランチもあります。地元の野菜をたっぷり食べられるのが魅力です。

レストラン以外にカフェもあり、こちらでは搾りたての牛乳を使ったスイーツが食べられます。観光中の一休みにぴったり。工房内のショップでもジェラートやシュークリームを販売しており、こちらでも飲食可能。飲むヨーグルトなどのお土産品を地方発送してくれるので、遠方から来た観光客にも嬉しいところです。

ちなみに敷地内の広い芝生には牧草ロールとトラクターが設置されているので、羊蹄山をバックにした写真撮影もおすすめですよ。

◆そば処 楽市

ニセコのグルメといえば、野菜や乳製品だけではありません。自然に恵まれた環境の中、お米やそば粉の生産も盛んに行われています。水が美味しいニセコで作られるお蕎麦は、まさに別格の味。

ニセコ町にある「そば処 楽市」は、手作り感のあるログハウス風一軒家。木の橋のエントランスが素敵なお店です。1日に提供する分だけの量を製粉し、注文を受けてからの手打ち蕎麦なので、打っているところをカウンター越しに見られるという贅沢さ。観光客のみならず、地元の方々でも普段から賑わっているお店ですが、少々の待ち時間も気にはなりません。

ランチではせいろを中心に野菜の天ぷらなどがあり、ディナーは蕎麦懐石のみのメニューが提供されています。

7. ゆっくり滞在して味わいたいニセコリゾート

レジャー施設、温泉、飲食店、そのどれもが種類が豊富で数も多いので、観光地ニセコはとても1日だけでは回り切れません。短時間で一生懸命回ろうと思っても、疲れてしまいますよね。

それぞれに魅力がいっぱいのニセコでは、季節を問わず滞在客がとても多いのです。近年は海外からの旅行客も増え、冬季は観光で訪れる人の半分は外国人の方。もちろん、国内の旅行客も途絶えることはありません。日常を離れての観光旅行は目的にあった場所でゆっくり泊まり、遊びやグルメを目一杯楽しんでみるのはいかがでしょうか。

特におすすめなホテルを2つご紹介します。ニセコにはこの他、気軽に泊まれるペンションや古くからの温泉旅館も点在しているので、グループの人数や滞在日数、観光目的などに合わせて、最適な宿泊施設を選んでみて下さい。

◆ホテルニセコアルペン

グランヒラフの麓にある「ホテルニセコアルペン」は、建物から徒歩1分ほどの場所がスキー場のゴンドラ乗り場という便利な立地にあります。大小様々な客室、温泉大浴場の他にも岩盤浴をはじめとしたリラクゼーション施設があり、露天風呂からは羊蹄山が見られるというロケーション。スキーや観光の疲れも癒されることでしょう。

また、広い売店やスキーロッカーも備えており、ニセコの観光拠点として利用するのにも充分。キッズルームがあるのも嬉しいですね。

◆アンヌプリ・ヴィレッジ

大人数のグループやファミリー連れの観光客に喜ばれるのが、コテージタイプの宿です。キッチン付きの宿泊施設は長期滞在にも最適で、グループ以外の旅行客が居ない気楽さも。食事の時間を自由に決められるのも利点。

ニセコアンヌプリの麓に広がる「アンヌプリ・ヴィレッジ」は、広いキッチンとロフト、リビングには暖炉も備えてある全7棟のコテージ宿泊施設です。グループの人数に合わせて2名から12名まで滞在可能となっており、冬季の送迎や食材の手配や飲食店の予約なども相談に乗ってくれます。観光するだけでなく、自然に囲まれたコテージでのんびりと休暇を過ごすのも、素敵な時間の使い方ではないでしょうか。

8. バターやお菓子も野菜も!お土産も豊富

充実の観光旅行の最後には、お土産も大切ですね。家族や友達、職場への贈り物としてや、自宅用として家に帰ってからも滞在地を思い出したり味わったりすることができます。

ニセコで買うことができるお土産は、乳製品から野菜までと多種多様。食べ物だけではなくメタルクラフトやガラス工芸品の工房なども点在しているので、お土産物屋さんを巡るのも楽しそうですね。

◆ニセコチーズ工房

JAPAN CHEESE AWARDでの入賞を誇る「ニセコチーズ工房」では、さまざまな種類のチーズが揃っています。セミハードタイプやフレッシュタイプなどのあらゆるチーズの他、ドライフルーツを混ぜ込んだデザートチーズも。チーズを使ったプリンやケーキなどのスイーツも充実しており、特にチーズ好きにはたまらないお店です。観光のお土産にぜひお買い求めください。

◆くっちゃんのじゃが太くん

倶知安(くっちゃん)町特産のじゃが芋を使ったお菓子「くっちゃんのじゃが太くん」。その名前の通り可愛いパッケージで、中身はほくほくで美味しい焼き菓子になっています。この「くっちゃんのじゃが太くん」は倶知安開基100周年を記念して、倶知安菓子工業組合が作りました。

ニセコ観光エリアのあちこちで売っているうえ、日持ちもする焼き菓子なので学校や職場へのお土産に求める観光客も多いです。

◆道の駅 ニセコビュープラザ

国道5号線と道道66号線の交差点にあるのが「道の駅 ニセコビュープラザ」です。中央にあるのが情報棟で、中にはニセコの観光案内所と特産品の販売コーナーがあります。季節や行事によって販売している物が違ってくるので、いつ訪れても買い物を楽しむことができます。時には、新米や新蕎麦、地酒を販売していることもありますよ。

その他、軽食コーナーも併設されており、観光に夢中で食べそびれたニセコグルメをお手軽に食べられるのも魅力的。また、敷地内に農産物直売所がありますので、新鮮な野菜を買って帰るのも良いかもしれません。ドライブ観光中のひと休みに、立ち寄ってみてくださいね。

◎まとめ

北海道を代表する観光地「ニセコ」のおすすめスポットをご紹介しました。観光地ニセコは知れば知るほど、行けば行くほど魅力が増してくる町です。どの季節に行っても美しい風景、自然そのままの湧き水、そして美味しい食事と多彩なアクティヴィティ。遊び疲れた後は、温泉でゆっくり過ごすこともできます。いつまでも飽きない観光地「ニセコ」リゾート、その魅力を存分に味わってみてください。

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