日帰りでもOK!和歌山・南紀勝浦温泉の見どころからアクセス方法まで

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日帰りでもOK!和歌山・南紀勝浦温泉の見どころからアクセス方法まで

南紀勝浦温泉は和歌山県東牟婁郡那智勝浦(ひがしむろぐんなちかつうら)にある温泉地。世界遺産の熊野古道にも近く、日本三大火祭のひとつ、那智の扇祭りも有名です。さらに世界遺産の山を4つ有し、日本有数のマグロの水揚げ港など観光地としても楽しみどころが満載のスポット。そんな南紀勝浦温泉は、日本でも数少ない山海が豊かな温泉地で、リアス式海岸には美しい「紀の松島」などの島々が浮かぶ極上の観光地です。

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日帰りでもOK!和歌山・南紀勝浦温泉の見どころからアクセス方法まで

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南紀勝浦温泉とは?

南紀勝浦温泉

出典: PK289

南紀勝浦温泉は、和歌山県では南紀白浜温泉と並ぶ代表的な温泉地です。元々「勝浦温泉」と呼ばれていましたが、最近は「南紀」を冠して「南紀勝浦温泉」と呼ばれるようになりました。

南紀勝浦町は紀の松島から勝浦港にかけて、沢山のホテルや旅館が密集しています。その中でもホテル浦島には忘帰洞と玄武洞という自然の洞窟浴場があり、旧ホテル中の島の紀州潮聞之湯とともに、南紀勝浦温泉のシンボルとなっています。

日帰りで行ける南紀勝浦温泉

南紀勝浦温泉の足湯

出典: しまじろう / PIXTA(ピクスタ)

南紀勝浦温泉の代表的な泉質は硫黄泉。ゆで卵のようなにおいのする温泉で、効能は皮膚病や婦人病などがあります。入浴すると血行も良くなり良いこと尽くし!しかし、硫黄泉は鉄や銅などのアクセサリーをしたまま入浴すると酸化して黒ずんでしまう可能性があるので、入浴前に外しましょう。

ここでは、南紀勝浦温泉に手ぶらで立ち寄れて、多種多様の泉質が楽しめるおすすめ温泉施設を3つご紹介します。

①汐見の湯(ホテルなぎさや)

南紀勝浦温泉、ホテルなぎさやの自慢の温泉。手が届きそうなほど海が近く、開放的な空間を堪能しながら疲れを癒せます。内風呂にはミニ水族館があり、かわいいお魚を観察しながら入浴できるので小さなお子様も大喜び。露天風呂では入江の絶景を眺めたりと、汐見の湯でしか楽しめないポイントが盛り沢山です。

②紀州の名湯 きよもん湯

熊野七薬師のひとつ、湯泉寺の近くにあるきよもん湯。湯泉寺には、湯泉に浸かって薬師様にお参りし、病気が治った人達の杖が奉納されています。内湯のみで浴槽も一つと、南紀勝浦温泉では少し地味。しかし、かけ流しをじっくり堪能出来て湯冷めしない心地良い温度、さらにカランに使用されているお湯もかけ流しでお肌もつるつるになるんですよ!観光客だけでなく、地元南紀勝浦の人からも長く愛される温泉です。

③かつうら御苑 滝見の湯

熊野灘に面した温泉宿、かつうら御苑の温泉。日本一の大滝、那智の滝と海景色を眺めながらゆったりと入浴出来る南紀勝浦温泉の露天風呂です。昼間は青く澄んだ海、夜は漁火や潮騒を望み、非日常的な空間を味わえます。西日本最大級の総ひのき造りで、木の香りに癒される大浴場も文句なしの空間。更に貸切風呂(有料)もあるので、家族やカップルなどプライベートな空間で南紀勝浦温泉を満喫できます。

熊野別邸 中の島(旧ホテル中の島)

南紀勝浦温泉 熊野別邸 中の島

南紀勝浦温泉を代表する「熊野別邸 中の島」は、勝浦港より専用ボートで海を渡る紀の松島に浮かぶ天然温泉宿です。漁港付近に浮かぶ島そのものが温泉旅館で、その広さはなんと約68,000平方メートル。ボートから降りるとそこがホテル中の島という、他では経験できない体験ができます。

エメラルドグリーンや紺碧色に変化する海に囲まれ、打ち寄せる波の音も楽しめます。中の島は島内に6箇所の源泉があり、1日で約800トンもの天然温泉が湧きだしているのが特徴。成分には硫黄が多く含まれているので、シミ予防や美肌効果が期待できて保湿効果もバッチリ!洞窟のような露天風呂は下から温泉が湧き出ていて、身体の芯まで温まります。内風呂からも美しい勝浦の絶景を楽しめて、南紀勝浦温泉で至福のひと時を過ごせること間違いなしです。

ホテル浦島

南紀勝浦温泉のホテル勝浦

南紀勝浦温泉の「ホテル浦島」と言えば、やっぱり「忘帰洞(ぼうきどう)」。大自然が生みだした雄大な忘帰洞は、洞窟の中で自然に温泉が湧出して熱い湯溜りとなった洞窟です。名前の通り、帰るのも忘れてしまうほどの壮大さが見どころです。

天然洞窟風呂の玄武洞(玄武洞)も神秘的な温泉で、湯に浸かると身体の内側から温まります。洞窟の中の温泉につかりながら望む景色は、ホテル浦島でしか見ることのできない絶景。南紀勝浦温泉の名湯と絶景が一挙に楽しめる温泉宿です。

南紀勝浦温泉周辺でランチにおすすめのお店

南紀勝浦温泉のご当地名物料理と言えば、やはりマグロでしょう。南紀勝浦は生鮮マグロの水揚げ量日本一を誇るので、新鮮なマグロをリーズナブルな価格で頂けるお店も多数あります。新鮮なお刺身はもちろん、内臓料理を提供しているお店など、マグロを存分に堪能できますよ。

①竹原

勝浦名物まぐろ定食をはじめ、まぐろの胃袋や目玉が頂けます。カウンターのみの小さなお店ですが、週末には行列が出来るほど。物腰柔らな大将と女将さんが暖かく出迎えてくれる、南紀勝浦温泉周辺のアットホームな人気店です。

②桂城

マグロの刺身はもちろん、マグロカツやマグロフレークと、マグロをありとあらゆる食べ方で楽しめます。土曜日限定で、大将の解説付きマグロの解体ショーも開催。南紀勝浦温泉近くでマグロを食べながら解体ショーが見られ、贅沢な時間が過ごせるお店です。

③まぐろ三昧那智

一番のおすすめメニューはまぐろづくし定食。刺身・カツ・角煮・梅ネギトロを適量ずつ頂けて、ご飯・漬物・味噌汁もついてくる豪華さ。色々な味わいを楽しめて地元南紀勝浦の常連さんも多く大賑わいな人気店です。

万清楼

「万清楼」はホテル浦島の姉妹店。南紀勝浦温泉の中でも塩分が少なく、とても肌に優しい泉質の千代の湯を堪能できます。

季節や天候、温度によってお湯の色が7色に変化するのも特徴のひとつ。源泉かけ流しの落ち着いた静かな庭園風呂は、旅の疲れをゆったり癒してくれます。

万清楼はまさに古き良きという雰囲気で、旅館こそ古いものの味があり、おもてなしも素晴らしくストレスフリーな時間を南紀勝浦温泉で過ごせます。

休暇村南紀勝浦

南紀勝浦温泉

「休暇村南紀勝浦」では、太平洋を一望できる岩風呂や掛け流しの陶器風呂、気泡で全身をマッサージしてくれる絹肌の湯といった、さまざまな浴槽を完備。

昼は太平洋の大海原、夜は満天の星空、朝は眩い朝日と、まさに絶景と大自然を満喫できる露天風呂が自慢です。

朝食はビュッフェスタイルで、水揚げされた分厚い生マグロやフカの干物、まぐろの佃煮など、休暇村でしか味わえない絶品メニューが盛りだくさん!南紀勝浦温泉での贅沢な時間を堪能できます。

◎アクセス方法

南紀勝浦温泉へのアクセス方法をご紹介します。

①新幹線・電車
東京発:JR新幹線のぞみにて東京→名古屋、JR特急ワイドビュー南紀にて名古屋→紀伊勝浦
大阪発:JR特急くろしおにて新大阪から紀伊勝浦
愛知発:JR特急ワイドビュー南紀にて名古屋から紀伊勝浦

②車
東京→紀伊長島I.C→南紀勝浦温泉
大阪→南紀田辺I.C→南紀勝浦温泉
愛知→紀伊長島I.C→南紀勝浦温泉
※南紀勝浦温泉は紀伊勝浦駅下車後、徒歩すぐです。

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