台北の街並みが見える!猫空のアクセス方法から見どころまで

画像出典:ziggy_mars

台北の街並みが見える!猫空のアクセス方法から見どころまで

台北市南部に位置する観光地、猫空(マオコン)は「鉄観音茶」というお茶の名産地。標高500mほどの山間部にあるので、猫空からは台北の街並みを一望できます。また茶芸館が点在しているので、たくさんの台湾茶を一度に楽しみたいという方におすすめ。豊かな自然のなかで名産の台湾茶を楽しみながら、ゆっくり過ごしてみませんか?猫空の見どころやアクセス方法について紹介します。

目次

台北の街並みが見える!猫空のアクセス方法から見どころまで

目次を閉じる

1. 猫空ロープウェイ

出典: Kanon Tacharoenmaung/shutterstock

猫空への交通手段として利用する猫空ロープウェイ。ただの交通手段としてではなく、台北の街並みを眺める一つの観光スポットとして人気です。

全長は4,033mで、動物園駅・動物園内駅・指南宮駅・猫空駅の4つの駅を結びます。ゴンドラには可愛らしいキャラクターのイラストがプリントされているので、お子様にも人気。一部のゴンドラは「クリスタルキャビン」といい、床が全面ガラス張り仕様になっているので、台北の景色をよりハッキリ見ることができますよ。

MRT文湖線「動物園駅」よりすぐのところに、ロープウェイ「動物園駅」があります。運賃は70元~120元(約250円~430円)。「悠遊カード」という台北の交通ICカードの利用も可能です。

■台北のおすすめ観光スポット■
▶ 心休まる癒しの台湾・台北のおすすめ観光スポット19選!

◆猫空ロープウェイの営業時間

猫空での滞在時間は、ロープウェイが運行している時間に限られるため、ロープウェイの運行時間は必ずご確認ください。

・月~木曜日  9:00~21:00 
・金・祝前日  9:00~22:00
・土・祝日   8:30~22:00
・日・祝最終日 8:30~21:00

また、月曜日は毎月第一月曜日と祝日の場合のみの運行となるのでご注意を。

2. おすすめの茶芸館

出典: Thomas E Walker/shutterstock

◆完全個室の茶芸館「四爺 SihYe」

ロープウェイ「猫空駅」降りてすぐにある「四爺 SihYe」は、プライベートをしっかり確保できる完全個室です。

元々有名レストランでしたが、2018年に茶芸館としてリニューアルオープン。台湾茶は、本格的な茶器を使った「功夫茶」で楽しむのがおすすめです。お食事は、茶葉を使った料理が人気。地元猫空で取れた新鮮なお茶を贅沢に堪能できる茶芸館です。

◆茶農家が営む茶芸館「美加茶園」

猫空で有名な老舗の茶農兼茶芸館、「美加茶園」。自家製の茶葉を自主販売する「自製自銷」のスタイルです。

ロープウェイ「猫空駅」より徒歩約7分のアクセス。お食事場所とお茶を飲む泡茶場所が分かれていますが、どちらも眺めが抜群です。自家で大事に育てられた茶葉を製茶、販売まで行うのが「美加茶園」の特徴。こだわりの台湾茶を楽しむことができます。

4. おすすめのアイスのお店

出典: Supawit Srethbhakdi/shutterstock

◆茶葉を使ったアイスクリームが人気「觀鼎休間茶園」

「觀鼎休間茶園」はお茶屋が併設されたギフトショップ。ここでは、茶葉を使ったアイスクリームが人気です。アイスクリームには「猫空」にちなんだ猫の形のクッキーが刺さっています。

フレーバーは、鉄観音茶と抹茶の2種類。ミックスにすることもできますよ。

他にも、「觀鼎休間茶園」にはお茶に関連する猫空のお土産が盛りだくさん。本格的な茶葉や、ミニサイズのお土産用茶葉セット、茶器なども販売。お茶を使ったクッキーなど、手軽なお菓子もありますよ。

アクセスはロープウェイ「猫空駅」よりすぐ。猫空でたくさん観光して、帰りのロープウェイに乗る前に気軽に買い物できますね。

5. 夜景が見える所

出典: Mulder Chiu/shutterstock

猫空で台北の絶景を楽しみたいなら、見晴らしの良いレストランでのディナーがおすすめ。「猫懶(MAOLAN)」では、景色を見ながらお食事を楽しむことができます。先述した茶芸館「四爺 SihYe」の2階にあります。

オープンテラススタイルのレストランなので、見晴らしは抜群。ドリンクやアルコール、軽食類が充実しています。夜になると店内がランタンでライトアップされるため、雰囲気も良いです。眺めがいい端の席が人気ですが、どこからでも景色を望むことができます。

ですが、一番のおすすめはロープウェイからの景色。夕方日が落ちる頃に乗車し、下山ながら夜に変わっていく様子は圧巻です。是非ゴールデンタイムに合わせて乗ってみてくださいね。

6. 遊歩道

出典: Atosan/shutterstock

猫空は茶畑が広がる自然豊かなエリア。お茶や景色を楽しむのも良いですが、遊歩道での散歩もおすすめの過ごし方です。

「樟樹歩道」は、緑が多く人気のハイキングコース。ロープウェイ「猫空駅」を起点に約1.5キロメートルで、往復1時間ほどで歩けます。他の遊歩道に比べ、なだらかで歩きやすいのが特徴。茶畑をわき目に進んでいくので、お茶の良い香りを楽しみながら散歩できます。茶畑だけでなく池や花畑などの自然が多く、古い農業施設も残っていてどこか懐かしい景色が広がります。

「樟樹歩道」を進むと「樟湖歩道」に繋がります。「樟湖歩道」は「樟樹歩道」に比べて山道が多く、その分発見がたくさんあります。2つの遊歩道を合わせると全長は約3.2キロメートルになるので、体力に自信のある方はチャレンジしてみてはいかげでしょうか?

7. アクセス方法

出典: ja.m.wikipedia.org

猫空へのアクセスは、MRTと猫空ロープウェイを利用します。MRT文湖線「台北駅」より約1時間でMRT文湖線「動物園駅」に到着。ここまでは乗り換えなしの1本なので、簡単にアクセスできます。

MRT文湖線「動物園駅」を出ると、徒歩約5分の距離に猫空ロープウェイ「動物園前駅」があります。ロープウェイはここから乗車。約30分で終点の「猫空駅」に到着します。

ロープウェイは途中「動物園内駅」と「指南宮駅」の2駅を挟みますが、観光と景色を楽しみたいのであれば終点まで行くことをおすすめします。

◎おすすめの時期、時間帯

おすすめの時間帯は、お昼頃に到着し、日が落ち始めたくらいで帰りのロープウェイに乗ること。タイミングが良ければ台北の絶景をロープウェイから望むことができます。

時期はコスモスが咲き始める秋頃がおすすめ。4~9月は台湾が雨期に入るので、台風のピークも過ぎた10~11月がベストシーズンです。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

台北でおすすめの記事

台北のアクセスランキング