海外航空券は2019年10月以降がオトク!? 燃料サーチャージ値下げについて解説

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海外航空券は2019年10月以降がオトク!? 燃料サーチャージ値下げについて解説

2019年10月1日からの消費税の増税によって、財布のヒモが堅くなってしまったという人は少なくないでしょう。金額が大きくなればなるほど増税分の負担も大きくなるため、旅行なども当分は控えた方が良いのではと考えるのが普通です。ところが、こと飛行機に乗っての海外旅行については、むしろ10月以降の方が、10%引き上げ前の9月よりもオトクになることもあるんです。その理由は、大手航空会社の燃料サーチャージにあり!そこで今回は、知って得する10月以降の海外航空券情報を、燃料サーチャージそのものの説明も踏まえてわかりやすく解説します。

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海外航空券は2019年10月以降がオトク!? 燃料サーチャージ値下げについて解説

そもそも海外航空券には消費税がかからない

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消費税が8%から10%に引き上げられるにあたって、増税前のいわゆる駆け込み需要が話題となりました。とくに飛行機をはじめ鉄道や船などの旅客輸送運賃には、実際の利用が増税後であっても、支払いが2019年9月30日までに完了していれば税率8%の料金でよいとする経過措置が適用されます。

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ですがこれらは国内での移動に関してのこと。実は海外航空券には、そもそも消費税が課されていないんです!したがって、消費税が上がろうが下がろうが、海外航空券の価格は基本的に変わりません。

ただし、空港使用料やキャンセルの際の払戻手数料、LCC(格安航空会社)などでの手荷物料金や座席指定料金など、航空券以外の諸費用については課税対象となっています。とはいえその差分は大した金額にはならないため、ほとんど気になることはないでしょう。

JAL・ANAは2019年10月に燃料サーチャージを値下げ!

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海外航空券には消費増税の影響はほとんどないとして、それではなぜ2019年10月以降がお得になるのでしょう。カギとなるのが、JALやANAをはじめとする大手航空会社が発表した燃料サーチャージのの値下げです。

燃料サーチャージは、多くの航空会社が2か月ごとに金額の見直しを行っています。2019年10月1日の料金改定によって、同年10月・11月購入分の航空券については燃料サーチャージが大幅に引き下げられることになりました。

韓国や極東ロシアなど近距離路線では500円割安になるだけですが、遠距離になればなるほど引き下げ幅は大きくなります。ヨーロッパや北米(ハワイを除く)、中東、オセアニア方面では片道で3,500円、往復では7,000円も、9月中に購入するより安くなるんです!これは2%増税分をはるかに超える額になるため、2019年の9月中よりも10~11月のほうが、また近場よりも遠方の海外旅行の方がオトクになるという寸法です。

燃料サーチャージってなに?

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そもそもそもそも、燃料サーチャージとはいったい何者なのでしょうか?サーチャージ(Surcharge)とは運賃に加算される諸料金のこと。燃料サーチャージは燃油特別付加運賃や燃油サーチャージなどとも呼ばれ、航空機燃料の石油の価格に応じて変動・徴収される追加料金です。

1970年代の石油危機による船舶輸送の費用高騰を受けて、海運業界が導入したのがきっかけとされてます。1991年の湾岸戦争を機に再び原油価格が高騰・不安定化すると、燃料サーチャージは航空業界にも広まっていきました。

あくまで燃料費の高騰分を航空券料金に反映させるものなので、石油価格が一定水準を下回れば、徴収されることはありません。価格変動のリスクを利用客に転嫁するのは問題があるという意見もありますが、運賃の安定や過剰な価格競争の抑止、ひいては航空業界そのものの衰退の防止に寄与しているといわれています。

燃料サーチャージを導入しているのは主に海外路線で、日本の国内線では唯一フジドリームエアラインズ(FDA)が徴収しています。また国際線であっても、LCCでは採用している会社は少数です。ただし近年はLCC業界でも導入が広がりつつあるので、航空券を探す際は燃料サーチャージの有無を確認した方が良いでしょう。

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