名称:ハワイ州観光局
公式・関連サイトURL:https://www.gohawaii.jp/
初めてのハワイ旅行|オアフ島・ハワイ島・マウイ島・モロカイ島・ラナイ島・カウアイ島
太平洋の真ん中に浮かぶハワイは、青い海、白砂のビーチ、ヤシの木、サーフィンというイメージどおりの観光地。訪れた人のほとんどがリピーターになってしまう常夏のリゾートアイランドです。
そんなハワイへ初めて旅行する方向けに、ハワイの基本情報と、オアフ島・ハワイ島・マウイ島・モロカイ島・ラナイ島・カウアイ島の特徴と魅力、観光スポットをご紹介します。
どんな人におすすめで、アクセスは?などの疑問もサクッと解決!これで初めてのハワイ旅行の計画もバッチリですよ。
目次
初めてのハワイ旅行|オアフ島・ハワイ島・マウイ島・モロカイ島・ラナイ島・カウアイ島
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ハワイって、どんな島があるの?
まず、ハワイ諸島のロケーションから確認します。
◆ハワイの玄関口「オアフ島」
ホノルルやワイキキがあるのは、オアフ島です。「ハワイ=オアフ島」というイメージどおり、まさにオアフ島はハワイの中心。ハワイを訪れる観光客のほとんどが、オアフ島南部の「ダニエル・K・イノウエ国際空港」に降り立ちます。
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◆島々の並び方にはワケがある!
ハワイ諸島の島々は、北西のカウアイ島から、南東のハワイ島まで直線上に連なっています。何だか不思議な気がしますが、これには理由があるんですよ。ハワイ諸島が乗っている太平洋プレートは北西方向へと移動しているため、北西に位置する島ほど古く、南東ほど新しく形成された島、という法則があります。
このことから最初にできた島は北西に位置するカウアイ島で、次がオアフ島、モロカイ島、ラナイ島、マウイ島ということがわかります。
最も南東にあり一番新しく誕生した島がハワイ島で、その活動は現在進行形!このハワイ島南東部にあるキラウェアは、火山活動が非常に活発な活火山として世界的に知られています。
それではさっそく、各島を順に見ていきましょう。
1. オアフ島
政治・経済の中心地であるオアフ島は、ハワイで最も観光客が多い島です。ハネムーンやカップル、ファミリー、グループ、一人旅など、どんな方にもオススメできるのがオアフ島。初めてハワイへ行く方はもちろん、初めての海外旅行先にも最適です。
オアフ島は見どころが多いので、大きく5つのエリアに分けました。それぞれ、特徴とおすすめの観光スポットをチェックしていきます。
①ホノルル
ホノルルは、オアフ島南東部にあるハワイの州都。政治・経済・文化の中心で、ハワイ州全人口の約7割がホノルルに集まっています。
ダニエル・K・イノウエ国際空港があるのもここ。グルメ・ショッピング・遊びのトレンドでもあるホノルルは、オアフ島で最も観光客が多くにぎやかなエリアです。
ダウンタウンには、庁舎やオフィスビルなどが建ち並んでいます。
ハワイ州最高裁判所前のカメハメハ大王像。
ハワイ王国の公邸だったイオラニ宮殿。
世界屈指のビーチリゾートであるワイキキビーチは、一年中マリンスポーツや海水浴などができる楽園。まさに私たちが最初にイメージするハワイがここにあります。
ワイキキには、リゾートホテル、コンドミニアム、デザイナーズホテルなど多くの宿泊施設があるので、好みでチョイス。
ワイキキのメインロードであるカラカウア通り沿いには、「インターナショナルマーケットプレイス」や
「ロイヤルハワイアンセンター」などの大型ショッピングモール、
免税店の「Tギャラリア」などがあります。
ワイキキビーチ一帯には、スーパー「ABCストア」が点在。
高級ブランド、衣類やアクセサリー、雑貨、お土産品、食料品などさまざまなショップ、レストランやカフェなどが軒を並べています。
ワイキキの西側にある「アラモアナセンター」は、約350の店舗が入居する世界最大級のショッピングモール。
ホノルルを移動するなら、市内を走るザ・バスや、観光に便利なワイキキトロリーを乗りこなすのがコツですよ。
【耳より情報】
JCBカードを提示すると、ワイキキ~アラモアナセンターを結ぶワイキキトロリーの「ピンクライン」が無料で乗車できます。JCBカードをお持ちの方は、忘れずに持って行きましょう。
ダイヤモンドヘッドは、ワイキキビーチのシンボル的火山。ホノルルエリアはもちろん、ハワイで外せない観光名所です。
▶ダイヤモンドヘッド
カカアコは、今注目のSNS映え必至の観光スポット。
一帯を歩きまわりながら、建物の壁に描かれた多種多彩なウォールアートを楽しみ、写真をいっぱい撮りましょう!
「この木なんの木」で知られるモアナルア・ガーデンズは、空港から車で約10分と近い立ち寄りスポットです。
②セントラル
パールハーバーからオアフ島の中央部一帯がセントラルエリア。ホノルルの喧騒から離れ、ローカル色を感じられます。
さまざまな種類のパイナップルを栽培しているドール・プランテーションは、ファミリーで遊び、カップルやグループで楽しめるおすすめの観光スポットです。
パイナップルエクスプレスのトレインツアーやガーデンツアーで、広大な農園を巡れます。
広大なガーデン迷路に挑戦。
パイナップル・ソフトクリームはイチオシ!
ハワイ最大のアウトレットモール「ワイケレ・プレミアム・アウトレット」にも行ってみましょう。
③ノースショア
オアフ島の北海岸、ノースショアは高波が有名なサーファーの聖地。ワイキキビーチと真逆のエリアです。
その玄関口になる街が、ハレイワ。ハワイの古き良き時代のオールドタウンでは、散策観光やグルメを満喫できます。
ノースショアで外せない、フリフリ・チキン!
ガーリック・シュリンプ。
カラフルなアメリカンサイズのシェイブアイス。
行列の絶えない「マツモトシェイブアイス」をはじめ、複数店舗で味わえます。
トップクラスのサーファーが集まるエリアなので、サーフショップや雑貨店にも立ち寄りたいですね。
ノースショアの観光は、ホノルルからのツアーを利用するか、レンタカーで。
セントラルエリアをドライブ観光しながら、ノスタルジーな風情も堪能しましょう。
④ウィンドワード
ウィンドワードは、オアフ島の東海岸エリア。全米ビーチランキング常連のカイルア・ビーチやラニカイ・ビーチなど、美しい海が広がっています。
「天使の海」は、引き潮の時だけ浮かび上がる憧れのサンドバー。シュノーケリングなどとセットになったツアーで参加するのがオススメです。
『ジュラシック・ワールド』や『GODZILLA ゴジラ』など映画のロケ地としても有名なクアロア・ランチは、大自然の中で大人も子供も楽しめる観光スポット。
▶クアロア・ランチ
あの恐竜たちが暴れた映画の世界を、四輪バギーや乗馬などのアクティビティで体感できます。
⑤リワード
オアフ島西海岸のリワードは、海岸沿いにリゾートホテルが点在するエリアです。
出典: Anthony Quintano (CC BY 2.0)
「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ」は、ディズニーが展開するリゾート。子どもはもちろん大人にも人気がありますよ。
名称:オアフ島
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2. ハワイ島
ビッグ・アイランドと呼ばれるハワイ島は、名前のとおりハワイ諸島で一番大きな島。地球のエネルギーと大自然を体感できる観光地です。日本からの直行便がハワイ島西部のコナ国際空港に就航していて、アクセスが良いのも魅力!
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標高4205mのマウナ・ケアは、日本の「すばる望遠鏡」をはじめ、13基の天文台が設置されたハワイ最高峰の火山。サンセットやスターウォッチングを目的に、世界中から観光客が訪れています。
活発な活火山で有名なキラウェア火山は、2018年5月に噴火しましたが、同年9月には沈静化。立ち入り規制は大幅に緩和され、観光可能な場所が増えてきました。国立公園局の最新情報をチェックして、観光計画を立てましょう。
▶観光可能エリアの最新情報
レインボーフォールズやワイピオ渓谷など、緑豊かでダイナミックな自然も見どころ。
全米一に輝いたハプナビーチで、マリンリゾートを楽しみましょう。
名称:ハワイ島
公式・関連サイトURL:https://www.gohawaii.jp/node/1280
3. マウイ島
マウイ島は、大自然のリゾートでゆったりしたバカンスを楽しみたい方におすすめ。マウイ島へのアクセスは、ホノルルで国内線に乗り継いでカフルイ空港へ向かいます。
ゴルフや
マリンアクティビティなどを楽しみながら
優雅な大人の時間を過ごせます。
出典: Prayitno / Thank you for (12 millions +) view (CC BY 2.0)
オールドハワイを感じられるラハイナで、ショッピングやグルメを楽しみましょう。
「渓谷の島」と呼ばれる由来になったイアオ渓谷州立公園は、人気のパワースポット。
ハレアカラ山頂からサンセットや星空を眺めて、壮大な自然を体感してみませんか?
4. モロカイ島
オアフ島とマウイ島の間に位置するモロカイ島は、手つかずの自然が残る横長の島。ハワイらしさを堪能できるフレンドリー・アイランドです。
モロカイ島西部のパポハク・ビーチは、ハワイで最も静かといわれる広大なビーチです。観光客の少ない美しい砂浜ですが、波は強め。
小さな子供連れのファミリーには、波の穏やかなクミミ・ビーチがおすすめです。
島の南側には、ハワイ最大級のサンゴ礁が広がっています。
モロカイ島北東部は、楯状火山で形成された断崖や渓谷がダイナミック。ハラヴァ渓谷やカラウパパ国立歴史公園を、トレッキングなどで楽しみましょう。
名称:モロカイ島
公式・関連サイトURL:https://www.gohawaii.jp/node/1278
5. ラナイ島
ラナイ島は、マウイ島の西に浮かぶ島です。アクセスは、マウイ島からクルーザーで約45分、または、オアフ島から飛行機で約30分。観光客が少なく、プライベートなリゾートライフを過ごしたい方にはラナイ島がオススメ。
ラナイ島南部のフロポエ・ビーチには、至福の時間を過ごせるフォーシーズンズ・リゾート・ラナイがあります。ラグジュアリーな高級リゾートで、自然と静寂を心ゆくまで満喫してください。
フロポエ・ビーチに南側は、断崖絶壁の景勝地。岬の沖には、伝説の残る巨岩「プウ・ペヘ」が浮かんでいます。
プウ・ペヘは、上から見るとハート形に見えることから「スイートハート・ロック」とも呼ばれています。
ラナイ島は、南部と北部でガラッと雰囲気が異なります。ケアヒアカヴェロは、4WDでしか行くことができない秘境。「ガーデン・オブ・ザ・ゴド(神々の庭園)」とも呼ばれています。巨岩が点在するこの光景を目の当たりにすると、ラナイ島が「神秘的な島」と呼ばれる理由にも納得!
出典: Forest & Kim Starr (CC BY 3.0)
ペトログリフをはじめ、ラナイ島には100以上の遺跡が残っています。
名称:ラナイ島
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6. カウアイ島
ハワイ諸島最古のカウアイ島は、壮大な大自然を体感できる、冒険の島。
迫力の造形美に圧倒されるナパリ・コーストは、死ぬまでに一度は見てみたい絶景!針のように尖った峰が、約27kmにわたり続いています。
ナパリ・コーストは、陸路からはアクセスできない秘境です。ボートで、セスナで、ぜひその迫力を感じてみてください。
「太平洋のグランド・キャニオン」と呼ばれるワイメア渓谷。
約25mの崖上から2本に分かれて落ちるワイルア滝は、道路から眺望OK!
ワイルア川を、カヤックやカヌーで下ってみましょう。
ラナイ島のリゾートでは、ゴルフをしたり
景色を見ながらゆったり過ごせます。
遠浅で穏やかなポイプ・ビーチは、子供連れでも安心して海水浴を楽しめるビーチ。ハワイの固有種で絶滅危惧種のアザラシ「ハワイアン・モンクシール」に高確率で出会えます!
出典: Mary and Andrew (CC BY 2.0)
2018年4月の洪水で閉鎖されていたハエナ州立公園やナパリコースト州立荒野公園は、制限付きながら2019年7月から入場できるようになりました。ただし予約が必要で、現在も交通規制が敷かれているため、最新情報を確認しておきましょう。
▶入場・車両アクセス情報
名称:カウアイ島
公式・関連サイトURL:https://www.gohawaii.jp/node/1276
7. まとめ
ハワイ諸島の中で、オアフ島とハワイ島には東京から直行便が就航しています。ハワイ島の乗り継ぎ便、マウイ島、カウアイ島などへは、ホノルルで国内線に乗り継ぐため、オアフ島と組み合わせた旅行プランにするのがおすすめ。モロカイ島やラナイ島は、マウイ島から日帰り観光も可能です。
初めてのハワイ旅行では、ハワイらしさを満喫できるオアフ島はマスト。旅程に余裕があれば気に入った島をプラスして、オリジナルのハワイ旅行を楽しんでくださいね!
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