名称:ワット・プラシーサンペット(Wat Pra Srisanpet)
住所:Amphur Muang, Ayutthaya 13000
公式・関連サイトURL:https://www.tourismthailand.org/Attraction/Wat-Phra-Si-Sanphet--2
拝観時間:7:00~18:00
拝観料:50バーツ
見どころ:19〜21時のライトアップ
古都・アユタヤ遺跡を観光しよう!一人旅やツアー旅行もおすすめ
タイの首都バンコクから北へ80km。チャオプラヤー川とその支流に囲まれ、かつてはヨーロッパ諸国と貿易が発展し「ロンドンのように見える」ともたたえられた国際都市アユタヤ。
寺院跡や王宮跡は当時のまま残され、歴史公園として世界文化遺産にも登録されています。ここでは静かに時を止めた古都アユタヤの行き方や観光スポット、周辺のホテル事情などについてご紹介します。
目次
古都・アユタヤ遺跡を観光しよう!一人旅やツアー旅行もおすすめ
アユタヤまでの行き方
日本からアユタヤへは、一度バンコクを経由する必要があります。日本からバンコク(スワンナプーム国際空港):6〜7時間ほど
<所要時間目安>
・東京や札幌発の場合:
→7時間
・大阪や名古屋発の場合:
→6.5時間
・福岡発の場合:
→6時間弱
この他にバンコクへの直行便は『ドムアン空港』もありますが、日本からの時間は変わりません。
またLCC(格安航空会社)の利用も可能で、『エアアジア・ジャパン』や『ジェットアジア・エアウェイズ』などがあります。少しでも金額を抑えたい方にはオススメですが、乗り継ぎが増えるので直行便にくらべ到着に時間がかかります。
バンコクからアユタヤに行くには?
バンコクにつけば、アユタヤまではもうすぐそこです。交通手段としては、"バス"か"電車"になります。どちらも所要時間はほとんど変わりませんが、行き帰りで交通手段を変えてみるのも違ったアユタヤの雰囲気を楽しめるはずです。
※アユタヤはとても暑いので暑さ対策を万全にしてください。アユタヤを観光する際は歩くよりも自転車や次に紹介します交通手段を主に利用されます。
<2等バス>
[費用:60バーツ]
・北バスターミナルより30分〜1時間おきに、アユタヤへ向かう長距離バスがでています。
・アユタヤまでの所要時間は1.5〜2時間ほどとなります。
<ロットゥー>
[費用:ターミナルによる]
北バスターミナルから60バーツ
旧南バスターミナルから70バーツ
ロットゥーはいわゆるミニバンです。乗り合いになるため、快適さはバスに比べると…ただ20分おきくらいにでているため、待ち時間がもったいないと思う人にはおすすめです。
所要時間は2等バスと変わりません。
<電車>
[費用:列車による]
・2等:35〜65バーツ
・3等:15〜45バーツ
・特急・急行:175〜345バーツ
もっともわかりやすく、はじめてでもハードルが低いのが電車での移動です。クルンテープ駅〜アユタヤ駅まで、現地の時刻表では1.5時間前後となります。ただ日本ほど時間にきっちりはしていないので、出発時刻が20〜30分遅れることもしばしば…
※クルンテープ駅について
クルンテープ駅は、バンコクのとても長い正式名称の先頭をとって呼ばれています。
<バンコクの正式名称>
"クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット"
また、クルンテープ駅以外にも「フアランポーン駅」と現地の人には呼ばれ、英語名では「バンコク駅」や「バンコク中央駅」とも呼ばれます。呼び名がいくつもあるので紛らわしいですが、いずれも同じ駅となります。
アユタヤ観光に適した服装
アユタヤは熱帯に位置しているため1年を通して暑いです。平均気温は28℃とかなり高め。日本にくらべ日差しも強いことから、熱で体力を奪われないよう熱中症予防することが大切です。Tシャツ1枚で十分過ごせる気候ですが、外が暑い分、建物内はエアコンが効きすぎていることも。女性は薄手の羽織りものを1枚もっていると、からだを冷やさず済むはずです。
アユタヤおすすめ観光スポット
「ここだけは行っておきたい!」アユタヤの観光スポットをご紹介させていただきます。
ワット・プラシーサンペット
ワット・プラシーサンペットはアユタヤ王宮の中でもっとも重要な寺院とされていました。1491年に建てられ、総重量171kg高さ16mにもなる黄金におおわれた仏像が置かれていたと伝えられています。
しかしその仏像は、ビルマ軍との戦いで跡形もなく破壊されてしまいました。今ではアユタヤのシンボルとも言える、3人の王が眠る3基の仏塔だけが残されています。
どこか歴史の重みが感じられる、古きアユタヤを知る貴重な文化遺産となっています。
ワット・ローカヤースッター
ワット・ローカヤースッターには、全長28mにもなる巨大な寝仏があります。タイの人にとって、ここは信仰の場所とされています。手前には小さな寝仏も横たわっており、金箔を治したい部位に貼ると治ると信じられています。
寝そべり静かに微笑むその様には、ひとときの安らぎが感じられるはずです。
名称:ワット・ローカヤースッター(Wat Lokayasutha)
住所:Pratuchai Phra Nakhon Si Ayutthaya Amphoe Phra Nakhon Si Ayutthaya
拝観時間:24時間
拝観料:無料
見どころ:全長28mもの仏様
ワット・マハータート
ワット・マハータートはワット・プラ・シー・サンペットと並び重要とされる寺院です。重要な文化財であると同時に、ビルマとの戦いの爪痕をもっとも感じられる場所でもあります。当時は高さ44mにもなる仏塔が建っていたとされます。
しかし戦いによって破壊されてしまい、今ではコケが生えたレンガ積みの仏塔が残っているのみ。また、シンボルとなっている木の根と一体化した仏頭や頭部だけがない仏像が並んでいたりもします。
アユタヤ王朝の400年も続いた繁栄の幕引きが、どれだけ無惨なものだったかを垣間見ることができます。
名称:ワット・マハータート(Wat Mahathat)
住所:Chikun Tha Wasukri Phra Nakhon Si Ayutthaya
拝観時間:8:00~18:00
見どころ:19〜21時のライトアップ
バン・パイン宮殿
バン・パイン宮殿は、歴代の王様たちが夏を過ごすための離宮として利用されていました。とても広い敷地内にはパビリオンと呼ばれる館があり、現在も王室の住居(プラ・ティナン)であり、迎賓館の役割も果たしています。
<プラ・ティナン・アイサワン・ティッパアート>
池に中央に浮かぶ十字形のタイ建築です。水面に映る姿は、とても幻想的です。
<プラ・ティナン・ワローパート・ピマーン>
宮殿の入り口から北側にある西洋風の建物です。王の居室としてや、謁見の間として使われていました。
今でも儀式の時などに使われているそうです。
<プラ・ティナン・ウェーハート・チェムルーン>
中国風の建物で、中を見学することもできます。注目して欲しいのは、床のタイルに描かれた絵。1枚1枚が手書きで、美しい鳥や動物などが描かれています。そのため靴を脱ぐのが決まりとなっています。
また中国風の玉座や日本の伊万里焼なども飾られています。
<プラ・ティナン・ウタヤーン・プミサティアン>
スイスのシャレー地域を意識して作られたのが、プラ・ティナン・ウタヤーン・プミサティアン。主に迎賓館として利用されています。
<ホー・ウィントゥン・タサナー>
ポルトガル式の天文台になり、王様が天体観測に使っていたと言われています。塔に登ることができ、景色を一望することができます。
名称:バン・パイン宮殿(Bang Pa-In Palace)
住所:Ban Len, Bang Pa-in, Phra Nakhon Si Ayutthaya
拝観時間:8:00~16:00
拝観料:100バーツ
見どころ:大量の黄金が施された池の上に建つ離宮
アユタヤのホテル事情
アユタヤの宿泊施設は、チャオプラヤ川とその支流のパーサック川、アユタヤ歴史公園に囲まれた地域に集まっています。ホステルやゲストハウスが中心で、ほとんどが低価格で宿泊が可能です。
また高級ホテルやリゾートホテルに宿泊したい場合は、アユタヤの中心部から1km以上離れるとあります。日帰りで戻ることもできるので、バンコク市内に宿泊するのもおすすめです。
国内のエリア一覧
海外のエリア一覧
カテゴリー一覧
skyticketで最安値を確認!
-
航空券
-
レンタカー
-
ホテル