「ニューかめりあ」で行く福岡(博多港)から韓国・釜山へフェリーの旅!

画像出典:提供:カメリアライン

「ニューかめりあ」で行く福岡(博多港)から韓国・釜山へフェリーの旅!

韓国第二の都市である釜山。韓国は日本からの距離も近く、福岡県民はもちろんのこと、身近な海外旅行先としても人気の観光スポットです。そんな韓国・釜山に福岡(博多港)から行くなら、飛行機でなくフェリーでの渡航がおすすめです。「ニューかめりあ」は比較的格安料金で行くことができ、韓国・釜山港まで飛行機やジェットフォイルにはないフェリーならではの旅が味わえます。行きは福岡空港からLCC、帰りはニューかめりあという旅もよいでしょう。
「ニューかめりあ」でのフェリー旅には、ここでしか味わえないたくさんの魅力も盛りだくさんです。この記事では、手軽かつ格安料金で海外への船旅を味わえる福岡(博多港)~韓国・釜山のフェリー航路である「ニューかめりあ」についてご紹介いたします。
※こちらの情報は2023年11月現在のものです。

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目次

「ニューかめりあ」で行く福岡(博多港)から韓国・釜山へフェリーの旅!

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1.ニューかめりあとは?福岡(博多港)⇔韓国・釜山を結ぶフェリー

フェリー「ニューかめりあ」は、カメリアライン株式会社によって福岡(博多港)と韓国・釜山間を週7往復運航(ドック期間除く)しています。大海原でも安心安定の全長170メートル・幅24メートル・総トン数19,961トンというスペックを持つ大型フェリーは展望風呂をはじめレストランにカラオケなど、船内のアメニティーも充実しています!名前の「かめりあ」とは椿(つばき)の英語名。釜山の市花である「椿」と福岡の市花である椿科の「さざんか」からとられ、日韓友好の懸け橋になるよう願いを込め命名されました。

2.ニューかめりあを使うメリットは?

ニューかめりあのロビー(カメリアライン提供)

出典: 提供:カメリアライン

ニューかめりあを利用するメリットは、なんといっても時間に縛られない、ゆったりとした旅を楽しめること。また、飛行機や高速艇(ジェットフォイル)のようにシートベルトがないので船内を気軽に散策できるのもポイントです。
そして、荷物の重量規制も飛行機に比べて緩やかです。手荷物は三辺(縦×横×高さ)が2mを超えない範囲で30kgまで無料で持ち込み可能!女子旅ならば、K-POPアイドルの推しのグッズを山ほど買っても重量を気にすることはほとんどありません!したがって、韓国まではLCC利用、お土産を持って韓国から帰国する際は「ニューかめりあ」という利用の仕方もあるでしょう。

3.韓国・釜山に向かうには福岡市の博多港国際ターミナルから!

博多駅より西鉄バス(88番バスまたはBRT)で20分ほど、福岡空港からタクシーで20分ほどのところにある「博多港国際ターミナル」。ニューかめりあをはじめとした国際フェリー・ジェットフォイルが発着しています。なお、壱岐・対馬・五島列島行きのフェリー乗り場とは別の場所なのでご注意くださいね!

◆博多港国際ターミナル内の様子

エントランスを入ると目の前左手にカメリアラインのカウンターがあります。まずはこちらでチェックイン。チェックイン時間は11時半までです。
※skyticketで購入の場合、燃油サーチャージ料等の諸費用はすべて含まれております。
空席があればチケットの当日購入も可能ですが、skyticketで前もって予約しておくのが安心でしょう。

◆インフォメーションデスク

エントランスのすぐ右手にはインフォメーションデスク。韓国への渡航に際してわからないこと、不安なことなどあればこちらで確認しておきましょう。

◆韓国料理レストランもある

まだ手続きまでに時間があって空腹なら、右奥にある「コリアンダイナー・コパン」で一足早く韓国料理を楽しむのもいいですね。

1階には他にも外貨両替所、コインロッカーがあります。

◆展望デッキ&レストランも

3階にはレストラン「ハーバービレッジ」と展望デッキがあり、出港スタンバイ中の「ニューかめりあ」の雄姿を眺めることもできますよ!白地に緑・赤・青のラインがカッコイイですね。

4.出国審査を経ていざ、韓国・釜山へ!博多港には免税店あり♪

2階は出発&到着フロア。コンビニもあり、船内で食べたいものなど買っておくといいですね。Wi-Fiルーターもレンタルデスクで契約も可能(なお、Wi-Fiは釜山港でも貸し出しがあります)。椅子もたくさんあるので、出国審査が始まるまでこちらで待機するのがオススメです。

なお、施設内に海外旅行保険のデスクはありません。事前に済ませていなかったという方でも、Webサイトから当日でも数分で契約可能です。待ち時間の間にでもスマホで済ませてしまいましょう。

なお、施設内に海外旅行保険のデスクはありません。事前に済ませていなかったという方でも、Webサイトから当日でも数分で契約可能です。待ち時間の間にでもスマホで済ませてしまいましょう。

空港と同じくゲート内には免税店があります。参考までに韓国の免税範囲はお酒が2リットル以内2本まで、タバコが紙巻きタバコ200本まで、香水は60mlまでです。こちらを超える場合は事前にK-ETAで申請したほうがスムーズです。なお、2024年12月31日のご出発までK-ETAは必須ではなく、単純に韓国入国のみであれば、免除されています。

出国審査の後はいよいよ乗船です!ニューかめりあは、写真のように自転車を持ち込むことも可能(要事前申請)。フェリーに持込む際の料金1,500円(1台につき)が別途掛かってしまいますが、預け荷物ではなく一緒に持ち込めるのは自転車愛好家にとっては安心ですよね。

5.「ニューかめりあ」の気になる船内は?釜山、博多まで快適なフェリー旅♪

ニューかめりあ船内

出典: 提供:カメリアライン

さあ、いよいよ韓国・釜山に旅立ちます!福岡(博多港)から釜山までは約6時間の旅程となります。

◆インフォメーション(3階)

乗船後、階段・エレベーターで3階に上がると広々としたエントランスにインフォメーションがあります。1等室より上のクラスのいずれかをご利用なら、ここで部屋の鍵を受け取りましょう。

エントランス右側のくつろぎのスペースです。有料で利用可能なマッサージチェアもあります。
エントランス左側にはレストラン「ヴィーナス」がありますが、こちらの詳細は後ほどご紹介いたします。

◆韓国ウォンも使える!売店・免税店(3階)

レストランの目の前には売店があります。お菓子、軽食、ソフトドリンク、アルコールにホットアイマスクなどのリラクゼーショングッズ、エチケット用品など充実の品揃えで頼もしいですね。日本円、ウォンどちらでも使えますよ。ニューかめりあ船内でしか買えない、限定オリジナルラベルの焼酎などはお土産にもおすすめです。たばこやアルコールは免税価格なので、韓国の知人などに会う際には、この機会に買っておきましょう。

充実の自販機類

船内で24時間いつでも買える自販機(日本円のみ対応)がソフトドリンク・アルコール・おつまみ・カップラーメン・アイスクリームなど充実しているのも嬉しいポイントです。

売店・自販機ともに販売価格は陸上とさほど変わりません。後述するレストランもありますが、現地について思いっきり食べよう、という方はこちらの軽食で済ませるのもよいでしょう。ちなみに給湯室は各階にあります。

アミューズメント設備も豊富

同じく3階にはクレーンゲームやレーシングゲームを備えたゲームコ-ナーがあり、時間つぶしができます。

◆韓国ヒットソングもあり!カラオケも充実

また、全4室のカラオケルーム(有料)を完備。日本でお馴染みの通信カラオケDAMと、韓国式カラオケの2つのシステムが入っているという親切ぶりが嬉しいポイントですね。こちらも時間つぶしには最適です。

◆喫煙室(4階)

4階には喫煙所があります。

長距離のフェリー旅でも安心!くつろぎの公共スペース

3階のほか、4・5階にも落ち着いた公共のくつろぎスペースがあります。座り心地の良いソファに窓の外は海!大部屋である二等客室の利用客の中には、こういった場所で長い時間を過ごす方も多くいらっしゃいます。

6.フェリーの醍醐味♪美味しいレストラン「ヴィーナス」

エントランス左手にはレストラン「ヴィーナス」があり、博多港から乗船後しばらくすると営業を開始します。
夜行となる釜山発は朝食のみ営業します。

◆(博多発)早くも韓国気分♪昼食のキムチチゲ定食!

キムチチゲ定食

出典: 提供:カメリアライン

出航後の昼食にはキムチチゲ定食(1,000円)を食べることができます。乗船して早速韓国気分を味わえると好評です。

◆(釜山発)優しい味わいの「わかめスープ」

わかめスープ定食

出典: 提供:カメリアライン

釜山→福岡(博多港)では、五臓六腑に染み渡る、起きたての体にも優しい味わいのわかめスープ(1,000円)がいただけます。

このほか、冷凍食品の販売機もあるので、お好きなタイミングでレンジで解凍していただくのが良いでしょう。

7.韓国入国前や博多港到着前に!フェリーの「展望風呂」がおすすめ♪

そしてニューかめりあ自慢の「展望風呂」!

大海原を眺めながらの入浴は大型フェリーの特権です。混雑する場合もあるので、人の少ない早めの時間に入るのがおすすめです。一等客室以上を利用されるなら部屋のアメニティーにタオルがありますが、二等客室を利用する場合は自前のタオルを持参するか、売店で購入する必要があります。

6.8.「ニューかめりあ」の「ポラリス」で船長気分

4階にある、ニューかめりあ自慢の展望サロンが「ポラリス」です。

ミッドセンチュリー風のチェアがおしゃれな趣です。船体後方に位置する展望デッキと反対に前方に位置しているので、進行方向を眺めながらリラックスすることができます。

窓からは見えるのはこんな風景!ちょっと船長さんになった気分も楽しめそう。デッキと違って屋内なので、暑さ寒さに強風や雨などの天候の心配なくくつろげますね。

ポラリスの前にはこんなアートが飾られた空間があり、雰囲気も良好です。

9.福岡(博多)⇔韓国・釜山までラクラク♪「ニューかめりあ」の客室

ここからはニューかめりあの快適な客室をご紹介いたします。

◆一等洋室(定員2名)

シンプルで落ち着いた空間の一等洋室は二段ベッドで横になれます。

◆一等洋室(定員4名)

こちらは定員4名バージョン。気が置けない仲間たちとのグループ旅行・女子旅にも最適です。

二等客室

格安で済ませたい方には、二等客室も味わい深く良い思い出になりそうです。特に福岡(博多港)→韓国/釜山は昼行なので、「ベッドは必要なし!」という方にも最適でしょう。

こちらは主に修学旅行など団体向けの二等客室です。

10.博多港→釜山の昼行フェリーで、デッキから玄界灘の絶景を臨もう!

船旅の最大の魅力ともいえるのが、デッキから眺める大海原。天候さえよければ、他ではなかなか垣間見ることのできない美しい大自然の姿を垣間見ることができます。

◆気分爽快!地球の広さを体感できる往路

福岡・博多港周辺の景色も綺麗です。

洋上では強風で帽子などが飛ばされないように注意しましょう。

地平線の彼方まで続く海がキラキラと輝くさまは、写真では伝わらない美しさ!これこそフェリー旅の醍醐味です。ぜひニューかめりあに乗って、この爽快感を味わってみてください。

途中には福岡と韓国との間にある壱岐・対馬の姿も。

洋上では携帯の電波は入らずWi-Fiもありませんが、GPSは機能しているのでGoogle Mapで現在地を確認することができます。壱岐・対馬、世界遺産「沖ノ島」、また、いつ韓国に入ったのか確認可能です。そして、韓国領の島の名前もわかるので楽しいですよ。

◆古代の歴史ロマンに触れる♪『魏志倭人伝』にも記された壱岐・対馬の関連観光ガイド

日が傾いてくるころ、釜山が見えてきます。

▼釜山関連のskyticket観光ガイド

11.韓国側の玄関!釜山港国際旅客ターミナルを解説

釜山港国際旅客ターミナル

釜山港国際旅客ターミナルは、KTX・地下鉄の釜山駅から歩いて行けます。近年、動く歩道付きのペデストリアンデッキ(歩道橋)が整備されたので、10分ほどの所要時間でアクセス可能となりました。詳しくは下記の関連記事をご覧ください。

◆釜山港国際旅客ターミナルから釜山駅までの行き方解説動画

◆帰り際のお楽しみ♪免税店もあります!

釜山港免税店

釜山港国際旅客ターミナルにも免税店があります。韓国をはじめ、世界各国のお酒・タバコはもちろん、韓国コスメや化粧品も扱っているので、お土産にも最適です。
なお、日本の免税範囲は、760ml程度のお酒が3本まで、タバコが国内産・外国産含めて200本となっています。化粧品は2オンス(56ml)までですが、オーデコロン、オードトワレは含まれません。
その他の品は20万円までが免税となります。

12.釜山→博多で玄界灘の日の出を観賞!

一方の韓国・釜山→福岡(博多港)ではロマンチックな夜景と感動的な日の出を観賞できます。

夕闇迫る釜山港

2014に開通した「釜山港大橋」は、今や釜山港のシンボル的存在。

釜山港大橋の下の通過は、復路のハイライトのひとつといえるでしょう。

次々に色を変える大橋を眺めながらのクルーズは、最高にロマンチックですね。

やがて遠ざかっていく釜山の夜景。

◆玄界灘に昇る朝日を観賞しよう

そして早起きして楽しみたい、美しい朝焼け

聞こえるのは波の音と風の音だけ。

そしてついに

太陽が

顔を出しました!

元旦ではない日でも日の出を見ると太陽から元気をもらった感じがしますね。ニューかめりあから眠たい目も玄界灘に臨む朝日を見れば、一気に目が覚めることでしょう!

福岡(博多港)の入国審査は7:30からなので、韓国旅行のついでに福岡市内も思い切り観光できますよ!余裕があれば、福岡や博多のskyticket観光ガイドもぜひご覧になって、楽しんでくださいね♪

▼福岡市内のskyticket観光ガイド

◎「ニューかめりあ」で博多⇔韓国の快適なフェリー旅を!

ニューかめりあの側面画像

出典: 提供:カメリアライン

福岡(博多)~韓国・釜山間を運航している「ニューかめりあ」。一人旅もいいですが、親しい友人や恋人、家族と一緒の乗船ならより絆を深めることができることでしょう。船内の設備も充実しているので、約6時間(往路)の船旅でも余裕をもって楽しめます。荒れることで有名な玄界灘を進みますが、大きな船体を持つフェリーだけあって揺れも少なく、心配点である船酔いもほとんどないでしょう。

そして韓国・釜山→福岡(博多港)行きのフェリーのデッキで朝日の眺めが美しいのがお判りいただけたでしょうか?この眺めは韓国の旅行全体で考えても1、2を争う美しい絶景との声が多数あります。次回の釜山旅行は、ぜひ福岡(博多)⇔韓国・釜山の「ニューかめりあ」を検討してみてはいかがでしょうか。

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▼skyticket厳選!韓国観光お役立ち記事♪

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