世界遺産の島々!五島列島の観光の魅力をたっぷりご紹介します

世界遺産の島々!五島列島の観光の魅力をたっぷりご紹介します

2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に登録されたことで、観光地として人気急上昇中の長崎県五島列島。特徴的な島々をフェリーや渡し船でめぐれば、離島ならではのさまざまな出会いが待っています!そこでこの記事では、五島列島の観光の見どころや魅力をわかりやすくコンパクトにまとめてみました。これを参考に、ぜひ五島への島旅のプランを練ってみてください。

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世界遺産の島々!五島列島の観光の魅力をたっぷりご紹介します

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1. 五島の世界遺産

五島列島には、全部で4件の世界遺産の構成資産があります。いずれも空港のある福江島以外の島々に点在しているので、観光には船が不可欠!とくに、博多から出航するフェリー太古の利用がおすすめです。

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フェリーでの旅のしかたや船内の情報などについては、次の記事を参照ください。

▶ 博多と五島を結ぶフェリー「太古」の魅力!世界遺産の島々を船で巡ろう
▶ 東京や関西からも週末にゆったり楽しめる、五島列島のフェリー旅プラン!

ここでは、五島の4つの世界遺産についそれぞれ簡単にご紹介します!

◆野崎島の集落跡

五島列島の北部、フェリー港のある小値賀島(おぢかしま)の東に、現在は無人島となっている野崎島があります。島の中央には、段々畑の跡の石垣に囲まれて、赤レンガ造の旧野首教会が佇んでいます。

教会を含む、旧野首地区の集落跡全体が世界遺産。事前に小値賀町のNPO「おぢかアイランドツーリズム」に連絡をすれば、内部も自由に見学することができます。ただし、島への渡航手段は限られているので、観光の際はきちんと計画を立てておきましょう。

住人のいなくなった野崎島は、シカたちの遊び場となっています。廃墟となった集落跡を歩いていると、どこともなく現れるシカに驚かされることも少なくありません。

廃校を転用した「野崎島自然学塾村」では宿泊もできます。無人島ライフを満喫してみたい人は、ぜひチャレンジしてみてください。

◆頭ヶ島の集落

出典: けんじ / PIXTA(ピクスタ)

五島列島で2番目に大きな中通島(なかどおりしま)から橋を渡った頭ヶ島(かしらがしま)も、世界遺産の構成資産となっています。島には西日本で唯一という石造の天主堂があり、堂内の優れた装飾も見事です。

出典: 海花 / PIXTA(ピクスタ)

頭ヶ島は江戸時代まで無人島でしたが、明治の初めに弾圧を逃れた潜伏キリシタンが移住して集落が成立しました。島内には、仏式の墓石に十字架を乗せた「キリシタン墓地」などの見どころもあります。

◆奈留島の江上集落

フェリーも寄港する奈留島(なるしま)の江上天主堂は、高床式になっている珍しい教会堂です。これは水はけの悪い土地に建てられているための工夫で、潜伏キリシタンが険しい地形を切り拓いて入植した歴史を感じさせます。

江上天主堂を訪ねたら、このアングルに注目してください!写真右上の木の枝が、きれいなハートの形になっているんです。

歴史ある世界遺産の教会と、自然が生み出した偶然のハートのコラボレーションなんて、とても素敵ですね!

◆久賀島の集落

奈留島と福江島の間の久賀島(ひさかじま)は、島全体が世界遺産の構成資産となっています。

とくに島の東にある旧五輪教会堂は、日本全体でみても最も古い現存教会の1つ。明治14年(1881)に木造の教会として建てられました。

旧五輪教会堂は、五島地方の教会では珍しく内部の撮影が許可されています。

木の流線が美しいリブ・ヴォールトの天井や、日本家屋の伝統に則った引き戸の窓など、五島ならではの教会建築をたくさん写真に収めましょう!

2. 複雑な地形の五島列島には自然の観光スポットもいっぱい!

五島列島の島々には平地は少なく、険しい山や崖、リアス式の入り組んだ地形が続きます。そのため、自然が作り出した美しい景観スポットがたくさんあります。

五島を旅行するなら、ぜひレンタカーやレンタルサイクルで、それぞれの島の景色を訪ねてまわってみてください。

◆高浜

五島列島で最も大きい福江島には、「日本一美しい」とも謳われる観光名所の高浜があります。

遠浅の淡いターコイズブルーの海に、奥行きのある白砂のビーチ!北側の魚籃観音展望台からは、高浜と隣の頓泊(とんどまり)の絶景を一望できます。

干潮時には波紋の美しい砂浜を思うさま散策することができます。道具さえあれば、写真のように潮干狩りも楽しめますよ。

◆大瀬崎

福江島でもう1つ欠かせない自然観光スポットが、島の南西端に位置する大瀬崎です。断崖絶壁の岬の先端に白亜の灯台が佇むようすは、自然の雄大さと人工物の繊細さの絶妙なコントラストを醸し出しています。

映画『悪人』のラストを飾ったロケ地としても知られ、映画のシーン同様灯台のたもとまで歩いて下りることもできますよ。ただし、行きはよいよいでも帰りは山登りとなるので、時間と体力に余裕のある人だけにしましょう。

◆赤ダキ断崖

出典: kattyan / PIXTA(ピクスタ)

中通島の赤ダキ断崖は、噴火によって形成されたホマーテ(臼状火山)が海蝕で削られたもの。赤や黄の火山噴出物の崖が、海の青や山の緑によく映えます。

五島列島には、火山活動によってできた独特の地形が数多く見られます。赤ダキ断崖は、それらのなかでもとくにダイナミックな自然観光スポットといえるでしょう。

◆奈良尾神社のアコウ

出典: エジ / PIXTA(ピクスタ)

アコウは温暖な地域で育つイチジク科の木です。中通島南部の奈良尾神社境内にあるアコウは、樹齢650年を数える日本一のアコウの巨木!幹周り12m、高さが25mあり、国の天然記念物に指定されています。

よく見ると根元が二股に分かれていて、その間をくぐると長寿になると言い伝えられています。近年はパワースポットとしても人気を呼んでいるんですよ。

◆前島のトンボロ

出典: エジ / PIXTA(ピクスタ)

トンボロとは陸繋島の砂州のこと。奈留島沖の前島と末津島の間には、潮が引いているときだけ細い砂の道が出現します。

香川県小豆島の有名なエンジェルロードと同じ原理の地形で、奈留港から船で前島に渡れば、トンボロを歩いて往復することもできます。

◆赤浜海岸

出典: kattyan / PIXTA(ピクスタ)

赤浜海岸は、小値賀島にある名前のとおりの赤い砂浜です。その正体は、赤ダキ断崖と同じ火山礫が砕けて打ち寄せられたもの。

海水浴などには向いていませんが、小値賀港から自転車で20分程度で観光することができます。

3. 福江島の教会

五島最大の福江島には、世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産はありません。ですが、島内には観光名所になっている素敵な教会がいくつかあります。

▶ 五島の世界遺産を訪ねるならフェリーが便利!観光の魅力とコツをご紹介

◆堂崎教会

堂崎天主堂とも呼ばれる堂崎教会は、世界遺産の他の教会とほぼ同時期の明治41年(1908)に造営された歴史ある教会堂です。レンガ造の端正な外観は、その後の五島の教会建設のお手本になりました。

現在は資料館となっていて、五島のキリシタンの歴史にまつわる資料が展示されています。付近にはオシャレなスイーツショップやカフェなどもあり、ゆっくり腰を落ち着けて見学したくなる観光スポットです。

◆井持浦教会

大瀬崎へ向かう途中で必ず脇を通ることになる井持浦教会(いもちうらきょうかい)。ここには明治30年(1897)に建てられたレンガ造の教会がありましたが、昭和62年(1988)に台風で倒壊してしまい、その翌年に現在のコンクリート造の建物となりました。

井持浦教会で有名なのが、奇跡の泉として知られるフランスのルルド洞窟を再現した「井持浦ルルド」です。これは、地元の信者がめいめいに石を持ち寄って積み上げ、明治32年(1899)に完成した日本で最初のルルドとされています。

ルルドの水は誰でも拝領することができます。教会ではペットボトルも提供されているので、感謝と祈りを込めて寄付をしてから頂戴しましょう。

◆水ノ浦教会

昭和13年(1938)に竣工した水ノ浦教会は、長崎の教会造りの名工鉄川与助の最後期の作品です。木造としては日本最大級の教会で、純白の外観が五島の青い空や赤い椿とよく合います。

丘の上に建っているため、教会の前庭からは白石浦の素晴らしい景色も堪能できます。撮影はできませんが、堂内の高いリヴ・ヴォールト天井も見どころですよ。

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