博多と五島を結ぶフェリー「太古」の魅力!世界遺産の島々を船で巡ろう

2018年に潜伏キリシタンの教会や集落が世界遺産に登録されたことで、観光の注目度急上昇中の五島列島。最短のアクセス手段はもちろん飛行機ですが、定期線の就航している空港は福江島の1か所しかなく、世界遺産をはじめ五島観光を満喫するには船での移動が必要になります。そこでおすすめなのが、博多と福江を結ぶフェリー「太古」です!夜に博多港を出て、朝に福江港を含む5つの島々に寄港するので、効率よく島めぐりをすることができるんですよ。2014年にリニューアルしたばかりの船もとっても快適!この記事では、そんなフェリー太古の魅力をわかりやすく丁寧に説明します。

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博多と五島を結ぶフェリー「太古」の魅力!世界遺産の島々を船で巡ろう:目次

フェリー「太古」とは?

「太古」とは野母商船が運航するフェリーの船名で、博多と福江の間を1日1往復しています。深夜に博多港を出発すると、翌日の夜明け前から宇久港(宇久島)・小値賀港(小値賀島)・青方港(中通島)・奈留港(奈留島)と寄港し、朝8時台に福江港に到着します。

現在運用されている船体は、2014年に就航した3代目。航海能力はもちろん快適性も大幅にアップし、その年のシップ・オブ・ザ・イヤーの小型客船部門賞を受賞しています。とくに、バリアフリー化やフィンスタビライザーによる横揺れの軽減といった取り組みは高く評価されています。

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◆各港の発着時刻

上りと下りの発着スケジュールは次のようになっています(2019年5月現在)。

【下り便】 
博多港        23:45発
 ⇓
宇久港(宇久島)   3:55着
           4:05発
 ⇓
小値賀港(小値賀島) 4:40着
           4:50発
 ⇓
青方港(中通島)   5:40着
           6:05発
 ⇓
奈留港(奈留島)   7:25着
           7:35発
 ⇓
福江港(福江島)   8:15着

【上り便】
福江港  10:10発

青方港  11:50着
     12:10発

小値賀港 13:00着
     13:10発

宇久港  13:45着
     13:55発

博多港  17:50着

下りは博多を夜遅くに出発し、上りは夕方に到着するため、飛行機や新幹線で福岡を経由してのプランにとっても便利なのが特徴です。上りの福江出航が10時10分とやや早いですが、先に小値賀島で1泊すれば、午前中を島内観光に充てることもできます。

ちなみに、上り便は世界遺産の江上天主堂のある奈留島には寄港しないので、注意が必要です。

乗船に予約は必要?

太古の客室は2階建てで、1階がスタンダードルームおよびパブリックスペースに、2階が指定席エリアになっています。2階指定席の利用には事前の予約が必要ですが、1階については、満席にならない限り予約なしでも乗船可能です。

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また、車両も運搬する場合は、客室のグレードにかかわらず予約をしなければなりません。

指定席には

・スイート(1室:定員4名)
・ファミリー(2室:定員4名)
・ツイン(18室:定員2名)
・グリーン寝台(54室)
・グリーン和室(24室)

の5タイプがあり、使用料は最も安いグリーン和室でプラス1,400円です。スイートの場合は、下り便で1室17,200円、下り便で8,600円となります。

ステキな船内をご紹介!

それではいよいよ、フェリー太古の船内のようすを見ていきましょう!

◆1階:パブリックスペース

こちらがインフォメーションカウンター。画像には写っていませんが、左手に車椅子の人でも安心の低台窓口があります。

こちらはお土産品やオリジナルグッズの棚。インフォメーションカウンターの右側にあります。

夜をまたいで航行するので、フードやスナックの自販機も充実しています。船の中で食べる冷凍食品やカップラーメンって、なぜか普通より美味しく感じるんですよね~!^^

窓辺にはオシャレな椅子やテーブルもあります。外の景色を眺めながら食事をしたり、のんびり過ごしたりするのにちょうどいいですね。

こちらはシャワールーム。脱衣スペースも含めて、ドア付きで鍵がかけられるので安心です。

シャンプーやボディーソープなどは、案内所でセットで販売されています。太古のロゴ付きの袋に入っているので、旅の思い出にもなりますね。

洗面台も白で統一され、清潔感があります。

こちらはお手洗い。便座はもちろんウォシュレット完備です。

船内はWi-Fiも通じているのでご安心ください。

こちらはフェリーに付きもののゲームコーナー。船のゲームというと閑散としているイメージですが、太古のゲームコーナーにはわりと人の姿がよく見られます。というのも、太古のゲームは戦果に応じて景品がもらえるんですよ!夢中になりすぎて、途中の港で降り忘れたりしないように気をつけましょう(笑)

◆1階:スタンダードルーム

1階の客室は、利用料のかからないスタンダードルームとなります。

すべてフラットな座敷タイプのスペースで、毛布や枕を手に好きな所で横になることができます。

大部屋では寝ている間の貴重品が心配!という人には、こうしたロッカーも用意されています。

またケージ付きのペットルームもあるので、ワンちゃんと一緒に五島観光を楽しむこともできますよ。

◆2階:指定席エリア

インフォメーションカウンター前の豪華客船風の階段を上って、2階へと歩を進めましょう。

前述のとおり、2階には利用料と予約が必要な指定客室が並んでいます。

こちらが、指定客室で最もスタンダードなグリーン寝台。上下2段ですが、ご覧のとおりボックスになっているので、個室感もありプライバシーも守れます。

コンセントが1つしかないので、充電が気になる人は電源タップを持っていくと良いでしょう。

2階には展望ラウンジもあり、下り便は21:45~23:30、上りなら終日開放されています。ゆったりソファーでくつろぎながら旅路に思いを巡らしたり、思い出を語り合ったりするひとときはとっても贅沢ですね!

ちなみに、1階と2階の間にはエレベーターも設置されています。誰でも利用できるので、上下の移動もラクラクです。

博多港へのアクセス方法

乗り心地バツグンのオシャレな船内を見ていただいたところで、今度は出航港の博多港への行き方をご紹介しましょう。博多や中洲は知っていても、「博多港ってどこ?」「乗り遅れたらどうしよう…」など、初めての人には不安がつきものですよね。

ですが、博多港へのアクセスはとっても簡単なんですよ!まずは福岡の中心街の1つ、天神に向かいます。天神へは、博多空港からでも博多駅からでも地下鉄空港線で1本です。

出典:J6HQL / PIXTA(ピクスタ)

渡辺通りに面した「天神ソラリアステージ前」バスターミナルの2Aバス停から、「博多港国際ターミナル中央ふ頭」行きの80系統バスが出ています。所要時間は約20分、料金は190円です(2019年5月現在)。

日中は最大で1時間に4本出ていますが、21時台に終バスとなります。それ以降は公共交通機関で博多港まで直行する手段はないので注意してください。とはいえ天神から博多港までは大して遠くないので、タクシーでもそれほど高額にはなりません。

いずれにしても出航は深夜なので、余裕があれば博多名物の屋台で一杯というのもアリですね!福岡の屋台というと発祥の長浜や繁華街の中洲が有名ですが、天神にも渡辺通り沿いを中心に多くの屋台が出ているんですよ。

こちらがフェリーターミナル。バスの終点から歩いてすぐです。

少し早めに来港すれば、ベイサイドプレイス博多でショッピングしたり、博多ポートタワーで福岡の夜景を楽しんだりすることもできますよ!ベイサイドプレイス博多の営業時間は20時まで、博多ポートタワーは22時までです。

こちらは待合室。売店や食事処もありますが、フェリーの出航時刻が近づくころには、さすがにどちらも閉まってしまいます。ベイサイドプレイス博多の中にコンビニがあるので、待っている間に小腹が空いてしまいそうなときはそちらを利用しましょう。

野母商船の発券窓口は、壱岐・対馬へ向かう九州郵船の窓口と隣り合わせになっています。

無事チケットをゲットしたら、エレガントな回廊を進んで颯爽とフェリーに乗り込みましょう!

五島観光の玄関口となる5つの港

この記事の最後に、博多を出たフェリー太古が立ち寄る5つの港について簡単にご紹介します。

五島列島観光の魅力やスポットについては、別途記事にしているのでこちらをご参照ください。

▶ 五島の世界遺産を訪ねるならフェリーが便利!観光の魅力とコツをご紹介
▶ 東京や関西からも週末にゆったり楽しめる、五島列島のフェリー旅プラン!
▶ 世界遺産の島々!五島列島の観光の魅力をたっぷりご紹介します

1. 長崎県で最も透明な海をもつ宇久港

最初の寄港地は、五島列島最北の宇久島(うくじま)です。到着するのは午前4時前なので、空はまだ真っ暗!港の周辺には開いているお店もありませんが、ターミナルには無料の仮眠室があります。

利用に予約は必要なく、枕や毛布もあります。建物内にロッカーや自販機はあるので、ご心配なく。ちなみに写真は、次の小値賀港の仮眠室です。

出典:ヘ○レ / PIXTA(ピクスタ)

宇久島の自慢は、白砂と紺碧の海が美しいビーチ!港から自転車で5分も走れば、ご覧のような景色にありつくことができます。

2. 目の前の無人島には世界遺産!小値賀港

つづいて寄港するのは小値賀島(おぢかじま)。写真は日中のターミナルですが、下りのフェリーの到着は4:40なので、やはり外はまだ暗がりです。

小値賀港にも男女別の仮眠室があり、ターミナル内の観光案内所は朝6:30にオープンします。

なぜこんなに早いのかというと、この島のすぐ隣に、世界遺産に登録された野首教会の建つ無人島「野崎島」があるから。野崎島への公共の移動手段は朝夕2便の町営渡船のみです。

3. 五島うどんのふるさと青方港

その次の青方港に着くころには、ようやく五島も黎明を迎えます。青方港のある中通島(なかどおりじま)は、五島列島で2番目に大きな島。青方のすぐ北の船崎は、椿油で延ばすのが特徴の、五島うどんの発祥の地とされています。

青方港は、フェリー太古の寄港地のなかで唯一市街地からやや離れています。そのため、船の到着に合わせて出発するバスに乗り遅れないように気をつけてください。

送迎など他の手段で島内を巡る人は、こちらもターミナルに仮眠室があるので利用しましょう。

出典:ニッシー / PIXTA(ピクスタ)

中通島と橋で結ばれている頭ヶ島(かしらがしま)にも、世界遺産に登録されている観光スポット頭ヶ島天主堂がありますよ。

4. 世界遺産の教会と海の幸が魅力の奈留港

複雑な形をした奈留島(なるしま)は、天然の良港と呼ばれる漁業の島。島内の民宿や食堂では、アワビやウニなど新鮮な五島グルメを満喫できます。

奈留島で欠かせない観光スポットといえば、やはり世界遺産の江上教会です。車がないと厳しい場所にあるので、港でタクシーかレンタカーを手配しましょう。

ただし、各港の発着時刻の項で触れたとおり、奈留港には下り便しか寄港しません。

5. 名実ともに五島の中心!福江港

フェリー太古の終点福江は五島列島最大の街。

当然ながらターミナルも大きく、お土産屋さんも充実しています。

福江島は、本州から数えて15番目というなかなかに大きな島。島内には観光名所も多く、一周するにはやはり車が必要です。

◎「太古」で新鮮な船旅を!

世界遺産登録を機に、その観光の魅力が広く認識されつつある五島列島。長崎の沖合に長く延びる五島の島々を効率よく巡るには、船のネットワークを押さえることが不可欠です。博多を夜に出発し、テンポよく港を回るフェリー太古は、そんな五島列島の観光にうってつけの移動手段といえるでしょう。五島への旅を思い立ったら、まずはぜひフェリー太古をチェックしてみてください!

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