うつくしま福島をドライブ！磐梯吾妻が織りなす絶景コースがここにある！

福島県には自然を楽しみながらのんびりドライブできるコースがたくさん！秋にはさまざまな所で紅葉がご覧いただけますよ。大切な方、想いを寄せる方を誘って紅葉デートはいかがですか？北海道、岩手県に次ぐ全国第3位の広い敷地をもつ福島県。さまざまな観光名所を有する広大な自然の中を爽快に走ることができるおすすめドライブコースをご紹介します。

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1.日本の道百選に選ばれた「磐梯吾妻スカイライン」

福島県の福島市西方の高湯温泉と土湯峠を結ぶ、全長28.7㎞の山岳観光道路です。最高地点1622ｍ、平均標高1350ｍ、吾妻連峰を縫うように走るパノラマコースには、山並みや渓谷、奇岩などビューポイントが数多く点在します。コーナーを曲がるごとに変化に富んだ景色が展開し、まるで雲上の楽園を駆け抜けるようであることから空を走る道と例えられています。

有料道路でありましたが、料金徴収期間の満了に伴い、2013年7月25日から恒久的に無料開放されました。尚、 11月中旬から翌年4月上旬までは冬期通行止が行われますので事前に確認が必要です。

日本の道百選にも選ばれ、春の雪の回廊から秋の紅葉まで季節毎に雄大で変化に富んだ景色を展開してくれる「磐梯吾妻スカイライン」。車窓からは四季折々の見事な景色をご覧いただけます。

その道中、ぜひ立ち寄りたいおすすめスポットは磐梯朝日国立公園の観光の中心とも言える施設「浄土平ビジターセンター」です。こちらは、スカイラインのどちら側からやってきてもほぼ中間地点となり、休憩をするには最適な場所です。

高湯温泉をスタートし、中間地点の浄土平までは約40分のドライブコース。つばくろ谷に架かる不動沢橋のたもとには不動沢橋無料休憩所があり、休憩や散策を楽しむことができます。街中から次第に荒涼とした景観に変化して行くのがみどころです。

また、天文観察に絶好の場所にある「福島市浄土平天文台」では、カセグレン式反射望遠鏡1基をはじめ太陽観測のできる望遠鏡も設置され、昼間は太陽、夜は澄み渡る満点の星空を観察をすることができます。

2.磐梯山と湖沼群が美しい「磐梯吾妻レークライン」

福島県耶麻郡猪苗代町大字若宮字吾妻山から北塩原村大字檜原字剣ケ峯に延びる全長13.1 km、標高997ｍの観光道路で、料金徴収期間の満了に伴い、2013年7月25日から恒久的に無料開放されました。

裏磐梯の数百の湖沼群を東西に走る磐梯吾妻レークラインは、中腹の三湖パラダイスからは秋元湖、小野川湖、そして桧原湖の美しい景観を観賞できます。また、途中には東北屈指の渓谷美を誇る中津川渓谷へ降りる遊歩道があります。ブナやトチ、カエデなどの絵画のような色彩を帯びた紅葉の渓谷美は息をのむほどすばらしいものです。

なお、11月上旬から4月中旬まで冬期閉鎖期間があり、この間は通行することができません。また、揺るやかなカーブが続く道路で、紅葉シーズン中は道路わきに駐車する自動車や歩行者も多く通行に注意が必要です。

中津川渓谷擁する磐梯吾妻レークラインは絶景を楽しめるドライブコースです。

3.間近の磐梯山と眼下の猪苗代湖を望む「磐梯山ゴールドライン」

福島県耶麻郡磐梯町大字更科字馬洗場から耶麻郡北塩原村大字檜原字湯平山に至り磐梯山の西側中腹を磐梯高原から猪苗代に抜ける全長約17km、標高1194ｍの通称「磐梯山ゴールドライン」と呼ばれる観光道路です。

「磐梯山ゴールドライン」の名称は、会津の宝の山と唄った地元の民謡「会津磐梯山」が由来といわれています。大パノラマが楽しめる山湖台があり、季節によって表情を変える滑滝、とび滝、幻の滝など、数多くのビューポイントが点在しています。また、秋には紅葉の名所としても知られています。

また、コースは樹海の中を縫うように走るヘアピンカーブが続き、まぼろしの滝散策や猫魔八方台眺望できる箇所があり、途中の遊歩道もきれいに整備されています。磐梯山の噴火口を間近にのぞみながら秋の裏磐梯の美しい景観を堪能できる山麓はまさにおすすめのコースです。

なお、アルツ磐梯スキー場のゲレンデの中を通っている道路のため、冬季の間は11月上旬から翌年4月下旬まで全面閉鎖されます。お出かけの際は要チェックです。

◎まとめ

磐梯山ゴールドラインと磐梯吾妻レークラインは、磐梯吾妻スカイラインとともに「日本風景街道」に登録されています。周辺には、磐梯山や五色沼、中津川渓谷など福島県を代表する観光地があります。季節によって表情を変える自然の美しさを思いっきり堪能することができます。また、食にも大変恵まれ農業、漁業とも名産物が盛りだくさん！自慢のご当地グルメも目白押しです。