仏教国・タイ。そんなタイ・バンコクを代表する観光スポットの王宮をはじめ、お寺やタイの王族の守護寺であるワット・プラケオ、マッサージでも有名なワット・ポー、チャオプラヤー川をボートで渡ればワット・アルン。王宮周辺だけでもタイの歴史的なお寺を観光することができます。しかし、お寺などを観光する際には、服装、靴には注意が必要です。今回は王宮周辺観光の際に気をつけたい服装、靴についてご紹介します。
目次
敬虔な仏教徒が多いバンコク・王宮周辺観光へ行く前に知りたい服装と靴
1.バンコク王宮周辺観光で気を付けたい服装・靴
バンコクの王宮周辺観光は、お寺が中心となります。観光地となっているワット・プラケオ、ワット・ポー、そして、ワット・アルンですが、観光客以外にも敬虔な仏教徒であるタイ人の方々も多く訪れています。そのため、失礼にならない服装を心がけましょう。
タイはとても暑いので女性も男性もタンクトップやショートパンツ、ビーチサンダルなどのスタイルが多いかもしれませんが、タイのお寺では肌の露出が多い服装はNGです。特にワット・プラケオは王族の守護寺であり格式の高いお寺。帽子やサングラスも禁止です。また、レギンス、トレンカも足は隠れていますがNGとなります。靴に関してもはサンダルは適さないため避けましょう。
2.バンコク王宮周辺観光に適した服装・靴
では、どのような服装や靴がいいのでしょうか。お寺によって服装についての基準が違いますが、男女ともに袖のあるシャツと男性なら長ズボン、女性はロングスカートだと問題はありません。もし、うっかりとタンクトップやショートパンツで来てしまった!という場合、お寺で肌を隠せるような布、長ズボンを貸し出してくれます。
ただ、貸してくれるのはいいのですが、おしゃれとは程遠く、また、洗濯してあるかどうかも気になります。ですので、できればタンクトップやキャミソールを着用する場合は、ご自身で上着を用意する等、準備をされるといいでしょう。
靴については、サンダルは避けてスニーカーが無難。観光ですので、歩きやすい靴という意味でもスニーカーがよさそうです。ただ、靴を脱がなければならない場合もありますので、できるだけ脱ぎやすくて履きやすい靴を選びましょう。そして、稀に脱いだ靴を間違えて履いて行ってしまう方もいるようですので気をつけてください。
3.バンコク王宮周辺、靴事情
バンコクの王宮周辺では比較的歩きやすいかと思いますが、実はタイは日本のように人が歩きやすい歩道ではなく、あまり舗装されていない歩きにくい所が多くあります。そのため、靴もかかと部分が壊れやすかったり、すぐに傷が入ってしまうことがあります。
また、気温が高く湿気も多いことから、長期でタイに滞在すると日本で買った靴の底がはがれたり、ゴムの部分が劣化したり、革靴にカビが生えるということがあります。短期の滞在なら特に問題はありませんが、あまり高価な靴を履くことはおすすめしません。
そして、ちょうど日本の夏休みとなる7月、8月はタイでは雨季となります。洪水となることも少なくありません。長靴とまではいきませんが、この時期にタイへ行こうと思われたら濡れてもいい靴を持ってくると便利ですよ。
◎まとめ
バンコク・王宮周辺での服装・靴事情でした。敬虔な仏教徒が多いタイ。国民の90%以上が仏教徒です。そして、王室を敬いますので服装や靴には充分気をつけたいものです。
また、王宮やお寺以外にもバンコクではドレスコードを設定しているレストランやバーがあります。ほとんどはスマートカジュアルですが、少し高級そうなお店に行く計画があればドレスコードも調べておくといいですよ。そして、タイの文化を少しでも知って、楽しいタイ旅行にしてくださいね!