蔵王連峰のふもとの白石市で、伝統のお祭り厳選3つ

画像出典:Yuichiro Haga

蔵王連峰のふもとの白石市で、伝統のお祭り厳選3つ

蔵王そばにある白石市は、宮城県にある都市の一つです。シンボルとして白石城があり、城下町として栄えたここでは300年をこえる歴史あるお祭りが残っています。

仙台の伊達政宗とも関連があった白石市。その歴史の一端をしることができるお祭り2つと、ユニークな神殿で行われる伝統の祭りの合わせて三つをご紹介します。

目次

蔵王連峰のふもとの白石市で、伝統のお祭り厳選3つ

1.白石市民春まつり

300年もの長い歴史がある白石市民春祭りは、城下町であったこの地域で唯一の楽しみだったそうです。長いこと城主であった片倉村休の時に、この祭りをするお許しが出ました。
やっと許しをくれた城主は、「今後末長く盛んに続けるように」と言葉をかけ、現代まで長く続くお祭りになったようですね。それだけ人々はうれしかったのでしょう。

この祭りでの見所は、なんといっても1000名を超える市民が参加する「しろいし大行列」です。神明社から担ぎ出された神輿が出て市内を練り歩きます。市内の祭りエリアでは、地域の子供たちが参加する稚児行列なども見ることができます。
また、このお祭りでは、白石城片倉家の砲術「不易流」を学んだ片倉鉄砲隊が、白石城付近でその術を後世に伝えるためにお祭りで披露しています。

商店街では露店も出店するので、テイクアウトできる食べ物を片手によさこいの踊りをみたり、消防団による伝統の階子乗り隊を眺めながらぶらしたりできますよ。

この時期は交通規制がかかりますので、見にいかれる方は事前にオフィシャルサイトで交通規制図をダウンロードされておくと便利ですよ。お祭りは時間によって開催されているメニューがことなるので、事前にチェックしてくださいね。どれを重点的にみるかきめておくと楽です。

2.鬼小十郎まつり

秋の祭りとして知られる鬼小十郎祭り。まだお祭りとしての歴史が短く、平成29年で十回目となります。このお祭りは、白石城の城主であった片倉小十郎が、大阪夏の陣で、真田軍相手に大活躍した合戦の様を再現したものです。

この合戦は、1615年に道明寺の戦いとして知られます。戦場の隊長であったのは、『片倉小十郎重綱】。彼は鬼の小十郎という異名がありました。大阪夏の陣としてしられる、この道明寺の戦いを再現した祭は、エキストラの甲冑を来た人々が当時の真田軍と片倉軍に分かれて、大激戦を繰り広げる迫力があります。

地方から観賞に来られる人のために、ホテルや温泉側でも祭にあわせて志向を凝らしている時期ですので、ぜひ白石市のお祭りのひとつ「鬼小十郎まつり」に出かけてみてはいかがでしょう。

3.弥治郎こけし初挽き

宮城県白石市の伝統的な祭りの一つが、こけしでしらえる「弥治郎村」で毎年1月に開催される「弥治郎こけし初挽き」です。
弥治郎系こけしとよばれる地域の伝統こけし。其のこけしの職工の技術向上や、無病息災などをかねて神社のまえで、初挽きと呼ばれる行事を行い、神社で祈願が行われます。

工人が烏帽子装束を着て、ろくろを使い、およそ25cmほどのこけしを作って奉納します。その様を見たく多くの人がこの村に集まってきますよ。行事が開催される神社は、こけし神社という名前で知られる「小野宮惟喬親王神社」です。この神社は、社殿にこけしを見つけることができるユニークな神社です。
木地業をつかさどる神として惟喬親王(これたかしんのう)を祀っています。
行事は3時ごろに終わりますので、早めにお出かけくださいね。

◎まとめ

遠いようで、案外近い東北地方。東京都内からでも、新幹線を利用して宮城県の仙台までは二時間ほど。その後白石まで普通列車でおよそ3時間の旅。温泉旅行を兼ねて、お祭りを白石に見にいってみてはいかがでしょう?白石市のお祭りで見ることができ、時代を超えた合戦の迫力にきっと満足いく事でしょう。

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