海外でも話題沸騰!モフモフふれ合える「宮城蔵王キツネ村」の観光情報

画像出典:AKKHARAT JARUSILAWONG/shutterstock.com 

海外でも話題沸騰!モフモフふれ合える「宮城蔵王キツネ村」の観光情報

宮城蔵王キツネ村というスポットをご存知でしょうか?自然豊かな蔵王山ににあり、たくさんのキツネが飼育されている場所なんです。可愛らしいキツネたちに間近で触れ合える、非常に珍しいスポットとあって最近は海外からの観光客にも大人気で、いつも多くの人で賑わっています。

今回は宮城蔵王キツネ村について見どころをたっぷりレポートします。

目次

海外でも話題沸騰!モフモフふれ合える「宮城蔵王キツネ村」の観光情報

目次を閉じる

キツネ村とは

キツネ村のキツネ

出典: Muhammad Anuar bin Jamal/shutterstock.com

宮城県の蔵王山、森の奥深くに「宮城蔵王キツネ村」はあります。通常の動物園などの状況とは全く違い、自然をそのまま利用した場所でキツネたちがのびのび暮らしています。

間近でキツネの様子を観察できることや、毛並みの「モフモフ」をダイレクトに体験できるスポットとあってメディアでも話題になってきました。いまや外国の旅行客の間でも人気が高く、日々にぎわっています。

6種類100頭以上のキツネが放し飼い!

かわいいキツネたちが出迎えてくれる

出典: Aileen Adalid/shutterstock.com

蔵王キツネ村の一番の特徴といってもよいのが、キツネの「放し飼い」。実に100頭を超えるたくさんのキツネたちが飼育されています。いわゆる「キツネ色」をしたおなじみのキタキツネは、馴染みがあると思います。キタキツネ以外にも、ここでは合計6種類ものキツネに出会えます。

真っ黒な耳と足、白い毛並みまじりのコントラストが美しい「ギンギツネ」や薄いグレーでどこどなくスタイリッシュな「プラチナキツネ」など珍しいキツネは、初めて見るという方が多いと思います。そのほかに「十字ギツネ」や「茶プラギツネ」など…。名前からどんなキツネなのか想像しながら訪れてみてください。

ふわふわ度ナンバーワンで、シロクマのように真っ白な「ホッキョクギツネ」は子供達にも大人気。色や顔つきもさまざまなので、じっくり観察していけばキツネ博士になれそうですね!

動物園で見るキツネたちとはまったく違う環境に最初は面食らうかもしれませんが、より自然に近い環境でキツネたちが過ごしている様子を充分に観察できることでしょう。人も自由に散策しながら、のびのびと自由に暮らしているキツネたちを見られるのが、この蔵王キツネ村の醍醐味。森林公園のような自然豊かな環境での散策はとても気持ちよく、ぜひ時間をたっぷり取って訪れたいですね。

モフモフもできる!冬はさらに……

蔵王キツネ村を訪れたら絶対に外せないのが、子ギツネの抱っこ体験です。キツネを抱っこできるの?と驚く方も多いようですが、非常に人気の体験になっています。キツネの爪で傷つかないように保護するための専用上着をレンタルして着用し、抱っこしましょう。ふわふわのやわらかい毛並みと、キツネのあたかかいぬくもりが実体験できる素晴らしいスポットです。子ギツネたちのおだやかな表情にぜひ癒されてくださいね。

ちなみに夏よりも冬の方が毛量が多くて、よりモフモフしています。その感触を最大限に味わいたい方は冬の来園がおすすめ。

エサやりもできる! 

エサを待つキツネがかわいい

出典: leungchopan/shutterstock.com

蔵王キツネ村では、キツネのエサやり体験も可能!まずは受付でエサを買い、専用のエサ場でエサをあげることができる仕組みです。

エサを軽く投げてあげると、キツネたちがジャンプして見事にぱくっと口でキャッチしてくれますよ。素早い身のこなしを間近で見られるのがいいですね。

じーっとエサを待つ様子もなんともかわいい表情ですので、注目してみましょう。エサを取り合ってケンカしているのは兄弟かな?、なかなかエサを取りに来れない内気な子は末っ子かな?なんて想像を膨らませながら観察するひと時も楽しいと思います。

ちなみに、決められた場所以外でエサをあげるのは禁止です。エサをあげるとキツネが飛びかかってきてしまうので他の場所では絶対にエサをあげないようにしましょう。

キツネ村のキツネは安全

じゃれあうキツネもかわいい

出典: AKKHARAT JARUSILAWONG/shutterstock.com

キツネはデリケートな動物で人工繁殖が非常に難しいと言われています。少しの環境変化でも出産ができないなど、かなり環境を整えてあげることが必要です。

そのことを考えても100頭を超えるキツネを飼育し、人工繁殖に関しても継続的に成功している施設として、蔵王キツネ村は世界でも有数ということになります。基本的に、ここにいるキツネたちはすべて人工繁殖により生まれています。

もちろん、年によって数十頭単位で赤ちゃんギツネが生まれることも、数頭しか生まれないこともあるので、いかに人工繁殖が難しいか想像できますね。

蔵王キツネ村のキツネたちは、定期的に場内消毒や虫卵検査を受けていて、衛生面に留意されて飼育されています。

スタッフにあたたかく見守られながら大切に育てられているキツネたちだからこそ、安心して触れ合えますね。

注意事項を守って楽しく観光

蔵王キツネ村の信頼の置ける飼育環境があるとはいえ、安全にキツネたちと触れ合うために訪問客側も気をつけないといけないことはあります。受付スタッフから注意事項の説明がありますので、そのルールを守って敷地内を散策することが大事です。

▶注意事項の例
・キツネの顔まわりには手は出さないこと(噛まれる恐れがある)
・装飾のついた服などは、引っ張られる場合があるので注意すること
・携帯やカギを落とすと、キツネがどこかに持って行ってしまうことがあるので注意すること
・小さいお子さんには必ず保護者の方がそばに付き添うこと

実際に、落し物をしてしまい戻ってこなかったという話もよくあるようですので、楽しい旅にするためにもよく留意して行動したいですね。

◎アクセス等基本情報

出典: Muhammad Anuar bin Jamal/shutterstock.com

蔵王キツネ村の最寄駅はJR東北本線の白石駅。駅から車で20分ほどの場所に位置しています。週2日(祝日を除く火曜と金曜、2020年1月現在)のみ、東北本線の白石駅より往復1本のバスが運行されているのみになります。まあまあ山の中にあることをイメージしてくださいね。バス「きゃするくん」利用の場合は、白石駅から川原子ダム行きに乗り、キツネ村駐車場下のバス停で下車します。基本的にはタクシーや車を利用しましょう。

「薬師の湯」を宿泊予約している場合は、キツネ村までの往復送迎サービスがあるのでチェックしてみてくださいね。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

白石(宮城)でおすすめの記事

白石(宮城)のアクセスランキング