宮城県のおすすめ観光スポット35選をチェックしよう!

宮城県のおすすめ観光スポット35選をチェックしよう!

震災から活気を取り戻しつつある宮城県が観光に力を入れていることを知っていますか? 復興さなかの三陸海岸、中心都市の仙台市、美しい景色が有名な松島はもちろん、他にもおすすめしたい観光地に溢れています。宮城県の格安レンタカーを予約してドライブにもおすすめな観光地がたくさんあるんですよ。

世界的にもメジャーな場所から、地元民が知っている隠れスポットまでを一気に35か所をご紹介! 大人から子どもまで、オールシーズン楽しめる宮城県の観光の魅力をチェックしてみましょう!

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宮城県のおすすめ観光スポット35選をチェックしよう!

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1.仙台城跡(仙台市)

仙台城跡 伊達政宗公騎馬像

仙台観光と聞いて、独眼竜伊達政宗公の銅像を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。杜の都仙台の街並みを見下ろす勇壮な騎馬像があるのは、政宗が築いた仙台城の本丸跡。緑豊かな青葉山にあることから、青葉城とも呼ばれています。

広瀬川を渡り、城内唯一の建造物である復元隅櫓を横目に頂上まで徒歩で登るのがおすすめ観光コースです。もっと手軽に訪ねたい人や小さなお子様連れの方には、観光バス「るーぷる仙台」も運行されていますよ。本丸裏手には観光客用駐車場もあるので、車でも簡単にアクセスできますよ!

2.仙台七夕まつり(仙台市)

仙台七夕まつり

市役所前から駅前までのアーケード街を中心に、それぞれの商店が自慢の飾りを競い合う仙台七夕まつり。一番町のホテルに泊まれば、窓からきらびやかな七夕飾りを見下ろすこともできますよ。また、毎年開催日の前日に西公園で行われる花火大会も仙台七夕に欠かせないイベントの1つ。たくさんの花火が宮城の夏の夜を彩ります。

ちなみに由来は諸説ありますが、仙台の七夕は7月ではなく8月に行われます。これに合わせて、七夕まつりの日程も毎年8月の6・7・8日に設定されているので観光の際には注意が必要になります。

3.仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール(仙台市)

仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール

出典: 広瀬川

仙台駅から歩いて10分と便利な立地にあるアンパンマンこどもミュージアム&モールは、開館5周年の誕生日を迎えたばかりの宮城でも新しい観光スポット。子どもたちに大人気のアンパンマン・ワールドを実際に体験できる、宮城はおろか東北唯一の観光地です。

特に小さなお子様連れの家族にオススメですよ!周辺の駅東口エリアは再開発が進んでいて、観光客用の駐車場も完備されているので、仙台や宮城観光のついでに立ち寄ることもできます。

4.仙台うみの杜水族館(仙台市)

仙台うみの杜水族館

2015年にオープンした仙台うみの杜(もり)水族館。宮城県内や国内の生き物はもちろん、世界中の生物が数多く展示されています。一番のオススメは三陸沖や広瀬川など、地元宮城をモデルにしたエリア「日本のうみ-東北のうみ-」。その中でも巨大な水槽「いのちきらめく うみ」では、約50種の魚が泳ぐ迫力ある光景が広がります。

家族連れの観光客に人気のイルカとアシカのショーも大きな見どころ!観客との距離が近いので、目の前で迫力満点のパフォーマンスを見物できますよ。

5.SENDAI光のページェント(仙台市)

SENDAI光のページェント

毎年12月上旬から大晦日にかけて、定禅寺通りと青葉通りのケヤキ並木を彩る電飾イルミネーション「SENDAI光のページェント」。数十万ものLEDが描く美しく幻想的な光景は毎年観光客を魅了し続け、宮城県内随一の冬のデートスポットとしても人気を集めています。

なお、LEDは全て同じ色ですがその中に1つだけピンク色の電球が混ざっているんだとか。見つけた人には幸せが訪れるといわれています。周辺にはバーやレストランなどじっくりとイルミネーションを眺められる場所も多くあるので、自分だけの楽しみ方を見つけてみましょう。

6.蔵王山・御釜(蔵王町)

蔵王山・御釜

宮城・山形両県にまたがる蔵王連峰。その山頂近くにある火口のカルデラ湖「御釜(おかま)」は、そのときどきによって湖面の色が変化して見えるため「五色沼(ごしきぬま)」とも呼ばれています。火山活動も落ち着いた状態で比較的安定しているので、すぐ近くまで歩いて行けるのも大きな魅力です!

宮城側からも山形側からも、車なら蔵王エコーラインで容易にアクセスできます。蔵王温泉のある山形側からは、ロープウェイと少々のトレッキングで熊野岳まで登れば徒歩でも観光可能ですよ。

7.蔵王ハートランド(蔵王町)

蔵王ハートランド

宮城蔵王の裾野にある蔵王酪農センターの一部を一般開放している「ふれあい牧場ハートランド」。一部といっても、その敷地はなんと東京ドーム約20個分!一面の牧草地にのびのび暮らすヤギやヒツジに牛さんと、じかに触れ合い体験ができるのが大きな魅力の観光スポットです。

敷地内にはキャンプ場やバーベキューハウスもあるので、家族連れのレジャーにはぴったりですよ。ちなみに、リードでつないであればペットといっしょでも観光可能です。

8.蔵王エコーライン(白石市)

蔵王エコーライン

蔵王連峰を横断して宮城と山形を結ぶ蔵王エコーライン。天気が良ければ遠く太平洋まで眺めることのできる絶景の道路は、山頂までの一部区間を除いて無料です。御釜に立ち寄らずに観光すれば、料金いらずで蔵王横断ドライブを楽しむことができますよ。

特に宮城側は紅葉の時期の景色が素晴らしく、まるで赤や黄色のトンネルを走り抜けているかのよう。デートコースに組み込めば、2人だけの時間をいっそうロマンチックに演出してくれるでしょう。

9.宮城蔵王キツネ村(白石市)

宮城蔵王キツネ村

宮城県白石市の北西部、蔵王連峰の山すそにある宮城蔵王キツネ村は、世界でも珍しいキツネに焦点を絞った観光テーマパーク。そのため、外国人観光客も数多く訪れる人気上昇中の観光スポットです。園内には6種類100頭以上のキツネたちが放し飼いにされていて、実際に触れ合うこともできます。

小学生以下は入場料金が無料なので、小さなお子様連れの家族にもオススメ!アクセス手段は基本的に車ですが、条件付きで仙台駅や白石駅からバスで来園することも可能ですよ。

10.秋保温泉(仙台市)

秋保温泉

「奥州三名湯」または「日本三名湯」に数えられることもある秋保(あきう)温泉。仙台市街や仙台宮城ICなどからさほど遠くないところにあるので、日帰りでカンタンに行ける温泉地として広く知られています。仙台伊達藩から湯守に任じられた「佐藤勘三郎家」にはじまる「佐勘」をはじめ、「ホテル瑞鳳」や「岩沼屋」など宮城県民御用達のホテルや旅館が立ち並んでいます。

ちなみに、秋保温泉へ観光で訪れたなら「主婦の店 さいち」の名物「おはぎ」は外せません!甘すぎない素朴な田舎味が宮城県民にも観光客にも人気の大ヒット商品です。

11.秋保大滝(仙台市)

秋保大滝

宮城県中部を流れる名取川上流の秋保(あきう)大滝は、日本の滝百選や日本三大瀑布の1つに挙げられている大きくもゆかしい名瀑です。滝つぼのすぐそばまで歩いて行けるので、紅葉狩りの季節を中心に多くの観光客が足を運びます。近くには秋保大滝植物園や秋保大滝不動尊神社などもあるので、宮城観光で秋保を訪れた際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。

ただし、秋保温泉からはいささか離れているので注意!観光客用に無料の駐車場が完備されているので車が便利ですが、温泉街からバスで行くこともできますよ。

12.仙台万華鏡美術館(仙台市)

仙台万華鏡美術館

仙台市民の奥座敷、秋保温泉の入り口近くにある仙台万華鏡美術館。様々な美しい万華鏡が展示されているだけでなく、珍しい万華鏡を覗いてみたり実際に作ってみたりできるのが観光客に人気です。

温泉行きのバスはたくさん運行されているのでアクセスも容易。宮城観光で秋保温泉を訪れた際にフラッと立ち寄れるのも魅力です。ちなみに公式ホームページに掲載されているクーポンを利用すれば、入館料が10%オフになりますよ。

13.仙台八木山ベニーランド(仙台市)

仙台八木山ベニーランド

青葉山の南西にある八木山ベニーランド。そのCMソングは地元民のソウルミュージックで、休日ともなれば多くの宮城県民で賑わいます。学生向けの団体割引がとてもお得なので、宮城県内外からの修学旅行や卒業旅行の観光目的地としても選ばれています。

2015年に開業した地下鉄東西線の終点八木山動物公園駅のすぐ近くなので、アクセスもとっても容易になりました。もちろん駐車場も完備なので、お子様連れやカップルの方たちの観光にもオススメですよ!

14.田代島(石巻市)

田代島

宮城県石巻市の南部、牡鹿半島の南西に浮かぶ田代島。石巻港からフェリーでしか行けないこの島には、漁の神様として猫神社がまつられています。そのため、田代島ではネコは神聖な動物として大切に扱われ、島の人口よりもネコの方が多い「にゃんこの島」として有名になりました。

島内の民宿や「マンガアイランド」に宿泊すれば、思う存分にゃんこたちと戯れることができますよ!猫愛好家の観光客にはたまらない宮城県のにゃんにゃんパラダイスへ、ぜひ一度行ってみませんか?

15.作並温泉(仙台市)

作並温泉 ゆづくし Salon 一の坊

広瀬川の源流域、宮城と山形の県境近くにある作並(さくなみ)温泉は、秋保温泉と並ぶ仙台市民の奥座敷です。温泉の発見は721年と伝えられ、江戸時代中期に温泉地として開湯しました。

特に開湯当時から続く鷹泉閣岩松旅館の岩風呂は、旅館の内湯としては日本最古の露天風呂の1つ。ホテルグリーングリーンの隣には日帰り温泉観光施設もあり、温浴だけでなく岩盤浴もできますよ。作並温泉への観光は仙台駅から市営バスを利用するか、それぞれの宿から無料の送迎バスも出ています。

16.鳴子温泉(大崎市)

鳴子風雅

宮城県北西部にある鳴子(なるご)温泉は奥州三名湯の一つ。日本でも屈指の古湯として有名です。広範な温泉エリアには9つの泉質に分かれた300を超える源泉があり、宿や浴場ごとに違ったお湯が楽しめます。

観光旅館のタイプも、400年の歴史をもつ「鳴子観光ホテル」から大江戸温泉物語グループの「四季の宿ますや」まで様々。宮城県内での日帰りプランの方には、共同浴場「滝の湯」や鳴子温泉駅前の無料の足湯などもオススメですよ!

17.鳴子峡(大崎市)

鳴子峡

宮城県を代表する紅葉観光スポットの1つ鳴子峡。岩壁切り立つ渓谷が、秋には一面赤や黄色に染まります。特に鳴子峡レストハウスから大深沢橋越しに望む景色はまさに絶佳の一言!レストハウスには観光用駐車場も完備されているので、宮城が誇る絶景をじっくり眺めを楽しむことができますよ。

また、谷底を歩く遊歩道も秋だけでなく夏も楽しめるオススメの観光コースです。涼やかな大谷川に沿って、奇岩巨岩の風景が目の前に広がります。

18.松島(松島町)

松島

いわずと知れた日本三景の1つ松島。仙台駅からJR仙山線に乗って松島海岸駅で降りれば、目の前はもう松島湾です。島々を眺めながらのランチで宮城の海の幸に舌鼓を打つもよし、人気の観光遊覧船でお隣の塩釜市塩釜港へ向かうもよしです。

松尾芭蕉も唸った松島の絶景をより深く味わいたいなら、「四大観」と呼ばれる湾の周囲の眺望ポイントがオススメ! また、JR東北本線の松島駅に近いホテル一の坊に泊まれば、260を超える島々のほとんどを余すところなく見渡すことができますよ。

19.松島灯籠流し花火大会「松島流灯会 海の盆」(松島町)

毎年8月16日に松島海岸中央広場の特設会場で行われる瑞巌寺大施餓鬼会。2日間にわたって供養花火として開催されるのが、この松島灯籠流し花火大会です。特に施餓鬼会当日の夜は松島湾の海にたくさんの灯籠が浮かべられ、その幻想的な明かりと華やかな花火のコントラストが宮城の夏の夜を彩ります。

ちなみに松島周辺の道路は普段でも混雑しやすいため、観光に訪れる際にはJR仙石線を利用して松島海岸駅で降りましょう。※写真はイメージです。

20. 円通院(松島町)

円通院

宮城松島の主要な観光スポットとして名高い円通院。夏にはバラの花が、秋にはライトアップされた紅葉が境内を彩り、四季折々の情景が楽しめます。また、円通院では数珠作りが体験できるのも大きな魅力。様々な種類のきれいな数珠玉を選んで、自分だけのオリジナルの数珠を作ることができますよ。珠に紐を通して願いを込めつつ結べば、縁結びのご利益も期待できますね。

21.瑞巌寺(松島町)

.瑞巌寺

伊達政宗公開基の寺院として、松島屈指の観光名所となっています。政宗は松島と瑞巌寺をいざという時の最後の砦とするつもりだったと言われ、地図を見れば鎌倉とよく似た地形であることに気づくでしょう。

観光での見どころは国宝の庫裏や参道の杉並木、政宗の正室愛姫の墓堂である陽徳院御霊屋、紅白2本の臥龍梅などです。宮城県松島町の天然記念物に指定されているデンドロビウムの1種石斛も必見!5月下旬ごろになると、直径5cmほどの可憐な花をたくさん咲かせ観光客の目を楽しませます。

22.五大堂(松島町)

五大堂

宮城松島の風景として欠かせない五大堂は、5体の明王像を安置したことからその名が付けられました。隙間の開いた橋げたから海面が見える「透かし橋」を渡ると、伊達政宗公によって再建された格調高い堂宇が現れます。拝観料は無料ですが、観光用の駐車場はないため車で来られる際は注意ください。堂越しに眺める松島湾の景色は、松尾芭蕉ならずとも俳句を一句ひねりたくなる美しさですよ。

23.鹽竈神社(塩釜市)

鹽竈神社の鹽竈ザクラ

仙台と松島の中間にある宮城県塩釜市。陸奥国一宮の鹽竈(しおがま)神社は、その名の通り製塩の神様をまつったことに始まると伝えられるパワースポットです。2つの本殿が左右に並び、多くの社殿が国の重要文化財に指定されています。

また、境内に志波彦神社鹽竈神社神職養成所も擁する古式ゆかしきこの神社は、国の天然記念物「シオガマザクラ」が植生していることでも有名。毎年春には宮城県内外から大勢の観光客が八重の大輪を鑑賞しにやって来ます。

24.一目千本桜(大河原町)

一目千本桜

あまりの美しさにそばを走る電車もこのときばかりは徐行運転!白石川の河岸に約8㎞にわたって続く一目千本桜(ひとめせんぼんざくら)は、宮城県で唯一「日本さくら名所100選」に選ばれたお花見観光スポットです。晴れた日には川面に桜並木と宮城蔵王連峰の白い山々が映り込んで、言葉にできないほどの絶景が。

当然ながらアクセスも良好。見頃となる4月中旬には桜まつりが開催され、JR大河原駅徒歩3分の河川敷公園から運航されるお花見屋形船も観光客に人気です。夜にはライトアップも行われるので、日中とはまた違った情緒を感じられてオススメですよ!

25.三陸海岸

三陸復興国定公園

三陸海岸というとまず岩手県が想起されますが、その3分の1ほどは宮城県内にあります。南端にあたる牡鹿半島はとくに地形が入り組んでいて、半島を縦断する牡鹿コバルトラインをドライブ観光すれば、飽きることなく移り行く風景に感動することでしょう。

また、日本有数のリアス式海岸は女川や気仙沼など宮城が誇る多くの良港を育んでいます。震災を乗り越えて復活した宮城の漁港を観光で巡って、新鮮な海の幸を食べ歩いてみるのもいかがでしょうか。夜は宮城県南三陸町にあるホテル観洋に泊まれば、朝には温泉から水平線に昇る朝日を拝むことができますよ!

26.巨釜・半造(気仙沼市)

唐桑半島 巨釜の折石

宮城と岩手の県境近く、唐桑半島の2つの岬にあるのがこの巨釜(おおがま)と半造(はんぞう)です。いずれも宮城県の名勝に指定されている奇岩の風景観光スポット。隕石の衝突によって形成されたと考えられていることから、大理石の石柱「折石」や半透明の鉱物マグネサイトの岩など独特の景観を呈していいます。

ちなみに、巨釜と半造はお互いに300mほど離れていて、その中間付近に観光客用の駐車場があります。車であればアクセスは容易ですが、駐車場からはそれぞれ300mほど歩かなければなりません。

27.遠刈田温泉(蔵王町)

遠刈田温泉

蔵王山麓には多くの温泉地がありますが、宮城蔵王でもっともメジャーな温泉といえばこの遠刈田温泉でしょう。東北新幹線白石蔵王駅やJR東北本線白石駅からバスでおよそ1時間弱。そこにはどこか懐かしい温泉街のある風景が待っています。

蔵王の高原地帯にあるため周辺には牧場や養鶏場も多く、新鮮な食材を使った宮城蔵王グルメも魅力の1つでしょう。日帰り観光の方には、平成18年に開館した観光共同浴場「神の湯」がオススメ! 無料の足湯もあるので、蔵王観光のついでにちょっと立ち寄ることもできますよ。

28.白石城(白石市)

白石城

伊達政宗の側近・片倉小十郎景綱の居城として知られる白石城。近年白亜三層の天守が復元され、一躍宮城でも人気の観光スポットとなりました。白石城跡一帯の益岡公園は桜の名所としても有名で、毎年4月の桜まつりには多くの観光客が訪れます。

他にも、鉄砲隊火縄銃演舞や鬼小十郎まつりなど年間を通じて様々なイベントがめじろ押し!周辺には無料の駐車場も整備されているので、宮城蔵王観光やドライブの際にもぜひお立ち寄りください。

29.船岡城址公園(柴田町)

船岡城址公園のスロープカー

白石川沿いの一目千本桜と合わせて宮城県内屈指の桜の名所と言われるのが、この船岡城址公園です。『樅ノ木(もみのき)は残った』の主人公原田甲斐が城主を務めたことでも有名。お城としての跡はほとんど残っていませんが、要害らしい起伏のある丘にたくさんの桜が咲き乱れる観光スポットとして、毎年春には多くの観光客がお花見にやってきます。

大きな平和観音像の建つ山頂までは可愛らしいスロープカーが走っているので、桜のトンネルをくぐりながらラクラク本丸まで登ることもできますよ!

30.栗駒山(栗原市)

神の絨毯 栗駒山

宮城・岩手・秋田の3県にまたがる栗駒山。四方にひときわ雄大な山裾が広がっているのが特徴で、秋の紅葉シーズンにはこれらの峰々が一面赤や黄色に染まります。登山ルートも本格的なものから原生林を歩くトレッキングに近いコースまで様々!多くの登山愛好家が毎年の山開きを心待ちにしています。

また、栗駒山の周辺は優れた温泉が多いのでドライブ観光にも最適。特に須川温泉の栗駒山荘は、お風呂から眺める夕日が美しいことで人気ですよ。

31.多賀城跡(多賀城市)

多賀城跡のあやめ園

大和朝廷の古代城柵として歴史の教科書でおなじみの多賀城跡。建物は残っていませんが、丘の上の政庁跡一帯は芝生の広場として整備され、休日には多くの家族連れやカップルが憩いのひとときを過ごします。

4月には桜、6月にはあやめ園のアヤメと、花の観光スポットとしても有名!さらには宮城県内屈指の心霊スポットとも言われ、夜にもちらほらと若い人たちの姿が。無料の観光用駐車場もあるので、いつでも手軽に行けるのも魅力ですよ。

32.国営みちのく杜の湖畔公園(ポピー)(川崎町)

みちのく杜の湖畔公園

国営みちのく杜の湖畔公園は、宮城県中部の釜房湖畔に建設された広大な自然の公園です。北地区、南地区、里山地区の3つに分かれ、それぞれに異なる特色を持たせています。

観光客に人気なのは季節ごとに10万株もの花々が咲きほこる南地区と、キャンプ場や8ヘクタールの広大なグラウンド「風の草原」のある北地区。山形自動車道宮城川崎ICから車で約5分とアクセスも良く、観光向けの無料駐車場が完備されているのもありがたいですね!

33.大理石海岸(気仙沼市)

大理石海岸

岩手と宮城の県境近く、三陸海岸の一端に大理石が露わとなっている海岸があります。古くはここから実際に大理石が切り出され、宮城からはるばる日本橋三越本店のライオン像などにも使われました。

その採掘跡が四角く残っている箇所もありますが、現在では国内でも珍しい美観として観光用に保護されています。無料の観光駐車場も整備されているのでアクセスも良好。バスなら大船渡線鹿折唐桑駅から20分ほどで行けますよ。

34.石巻川開き祭り(石巻市)

石巻川開き祭り

もともとは水難犠牲者を供養する「川施餓鬼(かわせがき)」と呼ばれる仏教行事でしたが、近年では多彩なイベントが催される宮城県内でも屈指の規模のお祭りとなっています。メイン行事の1つ花火大会では、市内に交通規制が敷かれるほどの観光客が訪れてます。

日中には航空自衛隊松島基地のブルーインパルスによる展示飛行も行われ、ショー後の写真撮影会も含めてこちらも観光客に人気のイベントですよ。※写真はイメージです。

35.金華山(石巻市)

金華山

金華「山」とはいっても、宮城県石巻市の南東、牡鹿半島の沖合に浮かぶ島のことです。女川港からフェリーで約35分、島全体が黄金山神社の神域という自然豊かな金華山に到着です。「3年続けて参詣すれば、一生お金に困ることはない」とも言い伝えられていて、毎年多くの観光客や登山客が訪れます。

近年では、金華山周辺海域で水揚げされる「金華さば」が宮城県の地域ブランドとして定着。脂のずっしりのった身の厚い金華さばは、今や宮城観光では外すことのできない逸品ですよ!

◎まとめ

西に奥羽山脈、東に太平洋を控えた宮城県には、自然豊かな観光スポットがいっぱい!また、伊達政宗が建設した仙台と松島の町には、多くの歴史ある観光名所があります。そこに震災からの復興に向けた新しい観光施設や活気あるお祭りが加わりました。宮城は今もますます魅力ある観光県へと成長中です!旅の途中にはもちろん、牛タンにカキに三陸の新鮮な魚介と、宮城グルメも忘れず食べつくしましょう!

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