大分県を満喫できるおすすめ観光スポット44選

大分県を満喫できるおすすめ観光スポット44選

おんせん県として、CMなどで全国にアピール中の「大分県」。湧出量日本一の別府温泉や、行きたい温泉地ランキングで常に上位の湯布院温泉など、おんせん県の名に恥じない名湯観光地が点在しています。また、関サバ・関アジやとり天、中津の鶏唐揚げと、大分グルメは子供にも大人気!ビターな大人には臼杵のフグもおすすめですよ。そんな大分県にあるおすすめ観光スポットを厳選しました。

目次

大分県を満喫できるおすすめ観光スポット44選

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1. 別府温泉(別府市)

別府温泉

大分県が「おんせん県」を名乗れるのも、源泉数・湧出量日本一を誇る別府温泉あればこそ!街中いたるところから湯気が勢いよく立ち昇り、遠くから眺めるとまるで工業地帯でもあるかのよう。日本随一の温泉観光地であることは論を待ちませんね。数百ある源泉は、大きく「別府八湯」と呼ばれる温泉地に分類されます。名物の地獄めぐりと併せて、いくつかの源泉地を観光で回ってみるのもいいですね。

隠れたおすすめは、お好みの野菜や魚介などを温泉の蒸気で蒸しあげる「地獄蒸し」。多くのホテルや旅館に地獄蒸しのできる「地獄釜」が備えられているので、探してみましょう。何度訪れても終わりのない大分の別府温泉。観光のついでに日帰りなんてもったいないですよ!

2. 耶馬渓(中津市)

耶馬渓

見たことのない絶景スポットへようこそ!90度に切り立った岩山は、まるで山水画に出てくる絵そのもの。ダイナミックにして繊細な四季折々の風景が見どころの「耶馬渓」ですが、中でもおすすめは耶馬渓橋です。日本百名橋のひとつで、絵になる壮観な風景を見ることができます。石造りの8連アーチは日本最長にして日本最多です。

すぐ近くの競秀峰は、山国川の沿岸の切り立つ岩崖。名前は岩峰が競って伸びるように見えることから由来しています。そして猿飛千壺峡へ。長い年月をかけて岩が削られた穴群をご覧ください。アクセスは車がおすすめ。大分自動車道、玖珠インターで降りて見てまわった後は、日田インターへ抜ける方が便利です。耶馬渓ではどのスポットにも便利な駐車場を完備しています。特に紅葉の季節は人気ですよ。

3. 湯布院(由布市)

大分県湯布院

JR由布院駅を出たら温泉街観光スタート!駅併設の足湯で癒された後は「乗る」をセレクトしてみてはいかがでしょうか?「観光辻馬車」は乗り合いの馬車です。「スカーボロ」では英国式クラシックカーで湯布院をぐるりと一周できます。他にも人力車やレンタサイクルもあるので、お好みの巡り方をどうぞ。

「見る」をセレクトするなら「フローラルビレッジ」へ。イギリス・コッツウォルズ村を再現した、アリスやピーターラビットの世界へいざないます。絶景スポットの「金鱗湖」は清水と温泉が湧くので、冬の朝には湖面に湯気がたち込め、幻想的な風景に。中の鯉のうろこが金色に輝いて見えたことから名付けられました。温泉街ならではの温かみが湖一帯にも漂います。旅館のランチだけでも趣を感じられますよ。そして湯布院の代名詞・温泉も堪能しましょう。

4. 大分マリーンパレス水族館「うみたまご」(大分市)

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」

約500種、15,000匹の海の生き物が暮らす大分市の水族館「うみたまご」。県内でもトップクラスの入場者数を誇る、大分を代表する観光スポットです。エイやサメが暮らす迫力満点の大回遊水槽、サンゴ大水槽など見どころ盛りだくさん。「あそびーち」では、ガラスのないプールでありのままに泳ぐ動物たちの姿を観察したり、白砂のビーチに置かれたユニークなオブジェで遊ぶことができます。子どもたちを中心にたくさんの観光客から好評です。

車、バスともにアクセス良好。マイカーがない場合は、大分県の格安レンタカーを予約すると便利。大分駅や別府駅からは路線バスが運行していますよ。

5. 高崎山自然動物園(大分市)

高崎山自然動物園

国道10号線と線路をはさんで、うみたまごの向かいにあるのが「高崎山自然動物園」。同じく大分県の人気観光スポットです。高崎山には古くから野生のサルが住んでいて、この動物園でも約1300匹の野生のサルを間近で見ることができます。餌付けタイムになると一斉に群がってくるサルたち。その勢いは圧巻です。ぜひ体感してください。

英国王妃と同じ名前で話題になったシャーロットちゃんも、すっかり人気者の座に君臨していますよ。また、うみたまごの隣には「おさる館」があります。サルについてのあれこれを学べるスペースをはじめ、カフェやお土産店も入っているので、大分観光の休憩にぴったりです。うみたまごと同じく、大分や別府の駅、そして港からの所要時間がいずれも30分以内とアクセス良好なのもうれしい観光地ですね。

6. 大分府内城跡(大分市)

出典: フォトクリエイト / PIXTA(ピクスタ)

JR大分駅から徒歩10分、大分市民の憩いの公園「府内城跡(ふないじょうあと)」があります。石田三成の義弟・福原直高が築いた城で、当時は直接海とつながった水城でした。天守は残っていませんが、人質櫓と宗門櫓というやや物騒な名前の二層櫓が現存しています。戦後には4基の櫓や大手門、廊下橋も復元。別名「荷揚城(にあげじょう)」と呼ばれた、かつての港の城の雰囲気を取り戻しています。

春には堀端の桜が美しい日本100名城の1つですが、観光で訪れたらぜひ立ち寄ってほしいのが天守台下の「お宮の祠」。家族の生活と引き換えに人柱となった、貧しいお宮という娘を祀ったものです。大分県の県庁所在地・大分市街観光では外せないスポットですよ。

7. 関崎海星館(大分市)

出典: ちょこわん / PIXTA(ピクスタ)

九州有数の大きな望遠鏡を備えている「関崎海星館」。館内からは海を一望できるため、その名の通り海も星も楽しむことができます。星座観察会はもちろん、1年を通して様々な空にまつわるイベントが開催されているため、小さなお子さんの学習スポットにもピッタリの観光スポットです。なんと1月1日には初日の出観望会も行われるんですよ。

また、季節ごとのお花を楽しめるのも関崎海星館の魅力の1つ。水仙やあじさいなどの花々が建物の周りに咲き誇ります。なお、アクセスは幸崎駅から車で約25分。駐車場も完備されているので安心ですね。昼間はどこまでも広がる青い海を、夜はきらめく星空を眺めれば、忘れられない大分旅の思い出になりますね。

8. 大分銀行赤レンガ館(大分市)

大分銀行赤レンガ館

「大分銀行赤レンガ館」は、大分市の中央通りにひときわ目を惹く建築物が印象的です。現在も使用されているこの建物は、大正2年(1913年)に建てられました。大分銀行赤レンガ館を設計したのは、辰野金吾という人物。東京駅などの設計で知られる建築家です。

言われてみると、東京駅に似ているような気がしますね。赤いレンガと白い御影石が美しいコントラストとなり、周囲に大正ロマンを漂わせます。大分銀行赤レンガ館は、現代でもグッドデザイン賞を受賞するなど高い評価を受けているんですよ。また、大分銀行赤レンガ館は大分市中央部でも唯一の洋館。大分を歴史を振り返るのには欠かせない観光スポットです。

9. 原尻の滝(豊後大野市)

出典: 甲斐 武 / PIXTA(ピクスタ)

自然豊かな大分県豊後大野市。まわりを田んぼに囲まれたのどかな風景からは想像もできない、緒方平野に突然現れる瀑布が「原尻の滝」です。幅120m、高さ20m、馬蹄のような滝壁の形から「大分のナイアガラ」とも称され、市の観光名所として親しまれています。7~9月にはライトアップされとっても幻想的に。

併設された道の駅も人気で、地元大分の特産品を販売する物産館、そして郷土料理が味わえるレストラン白滝はランチにもぴったりです。大分の美食を堪能してください。ちなみにテラス席からは滝が見えます!アクセスはJR緒方駅から車で約10分。市バスの上緒方・小富士線も走っているので便利な観光名所です。周辺には大分で人気のジェラート屋「ミルクファームフルショウ」もありますよ。

10. うみたま体験パークつくみイルカ島(津久見市)

出典: ちょこわん / PIXTA(ピクスタ)

大分でイルカと一緒に泳ごう!「つくみイルカ島」は大分市の人気水族館「うみたまご」が運営する、津久見の海を利用した体験型テーマパークです。イルカショーやドルフィンスイムはもちろん、小さなお子様にもぴったりのふれあい体験や、えさやりなどのプログラムを開催しています。体長約3mの優しく人懐っこいバンドウイルカと仲良くなっちゃいましょう!アザラシとペンギンもいますよ。

併設する「つくみマルシェ」では大分の美味しい特産品を販売。レストランもあるのでランチにおすすめです。料金は団体割引などが様々な割引もあるんだとか。JR津久見駅か日代駅から路線バスの四浦線利用、または津久見駅から土日祝日のみ直行バスが運行しています。

11. 岡城跡(竹田市)

岡城跡(竹田市)

「春高楼(こうろう)の花の宴(えん) 巡る盃(さかずき)影さして」。滝廉太郎が名曲『荒城の月』のメロディの着想を得たとされる、竹田市の「岡城跡」。大分県内でも長い歴史をもつ難攻不落の山城で、戦国時代末期には勢いに乗る薩摩の島津軍を何度も撃退したほど!日本100名城にも選ばれています。城内には累々と石垣が残っていて、滝廉太郎の銅像もありますよ。

山頂からの眺めは素晴らしく、山林の中には石垣が埋もれているので、春には桜、秋には紅葉が美しいことでも有名です。大手門の目の前に駐車場があり、山麓までバスも通じているので観光も便利。九州にもある天空の城へ、大分県へ旅行へ来たならぜひ訪れてみたい観光名所です。

12. 城下町竹田(竹田市)

出典: グッチー / PIXTA(ピクスタ)

岡城の城下町で知られる竹田市は、古くから多くの文化人が活躍してきました。現在もその文化人の足跡が観光地として、「城下町竹田」に残っています。「旧竹田荘」はその中の一つ。絵画だけではなく、和歌や華道でも名を馳せた田能村竹田(たのむらちくでん)の旧居です。2階から見えるのは、城下町竹田の景色。田能村竹田も城下町の風景を漢詩に詠んでいます。

また、瀧廉太郎が12歳から14歳まで過ごした屋敷は、瀧廉太郎記念館としてリニューアル。ここでは、竹田ゆかりの音楽家・瀧廉太郎の人生のあゆみを紹介しています。彼のセンスや感受性がここで育まれたと思うと、城下町竹田の凄さが身に沁みるでしょう。他にも、城下町竹田には昔懐かしい情緒漂う観光スポットがたくさん。岡城の観光と併せて散策すると、素敵な大分観光になりますよ!

13. 竹田湧水群(竹田市)

出典: umehara- / PIXTA(ピクスタ)

くじゅう連山や阿蘇外輪山などの山に囲まれ、「名水の里」と呼ばれるほど豊かな水と緑に恵まれている竹田市。「竹田湧水群」は、市内の祖峰地区に50~60ヶ所点在する湧水群で、名水100選にも選ばれています。このうち特に人気の高い泉水湧水は、九州一の名水とも言われ、ミネラルウォーターも販売。まろやかな軟水がお好きな方におすすめですよ。

河宇田湧水の近くには「中島公園名水河川プール」がありますが、ここは川の水をそのまま使った天然のプール!名水で泳げるだけではなく、利用料無料というこの上ない贅沢が味わえる観光スポットです。子供用のプールもあり安心。最寄りはJR豊肥線の玉来駅で車で約5分。アクセスはレンタカーが便利です。

14. 長湯温泉/ラムネ温泉(竹田市)

ラムネ温泉(竹田市)

「ラムネ温泉」は名前の通りの高濃度炭酸泉!シュワシュワしたお湯に浸かれば、あっという間に体が細かな気泡に包まれるでしょう。竹田市直入町にある「長湯温泉」はラムネ温泉と言うブリーな別称とは裏腹に、古くは『風土記』にも登場したとされる歴史ある名湯です。

江戸時代には、一帯を治めた岡藩のお殿様が足しげく通っていました。現在に至るまで、様々な温泉の権威が長湯の炭酸泉の効用を讃えています。特に炭酸は血管を拡張して血液の流れをスムーズにすると言われ、心臓の働きを改善する効果が見込まれるそうですよ!

最近ではドイツの温泉保養地と提携し、ドイツではおなじみの食材・白アスパラの栽培もさかんです。観光ついでに健康になれて、大分の美味しいグルメにもありつける一度で3つおいしい大分の温泉観光地ですよ。

15. 沈堕の滝(豊後大野市)

出典: みゅー / PIXTA(ピクスタ)

かの雪舟も描いた美しい滝が豊後大野市にあります。大野川と緒方川の合流点にある「沈堕(ちんだ)の滝」は、「豊後のナイアガラ」あるいは「大野のナイアガラ」とも称される名瀑!幅約100mにわたる垂直の崖を、いくつにも分かれて水が溢れ落ちていきます。この独特の景観は、柱状節理と呼ばれる溶岩性の地形が生み出したものです。

美しく見せる最適の水量を保つため、上流の地形保護工事を行いました。大分市街から豊後竹田へ向かう国道およびJR豊肥本線の中途にあるため、観光でのアクセスも便利!最寄り駅の近くには「道の駅きよかわ」もあるので、お土産やお食事がてらに観光することもできますよ。

16. くじゅう花公園(竹田市)

くじゅう花公園(竹田市)

竹田市は1,000m級の山々に囲まれています。標高850mの久住高原にある「くじゅう花公園」は、約500種類もの花が咲くテーマパーク。レストランやお土産店、雑貨屋などが揃う「花の村」として、年間数十万人の観光客で賑わいます。

春先のチューリップや芝桜、8月のひまわり、秋のコスモスやマリーゴールドなど広大な土地に植えられた季節の花々は実に彩り鮮やか!お花好きでなくともうっとりしてしまうほど美しいです。開花時期に合わせたイベントも充実しているので、観光する前にチェックしてみましょう。

アクセスは大分市内や福岡、佐賀方面から車で約1時間。豊後竹田駅からの路線バスや、別府と阿蘇を結ぶ「あそ・ゆふ高原バス」も利用できます。

17. 稲積水中鍾乳洞(豊後大野市)

稲積水中鍾乳洞(豊後大野市)

豊後大野市にある「稲積水中鍾乳洞」は、約30万年前の阿蘇山の噴火によってできた鍾乳洞です。世界でも珍しい水中鍾乳洞として、多くの観光客が訪れています。湧き出る清らかな水と、白亜の鍾乳石が幻想的で見る人を魅了!ロマンチックな風景なので、カップルでの大分観光でもイチオシの観光スポットです。鍾乳洞内はほとんど歩いて観光できるので、特別な装備はいりません。

また、鍾乳洞の入り口には喫茶食堂があり、「名水コーヒー」も味わえます。他にも周辺には原尻の滝など、大分の大自然を満喫できる観光スポットがいっぱい!夏の夜はホタルも見えるので、素敵な思い出になることでしょう。大分の秘境で、探検気分を味わってみませんか?

18. 佐伯城跡(佐伯市)

佐伯城跡(佐伯市)

佐伯市街を見下ろす八幡山に築かれた「佐伯城(さいきじょう)」は、江戸時代を通じて毛利家2万石の居城でした。標高144mの山頂にある本丸までは、麓から歩いて約20分のハイキングです。山頂からは佐伯の街並みと豊後水道の景色が広がりますよ。山上には建物は残っていませんが、山麓の三の丸には豪壮な櫓門が現存しています。全国的に見ても規模が大きく、貴重な遺構です。

また、大分県佐伯を観光するなら、城下町の散策もおすすめ!武家屋敷街の雰囲気が残っているうえに観光客も多くないので、落ち着いて楽しむことができますよ。その中の一画に、明治時代に文人国木田独歩が下宿した「坂本永年邸」があり、国木田独歩館として開放されています。佐伯へ観光に来たならぜひ立ち寄りたいですね。

19. 臼杵磨崖仏(臼杵市)

臼杵磨崖仏(臼杵市)

「臼杵磨崖仏(うすきまがいぶつ)」は臼杵市にある磨崖仏で、臼杵石仏の名で親しまれています。磨崖仏とは岩壁を彫って造立された仏像のこと。普段拝む仏像とは異なる素朴な趣があるのが、磨崖仏観光の魅力です。

臼杵磨崖仏には磨崖仏(石仏)の集まりが大きく3つあります。中でも古園石仏群の大日如来坐像は、日本の石仏の最高傑作とも呼び声の高い石仏です。この大日如来坐像は近年まで首が落ちていましたが、1993年の修復でもとの位置に戻りました。

この首が落ちないことから、クビにされない(解雇されない)人気のパワースポットとして、多くの観光客が訪れています。磨崖仏はもちろん運ぶことができません。そのため臼杵磨崖仏のご利益を預かりたいなら、臼杵市まで行くしかありませんよ!

20. 臼杵城跡(臼杵市)

臼杵城跡(臼杵市)

キリシタン大名として名高い大友宗麟が、晩年に居城としたことで知られる「臼杵城」。当時は堀一本隔てて本土と切り離されていた島の上にあり、丹生島城(にうじまじょう)とも呼ばれていました。かつて島津氏の大軍が攻め寄せたとき、城内に設置されていたポルトガル製の大砲「国崩し」を撃ち放ち、敵兵の撃退に成功したという逸話をもっています。

江戸時代には稲葉家5万石の居城として存続しましたが、現在は2つの櫓と復元された櫓門を残すのみです。しかし、累々と連なる石垣やもともと島であったことに由来する地形の美しさも十分見ごたえあり!特に臼杵城には桜が良く似合い、春には多くの花見客や観光客で賑わいます。

21. 二王座歴史の道(臼杵市)

出典: なないち/photolibrary

臼杵城の南にある「二王座(におうざ)」という町は、阿蘇山の火山灰によって出来た凝灰岩を削ることで、狭い道を通しました。現在も石畳の坂道に沿って、武家屋敷跡や古い蔵が立ち並ぶ観光地です。さらに、二王座歴史の道には南蛮の文化が漂います!

また、キリシタン大名・大友宗麟のお膝元である臼杵ならではの洋館風の建物などの観光スポットも見られますよ。その独特の雰囲気から、二王座歴史の道は国の都市景観100選にも選ばれました。そして、観光する際におすすめしたいのがみそソフト!味噌のソースのしょっぱさがバニラの甘さを引き立たせます。和風なソフトクリームを片手に、南蛮文化の薫る城下町・臼杵を観光するのも大分県ならではですね。

22. 風連鍾乳洞(臼杵市)

風連鍾乳洞(臼杵市)

臼杵市にある「風連鍾乳洞(ふうれんしょうにゅうどう)」は、日本一美しいとの呼び声高い鍾乳洞です。「風連洞窟」として、国の天然記念物にも指定されています。風連鍾乳洞は出入り口が一つしかない閉塞型の鍾乳洞なので、外気に触れにくく、風化が少ないことでも有名です。真っ白な鍾乳洞の中はまさに異世界。夏は涼しく、冬は暖かいのも鍾乳洞を観光するのにうれしいですね。

また、風連鍾乳洞の周辺には有名な鍾乳洞がたくさんあります。中でも稲積水中鍾乳洞は透き通る水を歩きながら、探検気分を楽しめる人気の観光スポットです。ライトアップされるので、幻想的な光景を楽しむことができますよ。大分で鍾乳洞めぐりをするのも、大分の新しい観光の楽しみ方ですね。

23. サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド(速見郡)

出典: Panoraman (CC BY-SA 3.0)

「サンリオキャラクターパークハーモニーランド」は、大分県中部の日出町にあるテーマパークです。女の子に人気の可愛いキャラクターのアトラクションはもちろん、男の子も喜ぶゴーカートやアスレチックも充実しています。他にもキャラクターとふれあえるショーも行われ、訪れた観光客から好評を博しています。特にパレードではたくさんのイルミネーションが輝きますよ。明るく豪華なパレードは目が離せません!

また、ショップではお土産やオリジナルグッズを販売しています。忘れずに立ち寄りましょう。さらに、レストランでは可愛いキャラクターの顔をした料理を提供しています。家族で大分を観光するなら、ハーモニーランドはピッタリの観光スポットです。

24. 両子寺(国東市)

両子寺(国東市)

大分県国東半島のちょうど真ん中にある「両子寺(ふたごじ)」。六郷満山と呼ばれる、国東半島独特の山岳信仰の中心として繁栄しました。両子寺はその名の通り、子授け祈願として多くの参拝者が足を運びます。ただ、両子寺の魅力はそれだけではありません!

紅葉の名所でも知られ、秋になると紅葉を目当てにたくさんの観光客も訪れます。そして、広い境内には見どころがいっぱい!山門への石段へは力強く立つ仁王像が迎えてくれますよ。両子大権現を祀った奥ノ院に参拝すれば、子宝に恵まれるかもしれません。両子寺に観光した際には食事にも困りません。ランチには美味しいそばや和食を堪能できます。両子寺は大分県で国東半島を観光するなら欠かせない観光地です。

25. 暘谷城跡/日出城跡(速見郡)

出典: グッチー /photolibrary

大分県別府市と杵築市の中間にある日出町(ひじちょう)。別府湾に臨む海岸に築かれた「日出城」は、関ケ原の戦い後に3万石の大名・木下家の居城として築かれました。その名の通り、日の出が美しい朝日の絶景スポットでもあって、雅称の「暘谷城(ようこくじょう)」も同様の意味でつけられたものです。天守は現存していませんが、移築修復された鬼門櫓は一見の価値あり!「鬼門除け(きもんよけ)」として、櫓の北東の角がわざと欠け落ちた珍しい形をしています。

本丸は小学校となっていますが、周辺からは別府湾越しに別府温泉の湯けむりや大分市街を望むオーシャンビューが楽しめますよ。また、日出は高級魚「城下がれい」の産地です。これもそのまんまお城の下で獲れることに由来。城下公園には珍しいカレイの供養碑もあります。

26. 二階堂美術館(速見郡)

大分県は麦焼酎が有名!麦焼酎と言えば、「二階堂」は全国的におなじみですよね。そんな二階堂酒造の美術コレクションを展示しているのが、日出町にある「二階堂美術館」です。日本画を主体とした美術館で、横山大観や伊東深水、川合玉堂といった巨匠たちの作品を数多く所有しています。年に5~6回開催される企画展は、すべて自館所蔵のもので行うというから驚きです。

JR日豊本線・日出駅のすぐ近くにあるので、観光にもとっても便利なんですよ。また、日出は「城下がれい」で有名なグルメの町でもあります。二階堂美術館で芸術に酔いしれたあとは、美味い肴で麦焼酎二階堂でまたほろ酔い。そんな小粋な観光旅行も、大分ならではと言えるでしょう。

27. 城下町杵築(杵築市)

出典: TECHD / PIXTA(ピクスタ)

国東半島の南東、守江湾に面した海辺の町・杵築(きつき)は、松平家3万石の城下町です。海に突き出た「杵築城」は、歴史上何度も敵の攻撃を跳ね返した名城!本丸に建てられた模擬天守からは、遠浅の海と城下町の両方を眺めることができます。

杵築観光のメインディッシュはサンドイッチ!「え?」と思われたでしょうが、実はこれ城下町のこと。谷筋を貫く通り沿いに町人街が、そして谷を挟む両側の丘の上に武家町が造られているのです。旧観を残す武家屋敷大原邸前の「塩屋の坂」に立てば、谷下の白壁商家の向こうにもう1つの屋敷街が望めます。

3つのエリアにはそれぞれ趣があるので、ゆっくり歴史ある町の観光を楽しむのがおすすめですよ!杵築は大分空港と別府の間にあることから、観光プランに組み込むのも容易ですね。

28. 姫島七不思議(東国東郡)

出典: ちょこわん / PIXTA(ピクスタ)

国東半島北部にある「姫島」。日本神話に登場する伊邪那岐(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)が「国産み」の時に、4番目に生んだ女島とされます。そんなどこかミステリアスな姫島には七不思議があるのです。例えば「千人堂」には、借金取りに追われた島民をかくまったエピソードが。この千人堂は、夕焼けに照らされた海が美しいことでも有名な観光名所です。

他の七不思議スポットもあらかじめエピソードを知っておけば、より観光を楽しめるでしょう。七不思議スポットを観光するなら、自転車がおすすめです。姫島は小さな島なので、レンタサイクルで島内の観光スポットを巡ることができます。心地よい海風にあたりながら、快適に観光してみてはいかがでしょうか?

29. 宇佐神宮(宇佐市)

出典: marumaru / PIXTA(ピクスタ)

大分屈指のパワースポットとして、観光客から人気の「宇佐神宮」。八幡神と言う神様を信仰する全国7,500以上ものある八幡神社の総本社です。東大寺の大仏建立に携わったり、道鏡事件を解決したりなどと、歴史の舞台にもたびたび登場した神社でもあります。宇佐神宮を訪れる前にぜひ知っておきたいのが独特な本殿!本殿を横から見ると、山型の屋根が二つあるんですよ。この造りは「八幡造」と呼ばれ、古代の神社建築を今に伝える貴重なものです。

他にも神々しさを放つ豪華な呉橋など見どころ満載。そして、宇佐神宮のもう一つの観光の魅力が仲見世商店街で食べれる大分グルメです。「宇佐からあげ」の他にも、「だんご汁」などの大分の郷土料理をランチに味わえますよ。

30. 青の洞門(中津市)

青の洞門(中津市)

「青の洞門」は大分の観光名所・耶馬渓にあるトンネルです。青の洞門ができる以前は、人々は断崖絶壁の危険な道を使っていました。しかし、禅海と言う僧がノミと槌だけで、30年間にわたり掘り進めたところ、青の洞門は開通。人々は安全に通行できるようになったのです。この感動的な逸話は菊池寛の『恩讐の彼方に』のモデルにもなり、青の洞門は有名な観光地になりました。

また、青の洞門は歌川広重の浮世絵や、明治時代の観光案内書にも紹介されたことから、古くから多く人で賑わいます。そして、青の洞門の周辺では中津からあげがランチに人気!観光のついでに大分自慢のからあげを食べに立ち寄るのも、大分ならではの観光の楽しみ方ではないでしょうか。

31. 奥耶馬渓(中津市)

出典: ARTS / PIXTA(ピクスタ)

「奥耶馬渓」も耶馬渓の一部で、耶馬渓を流れる山国川の上流にあります。奥耶馬渓最大の見どころは、猿飛の景とも呼ばれる猿飛千壺峡(さるとびせんつぼきょう)!この猿飛千壺峡には、甌穴(おうけつ)という河川の浸食によって生まれた円形の穴があります。珍しい景色は「耶馬渓猿飛の甌穴群」として、天然記念物にも指定されました。

また、この猿飛千壺峡には吊り橋が架けられていて、橋の上から美しい風景を眺めることもできますよ。特に紅葉の季節は木々と岩、そして清流の共演が観光客を魅了します。さらに奥耶馬渓の周辺には守実温泉もあるので、奥耶馬渓の絵画のような景色を見ながら、温泉で至福のひとときを楽しんでみましょう。

32. 羅漢寺(中津市)

出典: キノンテン / PIXTA(ピクスタ)

中津市には日本三大羅漢寺の一つ、「羅漢寺」があります。羅漢とは仏教を開いた釈迦の弟子たちのこと。羅漢寺には、たくさんの羅漢の石仏があることで有名です。喜怒哀楽様々な表情を見せる石仏の中には、あなたの家族や親戚がいると言われています。

他にも羅漢寺の境内には見逃せない観光の見どころが盛りだくさん。禅海堂では大分の景勝地「青の洞門」を掘り抜いた禅海という僧があり、実際に使用したノミなどを展示しています。羅漢寺の参道は長いので、リフトを使えば楽に観光できますよ。この羅漢寺は大分の観光名所で知られる耶馬渓の近くにあるんです。耶馬渓周辺をじっくり観光したい方はぜひ訪れてみてくださいね。

33. 深耶馬溪(中津市)

深耶馬溪(中津市)

大分県の名勝で知られる耶馬渓。その耶馬渓を流れる山国川の上流に「深耶馬渓」があります。深耶馬渓の見どころとして外せないのが「一目八景」。その名の通り、八つの景色を一望できる観光名所です。特に紅葉の季節には、展望台に多くの観光客が足を運びます。荒々しい岩肌と色づいた葉がそれぞれ違った趣を魅せ、見ごたえ抜群です。

また、深耶馬渓のもう一つの観光名所がひさしもみじ!もみじに覆われた100mほどの道が、まるでトンネルのようになります。そして、深耶馬渓には温泉があることでも有名。耶馬渓の空気と湯に浸って、観光の疲れを癒やすことができます。さらに、名物のそばを食べれば深耶馬渓を胃袋でも満喫することができますよ。

34. 福澤諭吉旧居/福澤記念館(中津市)

出典: bon /photolibrary

中津市は一万円札でおなじみ福澤諭吉の故郷!諭吉が実際に16歳から19歳まで過ごした家が残されています。決して裕福とはいえない茅葺き家屋ですが、自身の勉学用に2階を改造した土蔵など、若き日の諭吉を偲ぶことができるでしょう。駐車場も完備されていて、その脇には16歳以前の幼少期に住んでいた屋敷跡が整備されています。

また、観光で訪れたなら旧居に隣接する「福澤記念館」も必見です。諭吉の代表的著作の1つ『学問のすゝめ』の原本をはじめ、様々な遺品が展示されています。慶應義塾創立者の住まいとして日本の近代化と切っても切り離せない関係にある「福澤諭吉旧居」。中津城と並ぶ中津観光の目玉スポットですよ。

35. 中津城(中津市)

出典: ミポリン&Y / PIXTA(ピクスタ)

福岡と大分の県境山国川の河口近くに位置する中津城。大河ドラマ『軍師官兵衛』の主人公黒田如水が築城し、細川ガラシャの夫忠興(ただおき)が完成させたお城です。当時中津城に天守があったかどうかは分かっていませんが、戦後本丸に5層5階建ての天守閣が建てられました。天守建造を計画したのは江戸時代の中津藩主奥平家の子孫で、内部は奥平家歴史資料館となっています。

また、中津城では「賛助会員」という形で募金を呼びかけています。登録者は城主として認定され、募金額に応じた「城主手形(城主カード)」がもらえますよ!ちょっとした一国一城の主気分が味わえる大分県の中津城。耶馬渓や宇佐神宮などと並び、大分県北観光では外せない観光スポットですね。

36. 昭和の町/豊後高田(豊後高田市)

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宇佐神宮のある宇佐市の隣町・豊後高田市。平成に入って過疎化が進行していた豊後高田が観光の町おこしとして取り組んできたのが、この「昭和の町」です。シャッター街となっていた商店街に、昭和30年代以前の建物が数多く残っていたことを逆手に取ったもので、今では年間数十万人もの観光客が訪れる人気観光スポットになりました。

その徹底した昭和タウンにはボンネットバスが走り、約40の店舗が「昭和の店」として観光客をもてなします。当時を知っている人も知らない人も、「駄菓子屋の夢博物館」や「昭和ロマン蔵」で懐かしさと面白さを感じることができるでしょう。中には昭和の学校給食をコンセプトにした飲食店もあるのでおすすめの観光スポットですよ!

37. 真木大堂(豊後高田市)

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六郷満山と呼ばれる多くの寺院のもと、独特な仏教文化が育まれた国東半島。半島を観光するにあたって忘れてはいけないのが、この「真木大堂(まきおおどう)」です。真木大堂は718年に開基されたと言われていて、かつては馬城山伝乗寺と言う名前でした。真木大堂の収蔵庫には、本尊阿弥陀如来座像や不動明王像、大威徳明王像など9体の仏像が安置されています。

その中でも、日本一の大きさを誇る大迫力の大威徳明王像は必見です!また、収蔵庫の裏には階段があります。その頂上には金比羅様が祀られ、周囲を見渡せる馬城山展望台になっていますよ。なお、アクセスは宇佐駅からバスで約15分、その後バスターミナルからタクシーで約20分です。

38. 富貴寺(豊後高田市)

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宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂に並ぶ日本三阿弥陀堂の1つが、豊後高田市にある「富貴寺」。現存する九州最古の木造建築物で、大変歴史のある寺院として有名です。左右に仁王像が並ぶ門をくぐると、富貴寺大堂を目にすることができます。大堂の中には極彩色で描かれた壁画や、国の重要文化財に指定されている木造阿弥陀如来座像が!

また、四季折々の自然を楽しむことができるのも富貴寺の魅力です。特に秋の紅葉は圧巻の美しさ。その鮮やかさからCMに使われたこともあるんですよ。そして、富貴寺を観光したあとはぜひ、隣接する旅館「蕗薹(ふきのとう)」へ。宿泊はもちろん、地元大分の食材を使った料理が楽しめるお食事処のみの利用も可能です。

39. 豊後森駅(玖珠郡)

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昭和4年に開通した「豊後森駅」は、高級列車「ななつぼし」の停車駅に合わせて、有名建築家の水戸氏によって駅舎も改装されました。おなじく水戸氏のデザインによる「豊後森機関車ミュージアム」は、豊後の歴史を学べるだけでなく、地域や観光に訪れる人にもわかりやすい説明で迎えています。

また、駅近くの機関庫公園の「豊後森機関庫」は、SLが走っていたころのまま残っていて壮観です。巨大な扇型をしているのは、現在の電車と違って前後の区別があったため、方向転換や転車台が必要だったことから。1971年には使われなくなりましたが、今もそのまま残っています。懐かしい戦前の時代や機関車の姿が思い浮かびますね。

40. 豆田の町並み(日田市)

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どこか懐かしい雰囲気が漂う日田市の「豆田町」。思わず写真を撮ってみたくなるそのレトロな街並みに、心を掴まれる方も多いでしょう。江戸時代に城下町として栄えた日田の中で、とりわけ商家や武家屋敷が集中していたのが豆田町です。そのため、歴史ある建物をリノベーションしたオシャレなカフェやセレクトショップが軒を連ねています。

豆田町を観光する際、ぜひ食べてみたいのがひつまぶしならぬ「日田まぶし」。日田まぶしとは、ひつまぶしに日田特産の柚子胡椒や大根おろしをトッピングしたものです。他にも日田羊羹など、大分観光のお土産にピッタリのスイーツも目白押しですよ!アクセスはJR日田駅から徒歩約15分。町内には4ヶ所の無料駐車場もあります。

41. 由布岳(由布市/別府市)

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大分県由布市と別府市にまたがる標高1583mの活火山「由布岳」。阿蘇くじゅう国立公園に含まれ、新日本百名山や大分百山にも選出し、「豊後富士」とも呼ばれる名峰です。特徴のある形をしているのでわかりやすく、大分のシンボル的な山として親しまれています。

道がわかりやすく、初心者でも登りやすいということから登山客にも人気です。しかし平成28年4月の地震の影響により落石の発生しやすい状況が続いているため、観光する際は十分に注意してください。山の麓には大分の誇る湯布院の温泉街が広がり、旅館などが点在しています。「由布岳温泉」は日帰り温泉なので、登山後や観光の終わりに気軽に立ち寄れるのがうれしいですね。

42. やまなみハイウェイ

やまなみハイウェイ

「やまなみハイウェイ」は九州随一の絶景ドライブコース!大分県の湯布院あたりから熊本県阿蘇市内を結ぶ、「大分県道・熊本県道11号別府一の宮線」と言うちょっと長い正式名称の道路です。日本百名道にも選出され、ドライブ・ツーリングともに高い人気を誇ります。観光の魅力は九州の自然の壮大さを感じられる眺望。大分が誇る山々を望みながら、緑が美しい高原の牧草地帯を走り抜ける爽快さをぜひ味わってください!

道沿いには観光ファームや飲食店、温泉や宿泊施設など観光スポットが充実しています。美味しそうなものが多すぎてランチ選びに迷ってしまいそうです。また、別府~熊本市内を往復する「九州横断バス」という観光バスもあるので、車の運転ができない方も大丈夫ですよ!

43. 飯田高原(玖珠郡)

飯田高原(玖珠郡)

「飯田高原(はんだこうげん)」は大分県九重町、阿蘇くじゅう国立公園内にあります。くじゅう連山の北側に位置し、周囲には自然観光スポットが盛りだくさん。特に夏場には登山客や観光客で賑わっています。

飯田高原の中心地「長者原(ちょうじゃばる)」は温泉豊富な土地で、ホテルや旅館などの宿泊施設も充実。長者原温泉として知られています。高原を通るやまなみハイウェイ沿いには「タデ原湿原」が広がり、トレッキングが人気です。湿地ならではの花や植物などを眺めながら、自然のパワーを体いっぱい感じてください。

他にも乗馬やキャンプ、意外かもしれませんが冬にはスキーやスノボも楽しめるんですよ。乳製品やパン、新鮮な野菜など大分の土地柄を活かした食材を味わえるレストランやカフェが多いので、ぜひランチでいただいてください。やまなみ牧場のソフトクリームも要チェックです!

44. 九重“夢”大吊橋(玖珠郡)

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九重町にある「九重“夢”大吊橋」は、歩行者専用としては日本一の高さを誇る吊り橋です。その高さ173m!高所恐怖症でなくても足がすくんでしまいそうですが、周囲に広がる九酔渓の美しい景観や、日本の滝100選にも選出されている震動の滝・雄滝を堪能することができます。

納涼フェスタ、紅葉フェスタなど季節ごとのイベントも開催されていますよ。売店「天空館」で販売している、ボリューム満点の九重夢バーガーを大分名物のランチにぜひどうぞ。猪肉や鹿肉のバーガーもありますよ。やまなみハイウェイのドライブ途中に立ち寄るのがおすすめですが、別府や福岡方面からバスの運行もあるのでアクセス便利です。

◎まとめ

海あり山あり大分県。「おんせん県」ながら温泉だけじゃない大分観光の魅力、伝わりましたでしょうか。日中はめいっぱい観光で動き回り、その後は温泉で疲れをゆっくり癒す。そして夜は、特産の麦焼酎で大分の山海の珍味に舌鼓!想像しただけでワクワクが止まりませんね。近年、近隣3県との間に高速道路も開通し、ますます便利になりました。大分だけで完結するも良し、九州を巡る観光旅行の一翼に加えるも良しです。

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