スクンビットはブランドショッピングをするにも間違いないエリア

高級ホテルが多く、外国からの大使館関係の人たちや駐在員なども多く住んでいるので高級住宅街でもあるのが、スクンビットエリアの特徴です。観光客の目当てになるものは、繁華街やスパなどを除けばあまり多くないところでもあります。でも高級エリアなので、ブランドに関しての目も厳しい様子。スクンビットにあるショッピングモールは、ちょうど良いブランドが揃っているのです。

1.ターミナル21・ショッピングモール

大型ショッピングモールがなかったスクンビットエリアに登場した、「超」大型ショッピングモールが、ターミナル21です。スカイトレインのアソーク駅に直結していて、とにかく便利な立地。そしてこのモールの特徴は、フロアごとにテーマが明確なこと。モール全体で世界旅行ができるというコンセプトなのですが、ファッションのフロアはパリ、レストランフロアはサンフランシスコ、と内装も作りこまれています。

そんな歩き回るだけでも楽しい施設ですが、それぞれのフロアに入っているブランドは一流ばかり。ファッションブランドの買い物も、レストランのブランドも、間違いのないお店ばかりなので安心です。

2.エンポリウム・ショッピングモール

スクンビットエリアでは最も西側、バンコクの中心に近いところ、スカイトレインのプロンポン駅に直結しているショッピングモールが、エンポリウムです。ここはバンコクでも老舗と言えるくらいのモールだったのですが、2015年にリニューアルされ、再び魅力を増しました。

エンポリウムに入っているのは、高級ブランドが中心です。特にレディースファッションや化粧品に関しては、国際的な高級ブランドがそろっています。また、サイアムエリアのモールなどに比べると客層も少し落ち着いている印象です。観光目的ではなく、ゆっくり買い物をしたいときには、こちらにくると良いでしょう。

3.エムクオーティエ

エムクオーティエも2015年に開業したショッピングモールです。エンポリウム・ショッピングモールの向かい側にあり、さらにスカイトレインのプロンポン駅とも歩道橋で直結されています。

ここは、エンポリウムが老舗らしい高級ブランド中心の出店だったのに比べると、新しいモールらしく、若い世代向けのブランドが多く出店している印象です。日本からもセレクトショップのビームスが出店していて、モール全体としても、セレクトショップのようなセンスの良い雰囲気のお店ばかりが並んでいます。タイ国内ブランドもありますので、タイのおしゃれなものがほしければ、こちらをチェックしてみるのをおすすめします。

4.タイムズスクエア・ショッピングセンター

スクンビットエリアのショッピングモールは、サイアムエリアのように観光客向けではなく、周辺に住んでいる人に好まれるブランドが多く出店しています。スカイトレインのアソーク駅の近くにある、タイムズスクエア・ショッピングセンターは、それがさらに進んだ、周辺住人のための質の良いショッピング施設のようになっています。

規模は小さいのですが、コカレストランやHIS、スターバックスやKFCなど、質の高い信頼できるブランドのお店が揃っています。スクンビットの地元に溶け込んでいますが、日本と同じレベルのサービスやお店が必要になったときには、ここにくれば大体の用事は済ますことができる、という便利なモールです。

5.ロビンソンデパート・スクンビット

スクンビットエリアにも、高級ブランドが多く出店しているショッピングモールだけではなく、地元の人たちが気軽に使っているモールもあります。それが、タイのローカルデパートとして有名なロビンソンデパートです。スカイトレインのアソーク駅に直結している、便利な場所にあります。

周囲には高級ホテルも多いものの、ここは庶民派。とはいえ、さすがは高級住宅地、粗悪な商品はほとんどありません。タイ国内で有名な、ちょうどいいくらいのブランドが集まっているので、ちょっと日常使いするものや、タイっぽいけれど実用的なお土産を買うときに立ち寄るととても使い勝手の良いデパートになっています。

◎まとめ

スクンビットエリアのブランドショッピング事情はいかがでしたか？　スクンビットは、どちらかというとメインストリートという雰囲気ではなく、観光名所でもないので、派手な大型高級ショッピングモールはほとんどありません。でも、その分、住んでいる人たちに支持される、使い勝手の良いブランドがたくさん見つかります。観光だけでなく、落ち着いて買い物がしたいときには、このあたりで見つかるブランドはおすすめです。

スクンビットはブランドショッピングをするにも間違いないエリア