バンコク随一の繁華街シーロムで楽しめる定番鍋料理から変わり種まで！

シーロム界隈といえば、中心には有名なパッポン通りやタニヤ通りをはじめとした繁華街が広がっています。多くの人が遊びにくるエリアなので、シーロムには非常に幅広いレストランがあります。地元の人向けの屋台から、観光客向けのレストラン、さらには日本人向けのお店まで。そんなシーロムで食べられる鍋料理をご紹介します。タイスキだけではない魅力ある鍋がみつかるはずです。

1.定番MKレストラン

シーロムでも鍋といえば、まずはやはり定番のタイスキです。バンコクのショッピングモールやデパートなどには必ずと言っていいほど出店しているMKレストランが、シーロムのショッピングモール、シーロムコンプレックスにもあります。

MKの特徴は、それほど高級な雰囲気ではないこともあって、客層が主に家族ということ。グループ客が多いので、わりと賑やかお店です。いきなり屋台に行くのはちょっと、というあまり慣れていない人でも、地元の人たちに混ざって食事ができます。もう1つの特徴は、ビュッフェ方式ということ。食材を自由に取って鍋に入れて食べるだけなので、言葉がわからなくても問題なく楽しむことができます。

2.老舗コカ・レストラン

バンコクでMKレストランと並んでタイスキで有名なレストランとして、老舗のコカがあります。創業は50年以上前、日本をはじめとしたタイ国外にも積極的に出店してタイの鍋料理を広めたお店です。シーロムでは、スカイレストランのサラディーン駅から繁華街を抜けたところに出店しています。繁華街の賑わいも落ち着いた静かな通りにあり、お店の中の雰囲気もまた高級感があって上品です。テーブルもスペースに余裕を持って配置されているので、ゆったりと食事を楽しむことができます。

MKとコカ、どちらが好きかはタイ人の間でも意見が分かれ、個人的な好みの問題というところに落ち着きますので、もし鍋料理がお好きなら、ぜひ両方行ってみてください。

3.ソンブーン・スラウォン店

バンコクでの食事の楽しみの１つといえばシーフードでしょう。新鮮な魚介類がリーズナブルに食べられます。そんなバンコクでも有名なシーフードのお店がソンブーン。市内に数店舗展開していて、シーロムにもスラウォン店があります。

ここは蟹と卵のカレー風味炒め、プーパッポンカリーが有名ですが、鍋料理もとても美味しいお店です。タイ料理の定番でもあるトムヤムクンは、具沢山でスープというより鍋料理になっています。他にも土鍋の蒸し料理など、日本人の好みにもよく合う料理がたくさん。ソンブーンは有名店ながら、それほど街の中心には出店していないレストランですが、その中ではシーロムのスリウォン店は非常に行きやすいのでおすすめです。

4.イサーン料理ムーガタ鍋

イサーンはタイの東北側の地方の名称です。バンコクの平均的なイ料理よりも少し辛味の強い料理が多いことで知られています。バンコクにも多くのイサーン料理店があるのですが、シーロムのような繁華街では実はマイナーと言えるでしょう。そんなイサーンの、ムーガタと呼ばれる鍋の料理が、シーロムでも食べられます。

パッポン通りの裏手、The Thai seafood kitchenがそこ。ムーガタ鍋は、いわゆる鍋料理というよりは、日本で言えばジンギスカンに近い形態の焼肉鍋です。それほど日本人旅行者には馴染みのない鍋料理ではありますが、さらにタイらしい料理を食べてみたい時には挑戦してみてください。

5.シーロムですき焼きを食べる

タイ料理は確かに美味しいのですが、旅行中には不意に日本食も食べたくなるものです。シーロムには日本食のお店は浸透していますし、定食なども食べられます。けれどシーロムには、せっかくタニヤ通りのような日本人向けのお店も多いのですから、もっと日本らしい鍋料理を食べてみるのもいいでしょう。

いわゆる日本式居酒屋である、はなび屋では、すき焼き鍋やもつ鍋が食べられます。タイでわざわざすき焼き鍋を食べなくても、と言われるかもしれませんが、甘口の味付けの牛肉鍋は、辛いものが続いた舌になんだか不思議な安心感を与えてくれます。

◎まとめ

シーロムの鍋料理、いかがでしょうか。タイで鍋といえばもちろんタイスキが有名ですし、なんどバンコクに行ったとしても、旅行中に一度は食べたいものです。でもバンコクでも有数の繁華街であるシーロムでなら、他にもいろいろな鍋料理の選択肢があります。タイスキに限らず、鍋料理はタイのものでも、なぜだか日本人にも食べやすい味付けのものが多いので、ぜひいろいろ試してみてください。

バンコク随一の繁華街シーロムで楽しめる定番鍋料理から変わり種まで！