王宮周辺は、バンコクではまず行っておくべき観光名所がたくさんあるエリアです。でもホテルが多いエリアや、レストランなどが充実しているエリアからは意外と距離もあって不便なところでもあります。そこで、王宮周辺の観光プランをたてるなら、移動もバンコクならではの楽しめるものにできるようなものにするのがおすすめです。バンコク観光のモデルとなるプランをご紹介します。
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バンコクの王宮周辺を巡るなら移動も楽しむプランができる!
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1.王宮とワット・プラケオからスタート
まず起点となるのはもちろん王宮です。王宮はバンコクの現在の中心となる繁華街やホテルが多いエリアからは、西の外れとも言える場所にあります。泊まっているホテルから王宮へはタクシーで行ってもいいのですが、今回のプランでは、できればバスで行きたいところです。サイアムスクエアやパラゴンが面している大通り、スカイトレインのサイアム駅を降りたところで、2番か48番のバスに乗れば、そのまま王宮とワット・ポーの隣り合っているところまで行くことができます。
バンコク観光プランでは欠かせない、王宮とその隣にあるお寺、ワット・プラケオからスタートしましょう。この二ヶ所は日陰が少なくとても暑くなるので、午前中か、早いうちの訪問がおすすめです。
2.歩いてワット・ポーへ
王宮とワット・プラケオ観光の次は、ワット・ポーへ。通りを挟んですぐ隣にありますので、歩いて行くことができます。暑いバンコクの観光プランでは、歩いて移動することもあまりないでしょうから、たまには歩いてみるのも良いでしょう。王宮周辺は歩道も綺麗で、芝生が整っているところも多く、とても歩きやすいエリアです。
ワット・ポーは大きな涅槃仏が有名なお寺です。エアコンはありませんが、お寺の中は吹き抜けで、すこし涼むこともできます。売店には水やアイスもあります。また、ワット・ポーはバンコクでも有名なマッサージの修行場でもあります。一休みしてマッサージを受けるプランも良いでしょう!
3.川を渡ってワット・アルンへ
ワット・ポー観光が終わったら、お寺の裏側へ歩いていきましょう。すぐにチャオプラヤー川にぶつかります。そして、ワット・ポーの脇から抜けてきた道の正面に、渡し舟の乗り場があります。次はここから船に乗って、対岸のワット・アルンへの移動です。ワット・アルンもバンコクでは有数の有名なお寺なので、王宮周辺プランからは外せません!
ワット・アルンはチャオプラヤー川を渡ってすぐのところ。敷地は広いものの、背の高いお寺が目立ちますので迷うことはありません。境内にたくさん住んでいる猫と遊んで、ワット・アルンに登って王宮周辺を見渡せば、きっと満足できるでしょう。
4.水上バスでカオサンストリートまで
ワット・アルン観光の次はもと来た渡し舟には乗らずに、チャオプラヤー川をさかのぼっていく水上バスに乗ってみましょう。ワット・アルンから15分くらいで着くバンランプーという船着場で降りれば、有名なカオサンストリートまでは2ブロックほどです。
昔からバックパッカーが集まる場所として有名なカオサンストリートは、実は街の中心からは少し離れた王宮周辺エリアにあるのです。ここに宿泊しなくとも、たくさんのお土産物屋さんやアクセサリー屋さんがありますので、ぜひ観光プランに加えたい名所になっています。外国人旅行者向けのカフェやバーもたくさんあるので、ここで一休みもおすすめです。
5.トゥクトゥクに乗ってみよう
カオサンストリートは旅行者が多いところなので、トゥクトゥクもたくさん集まっています。バンコクの街の中心に宿泊していると、タクシーがたくさんいますし、ホテルまで呼ぶこともできます。またスカイトレインや地下鉄もあり、あまりトゥクトゥクに乗る機会がない人も多いでしょう。そこで、王宮周辺観光プランで乗ってみるのがおすすめです。
ここからいったんホテルまで戻るか、街の中心サイアムあたりまで行くかはその後のプラン次第。カオサンストリートには英語や日本語の通じるカフェも多く、観光案内所もあるので、トゥクトゥクで行くとどれくらいかかるかを聞いてから、実際にトゥクトゥクのドライバーと値段交渉をするといいでしょう。
◎まとめ
王宮周辺でいろいろな移動手段を楽しむプランはいかがでしょうか。タクシーをチャーターして観光名所を回ってもらうプランも、便利で快適なのでおすすめですが、せっかくなのでバンコク独特の移動手段も楽しんでみたいものです。王宮周辺は多くの移動手段を試してみるのに便利でおすすめなエリアですので、できれば挑戦してみてください。