バンコクで電車に乗ろう!高架鉄道BTS(スカイトレイン)を詳しくご紹介

画像出典:Bernard Spragg. NZ

バンコクで電車に乗ろう!高架鉄道BTS(スカイトレイン)を詳しくご紹介

高架鉄道BTS(スカイトレイン)は、バンコクでは欠かせない電車です。スクンビット線とシーロム線があり、バンコク都民の通勤・通学などの足代として活躍しています。また、バンコクの主な観光エリアを網羅していて運賃も安いため、海外からの観光客も多く利用します。ただ、初めてバンコクを訪れた方は上手く使いこなせるか、切符がちゃんと買えるか、不安な方も多いと思います。そこで今回はバンコクの便利な電車、BTSの乗り方を基本から紹介します。

目次

バンコクで電車に乗ろう!高架鉄道BTS(スカイトレイン)を詳しくご紹介

1.バンコク高架鉄道「BTS」とは?

出典: Johan Bakke

BTSはBangkok Mass Transit Systemの略で、タイの方は主に「BTS」と呼んでいます。路線はスクンビット線とシーロム線の2つ。スクンビット線は「モーチット駅⇔ベーリン駅」を結び、シーロム線は「バンワー駅⇔ナショナルスタジアム駅」を結んでいます。いずれも運行時間は、朝6時から深夜0時までです。

時刻表は特にありませんが、5~10分間隔で電車がやってきます。朝や夕方のラッシュ時は2~3分間隔になるようです。運賃は15~40タイバーツと距離により異なりますが、とてもリーズナブルにエアコンのきいた車内で、渋滞に巻き込まれることもなくバンコク内の移動ができるのはうれしいですね。

2.高架鉄道BTSの乗り方

出典: Chris Brown

乗車券の買い方を紹介します。BTS各駅の改札機前に自動券売機があります。これで乗車券を購入します。窓口もありますが、両替の対応と1日パスなどの数次乗車券の販売のみなので、通常の乗車券はすべて自動券売機での購入します。自動販売機は、「硬貨専用の券売機」と「お札利用可能の券売機」の2種類。「硬貨専用の券売機」しか設置していない駅もあるので、その場合は窓口で小銭に両替する必要があります。

「硬貨専用の券売機」の場合は、以下の手順で購入可能です。
1.目的地のゾーン番号と運賃を路線図から確認
2.自動券売機でゾーン番号を押す。
3.運賃を硬貨で投入する。
4.乗車券を受け取る。
※ 乗車券はプラスチックのカードです。特に行先や料金は印字されません。

「お札利用可能の券売機」を設置している駅なら、窓口で小銭への両替が不要です。また、電車を利用するたびに乗車券を購入するのが面倒な方は、BTSの利用回数とバンコクの滞在日数に応じて、1日乗車券やICカード(ラビットカード)などを利用してもいいでしょう。これらのカードについては各BTS(スカイトレイン)駅窓口で問いあわせましょう。

乗車券を買ったら自動改札へ行き、券を改札機へ通します。日本と同じように改札機を通ったら券を取り、ホームへ進みましょう。降りるときも同じように自動改札機に券を入れます。券は自動回収されますので、出てこなくても心配ありません。

3.高架鉄道BTS利用時の注意事項

出典: David McKelvey

バンコクの電車、BTSを利用する際の注意事項をまとめました。

■BTSは高架鉄道ですので、地下鉄とは違いホームは屋外にあります。雨が降る場合、少しの雨なら問題ありませんが、風が強くて大雨になると、雨がホームに降り込んで濡れてしまう可能性もあります。

■日本と同様に平日の朝と夕方の通勤/通学/帰宅ラッシュの時間帯はとても混みます。また、週末やタイの祝祭日、年末年始などの観光ピークシーズンは外国人旅行者も多くなり、駅によりますが混み合います。

■BTSの駅構内、車内は、飲食禁止。そして禁煙です。ご注意ください。細かいかもしれませんが、ルールを守って気持ちよくBTSでの観光を楽しみましょう。

◎まとめ

便利でリーズナブルなBTS(スカイトレイン)。高架鉄道なので電車内からの眺めも楽しめます。ラッシュアワーの時間帯こそとても混雑しますが、それ以外は比較的混み合うこともなく、スムーズな移動ができるでしょう。BTS(スカイトレイン)をうまく利用して、バンコクの観光やショッピングスポットを効率よく回りましょう。

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