バンコクではタクシー、バス、地下鉄（MRT）、スカイトレイン（BTS）のほか、スワンナプーム空港から出ているエアポート レール リンク（ARL)が走っていて、移動に困ることがありません。地下鉄やスカイトレインなどの電車は運賃が安く、バンコク都民だけでなく観光客でもかんたんに利用できるので、バンコクでのショッピングや観光スポット巡りに重宝します。そこで今回は、バンコクの地下鉄（MRT）にフォーカスして、路線の詳細や沿線の情報を紹介します。
目次
便利なバンコクの地下鉄MRTでバンコクの観光スポットを巡ろう！
1.バンコクの地下鉄（MRT）の路線について
バンコクの地下鉄、MRTは「Mass Rapid Transit」の略。Bangkok Metro Company Limitedが運営しています。路線は、ブルーラインと2016年に開業したパープルライン。パープルラインはバンパイ運河駅からタオプーン駅を結んでいて、ブルーラインから乗り換える場合は、バン・スー駅で乗り換えバスに乗り、パープルラインのあるタオプーン駅へ移動する必要があります。バンコクの北側からバンコク郊外へ向かうパープルラインは少々乗り継ぎが面倒なこともあり、観光客の方はあまり利用しないかもしれません。
観光でMRTを利用する場合は、主にブルーラインでの移動。ブルーラインは、タイ国鉄クルンテープ駅と直結しているフアランポーン駅とバン・スー駅を結ぶラインです。シーロム、日本大使館の最寄り駅ルンピニー、スクンビット、ペッチャブリ、チャットゥチャックパークなどが主要駅です。
■パープルライン：バンパイ運河駅⇔タオプーン駅
■ブルーライン：フアランポーン駅⇔バン・スー駅
※バン・スー駅で相互乗り換え可能。ただしバス移動あり
2.バンコクの地下鉄（MRT）／ブルーラインの沿線情報
地下鉄（MRT）ブルーラインには、以下の18駅があります。ほとんどの駅周辺にはバンコクの観光スポットがあるので、ブルーラインを利用してバンコク観光を楽しみましょう。
1. バン・スー駅（始発終点駅／タイ国鉄バン・スー駅）
2. カンペーンペット駅（チャトゥチャック市場／オートーコー市場）
3. チャトゥチャック公園駅（BTSモーチット駅／チャトゥチャック市場）
4. パホンヨーティン駅（セントラルラップラオ／ユニオンモール）
5. ラップラオ駅（ラチャダーナイトマーケット）
6. ラチャダーピセーク駅（ラチャダーピセーク通り）
7. スティサン駅（ラチャダーピセーク通り）
8. フアイクワン駅（ラチャダーピセーク通り）
9. タイランド カルチュラル センター（タイ文化センター／エスプラネード）
10. ラマ９世駅（セントラル・ラマ9世／フォーチュンタウン／ラマ9世通り）
11. ペッチャブリー駅（ARLマッカサン駅）
12. スクンビット駅（エクスチェンジ／インターチェンジ／ターミナル21／スクンビット通り／BTSアソーク駅連結）
13. クイーンシリキット ナショナル コンベンション センター駅（ナショナルコンベンションセンター）
14. クロントゥーイ駅（ラマ4世通り）
15. ルンピニ駅（在タイ日本国大使館へ／ルンピニ公園）
16. シーロム駅（BTSサラデーン駅／シーロム通り）
17. サムヤーン駅（サムチュリスクエア）
18. フアランポーン駅（中華街／タイ国鉄フアランポーン駅）
3.バンコクの地下鉄（MRT) 利用の注意事項
バンコクの地下鉄（MRT) を利用する際には、以下のことをご注意ください。
■ 時刻表がない
電車は約3～5分間隔で運行。ホームに設置のスクリーンに車両到着案内を表示。
■ トイレ、ゴミ箱、公衆電話がない
地下鉄（MRT)全駅で設置されていない。BTS全駅でも同様に設置されていない。
■飲食禁止
電車内、駅構内での飲食は禁止されている。
■ 冷房が効いている
駅構内、電車内どちらも冷房が効いているが、寒い場合もある。
■マナーを守る
小さな子ども、妊婦、お年寄りには席を譲る／ 僧侶が乗車している場合は席を譲る
女性が僧侶に触れることは仏教戒律で禁じられているので注意／大声で話さない
転倒しないように手すりを持つ
◎まとめ
いかがでしたか？バンコク観光には欠かせない地下鉄（MRT)。いくつか注意事項もありますが、日本での電車の利用の仕方とほとんど変わりはないので、使い方はかんたんです。バンコクへ行く機会があれば地下鉄（MRT）を利用してスムーズな観光を楽しみましょう。
