バンコクの空港に到着したら、次は宿泊先ホテルやバンコク市内など次の目的地への移動です。空港からは、タクシーが主な移動手段になるかと思いますが、その他にはバス、電車、鉄道があります。レガシーキャリアが多く就航するスワンナプーム国際空港からは、最新のエアポートレイルリンク（ARL）と呼ばれる電車、LCC各社が多く就航するドンムアン空港からはローカルなタイ国鉄が出ています。いずれも空港からBTSやMRTの接続駅まで行き、そこから乗り換えることになりますが、料金が安くて便利です。今回は、バンコクにある２か所の空港からの電車、鉄道での移動の仕方をご紹介します。
目次
スワンナプームとドンムアン。バンコクの2つの空港からの対称的な電車移動
1.スワンナプーム空港からエアポートリンクでバンコク市内へ
スワンナプーム国際空港からバンコク市内への電車は、エアポートレイルリンク（ARL）があります。このエアポートレイルリンク（ARL）では、スワンナプーム空港からパヤータイ駅まで全８駅、 Express Line（特急列車）とCity Line(各駅停車)の２種類が走っています。停車駅は、以下の通りです。
※City Line（各駅停車)
※ Express Line（特急列車：マッカサン駅（Makkasan）／パヤータイ駅（Phaya Thai）に停車）
■スワンナプーム国際空港駅（Suvarnabhumi）
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■ラートクラバン駅（Lat Krabang）
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■バーンタップチャーン駅（Ban Thap Chang）
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■フワマーク駅（Hua Mak）
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■ラムカムヘン駅（Ramkhamhaeng）
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■マッカサン駅（Makkasan ）
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■ラーチャプラロップ駅（Ratchaprarop）
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■パヤータイ駅（Phaya Thai）
運賃はCity Lineを利用する場合、乗車距離によって15〜45タイバーツ。スワンナプーム国際空港駅から終点パヤータイ駅までは約30分ほどです。 Express Line（特急列車）は特急料金になり片道90タイバーツほどです（※2017年4月現在）。
乗車券はスワンナプーム国際空港駅の乗車券売り場で購入。City Lineは自動券売機。Express Lineは窓口で行き先を伝えて購入しましょう。乗車券をなくさないように注意してください。
運行時間は06:00～24:00。スワンナプーム空港内に駅がありますので、「Train To City」などの案内表示を見ながら進んでください。
2.ドンムアン空港からタイ国鉄でクルンテープ駅へ
ドンムアン空港の近くをタイ国鉄・ローカル鉄道が走っています。これを利用すればドンムアン空港からクルンテープ駅／バンコク駅へ行くことができ、クルンテープ駅が地下鉄フアランポーン駅に接続していて移動に便利です。
ドンムアン空港からの所要時間は約40分ですが、運賃が安いのがメリット。また、車内は少し狭いので大きな荷物を持っている場合はあまりおすすめできません。列車が時刻通りに到着しなかったり、バンコク都民の利用者も多いため、混み合うことも考えられるのでデメリットの方が多いかも。
ドンムアン鉄道駅へは、ドンムアン空港到着フロアの出口付近の案内表示で「Railway Station」を確認し、案内通りに進んでください。途中、ドンムアン駅が窓から見えますので安心してください。切符売り場で乗車券を購入しますが、「Special Express」「Rapid 」「Express」「Ordinary 」があり、運賃が異なるので窓口で確認するといいでしょう。
ドンムアン空港からクルンテープ駅までの運行時間は、深夜3時頃から夜10時頃までです（※2017年4月現在）。
◎まとめ
いかがでしたか。スワンナプーム空港からは最新の電車が、ドンムアン空港からはバンコク都民の足「国鉄」が運行しています。スワンナプーム空港発のエアポートレイルリンクは、車内での飲食禁止なのでご注意ください。ドンムアン空港発タイ国鉄の車内には売り子さんがいてお菓子や飲み物を販売しています。２つの国際空港からのそれぞれの電車移動は、対照的でおもしろいですね。
