空港からバンコク市内へタクシーで移動!乗り方と注意点の総まとめ
微笑みの国タイの首都バンコク。昔から日本人や欧米人にも大人気の都市でしたが、最近では中国からの渡航者が急増し、ここ数年は世界の渡航先ランキングで常に五本の指に数えられる世界的観光都市に成長しました。そんなバンコクに到着した観光客は、どの様にして市内へアクセスするのでしょうか?今日は、空港から市内への移動手段の中で最も利用客の多いタクシーについて、徹底解説します。
目次
空港からバンコク市内へタクシーで移動!乗り方と注意点の総まとめ
1.空港からバンコク市内へのアクセス法
バンコクの空港から市内へのアクセス法は、電車、バス、タクシーのいずれか。バスは最も料金が安いのですが非常に分かり難い為、余程の上級者でなければお勧めできません。
電車の場合、終点はパタヤイ駅。その為、殆どの場合、ホテルに着くまでに1-2度乗り換えが必要です。電車の利点は渋滞等が無い点ですが、デメリットは乗換えがやや不便な事。その為、荷物を抱えての移動には意外に時間がかかります。
最後にタクシーですが、この場合は渋滞が最大のネック。しかし、荷物を持たずにドアツードアで移動できるメリットは大きく、渋滞が最も激しい週末の夕方を外せば、総合的にタクシーが最も便利です。実際にも、タクシーを利用する人が一番多いとか。
2.AOTリムジンタクシー
バンコクの空港のタクシーには、 一般タクシーと、 カムリやベンツ等を使うリムジンタクシーの2種類があります。AOT( Airports of Thailand)タクシーは、このリムジンタクシーで、空港の税関エリアを抜けた出口の直ぐ先に専用カウンターがあります。
一般のタクシーに比べ料金が2~3倍になりますが、バンコクが初めてと言う人でも、安全確実にホテルにたどり着ける方法。車種によって市内までの料金が決まっているので確認しましょう。
車種の例をあげると、ISUZU MU-7、ベンツやBMWなど3~4クラスが有ります。何より安心なのは、カウンターでは英語が通じる事と渋滞等で時間がかかっても料金が一定な事です。
3.一般タクシー
出典: Ilya Plekhanov (CC BY-SA 3.0)
スワンナプーム空港の到着ロビーは2F、ここから1Fに降りて7番出口を出ると、一般タクシーの乗り場です。至る所に案内標識があるので、迷う事はないでしょう。
只、そこで直ぐにタクシーに乗るのではなく、まず券売機の様な発券機がズラッと並んでいるので、そこで普通のセダンか大人数用のワゴンタイプのどちらかを選びボタンを押します。出てきた紙にレーン番号が書いてあるので、そのレーンに並びましょう。自分の番になったらいよいよタクシーに乗り込むのですが、ここで問題なのは英語がほとんど通じない事。
従って、予め行先を紙に書いて渡すか地図で示しましょう。市内までの料金は道路事情にもよりますが、大体300~500THBです。(2017年現在の情報になります。)
4.タクシー乗車での注意点
出典: Jessica Gardner (CC BY-SA 2.0)
リムジンタクシーの場合は料金が定額で運転手も礼儀正しいので、特に注意はありません。ここでは、一般タクシーでの注意事項についてお話します。
まず料金ですが、お客が支払う料金は、メーター料金+高速料金+50THB(バンコクでは、空港手数料を直接ドライバーに支払う)となります。メーター料金以外の支払をぼったくりと勘違いしてトラブルにならないよう注意しましょう。次に行き先の確認ですが、安全確実なのは予めタイ語でホテル名等を書いたメモを用意する事。日本でタイ人に頼むか、空港で英語を話すタイ人を掴まえて頼むのが良いでしょう。
バンコク市内までの所要時間は、渋滞が無ければ1時間弱、渋滞の場合には2時間近くかかる事も。
まとめ
バンコクの空港から市内へ、タクシーでの移動についてご紹介してまいりましたが、如何でしたでしょうか?
バンコクのスワンナプーム空港は市内からおよそ40km弱。高速を使えば1時間弱です。しかしここに立ちはだかる壁が、言葉と渋滞。何度もバンコクに来ている人は別にして、値段は張りますが、初心者は安全確実なリムジンタクシーを使うのが賢いようです。料金が高いとは言っても、日本に比べればとてもリーズナブルと感じますね。