北海道の銭湯おすすめ12選をご紹介~北国必見の極楽地とは!?~

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北海道の銭湯おすすめ12選をご紹介~北国必見の極楽地とは!?~

北海道おすすめの銭湯をご紹介。北海道には大自然・グルメ・アイヌ文化やスキーなど多くの人々を惹きつける魅力がありますが、じつは、北海道は温泉地の数が日本一多い場所としても知られています。

なかには、銭湯でありながら温泉のお湯を利用している銭湯も存在。銭湯はもともと地元の人たちが訪れる公衆浴場というだけあって、気軽に入りに行ける手軽さも兼ねそろえています。北海道で、ぜひ一度は行っていただきたい銭湯をリストアップしてみましたので、参考にしてみてください。

目次

北海道の銭湯おすすめ12選をご紹介~北国必見の極楽地とは!?~

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1. 谷地頭温泉

北海道の中でも歴史的な観光名所の多い函館は、有名な「湯の川温泉」があるように温泉資源に恵まれていますが、銭湯だって負けていません。函館でまずお勧めしたい銭湯は、「谷地頭温泉」です。函館駅から市電に乗ること20分、市電駅「谷地頭」で下車し5分ほど歩くと見えてくる白い建物が「谷地頭温泉」です。

建物の内部はバリアフリー化が進んでおり、2階にある浴場まではスロープかエレベーターで行くことができるようになっています。内湯は、ガラス窓から太陽の光が差し込み、開放的かつ幻想的な雰囲気に満ちています。外湯は、五稜郭を模した星形の湯船を持つ檜露天風呂がユニークです。お湯は、鉄分を含んでいて、茶褐色を帯びているのが特徴。身体の温まり方が普通の銭湯とは違います! 浴槽は、高温、中温、気泡風呂と分かれて用意されているので、入浴時の体調や気分に合わせて入浴することができます。

1階には休憩場があり入浴後はゆっくりと休むことができるほか、ラーメンやソフトクリーム、パンなどの軽食をとることもできます。北海道のソフトクリームは、とってもおいしいですよ!北海道観光の名所として有名な函館山にも近いので、函館山の夜景を眺めた後、冷えた身体を温めに利用してはいかがでしょうか?

2. 西ききょう温泉

「西ききょう温泉」は、函館では珍しい硫黄泉を堪能できる温泉です。もともとは福祉厚生施設のひとつであったのですが、現在は一般客も利用できるようになりました。

まず面白いのは浴槽です。モグラの穴のような形をしています。これは「ヒューム管」という水道管で、これをそのまま浴槽として使っています。お湯は、函館では珍しい硫化水素の硫黄泉。浴槽は3つあり、それぞれ高温湯、中温湯、低温湯に分かれています。北海道の厳しい寒さにも、身体の火照りはなかなかなくならないということで、うれしいですよね。

銭湯でありながらも秘湯の風情を漂わせるこの「西ききょう温泉」。時間があればぜひ行っておきたい北海道の銭湯のひとつといえるでしょう。

3. 余市川温泉

寒冷な北海道にありながら、果樹園の街としても知られる余市町ですが、ここの「余市川温泉」は、屋上にスペースシャトルが掲げられ、とても印象的な建物です。これは余市町が生んだ元宇宙飛行士、毛利衛氏の実家が経営していた温泉「喜久の湯」を譲り受けたことに由来しています。

ウイスキー、ブルーベリー、リンゴなどを使った日替わりのご当地温泉が人気です。2階の休憩室は食堂と兼用になっており、軽食のほかにも、旬の魚介を使った海鮮丼やかき揚げ丼を食べることができるなど、食事にも注目です!北海道で宇宙に思いを馳せながら、ゆっくり温まってくださいね。

4. 奥沢温泉 中央湯

別名「北のウォール街」として、古くから北海道を代表する金融機関が軒をつらねた小樽市は、今では小樽運河などで知られる観光都市。そんな小樽市の玄関口、JR小樽駅からバスで10分ほどの距離に、高アルカリ性の温泉で知られる「奥沢温泉中央湯」があります。

1937年に開業したこの温泉は、漢数字で記載された木製ロッカーや年季の入ったマッサージ機など、至るところに長年の歴史を感じさせるものがあります。地元の人々に、いかに愛されてきたのかがわかりますね。

なんといっても特筆すべきは、その湯質です。pH9.2という超アルカリ性を帯びており、お肌はツルツルになるため、美人の湯としても知られています。北海道を訪れたら、この美人の湯でツルツルのお肌を手に入れましょう!

5. 小町湯温泉

JR南小樽駅から徒歩10分の距離にある「小町湯温泉」は、銭湯としては北海道でも指折りの歴史を有する銭湯です。開業は、明治10年頃といわれています。そんな老舗だけに、左右対称の形をした建物や、銭湯内部の番台、土間や下駄箱などが現在も大切に使われています。温泉は、透明なナトリウム-硫酸泉でさっぱりとした湯感が魅力です。

銭湯は泉質だけではく、建物そのものや内部の備品などが醸し出す風情、利用客の雰囲気などでその価値が大きく左右されますが、この「小町湯温泉」は、そのような銭湯の持つ奥深さを体現しているような、魅力的な温泉銭湯です。

6. 山鼻温泉屯田湯

札幌の数ある銭湯の中でも、昔風の番台スタイルを貫き通しているのがこの「山鼻温泉屯田湯」です。

温泉は内湯のみですが、やや薄茶色がかった主浴槽のナトリウム塩化物強塩泉の湯は保温力抜群で、風呂から出てもなかなか汗がひかないと評判。水風呂も井戸水を使っていますが、比較的ぬるめで人気があります。

真新しいスーパー銭湯もいいですが、こんな昔ながらの銭湯で地元の人との交流するのもいいですよね!いつまでも続いてほしい銭湯のひとつです。

7. アサヒ湯

十勝の中心都市・帯広市内の銭湯は、実はそのほとんどが温泉を利用しているという温泉王国なんです!その中でも、湯質の素晴らしさで知られているがこの「アサヒ湯」。2007年にリニューアルされています。

帯広駅から路線バスを使って10分程度、住宅街の一角にあるこの「アサヒ湯」の建物は、一見すると普通の住宅のようで内部は受付と小さな休憩室があるのみ。奥は脱衣場と浴室で比較的こじんまりしています。また、浴室も内湯と水風呂のほか、小さなサウナがあるのみというシンプルなもの。ところが、内湯に入ると、あっという間に身体が泡に覆われます。湯質は濃厚なモール泉で、御細かい気泡が含まれています。湯質はトロトロでまさに極上のモール泉。肌はすべすべになり、また身体が芯から温まります。

この「アサヒ湯」、その湯質に惹かれてはるばる北海道外からやってくる人もいらっしゃいます。北海道の銭湯を語る上で、ぜひ一度は入ってみたい銭湯の一つといえるでしょう。

8. 白樺温泉

「白樺温泉」といえば、前述の「アサヒ湯」と並び称されるほどの知名度を誇る銭湯として知られています。湯質はモール湯。露天風呂はないのですが内風呂はもちろん、カランの湯までもかけ流し!なんとも贅沢な銭湯ですよね。

帯広は世界で唯一の「ばんえい競馬」が観光スポットとして知られています。「白樺温泉」はばんえい競馬が行われている「帯広競馬場」からほど近いところにあるのです。せっかく北海道に来たのであれば、ばんえい競馬を楽しんで、この「白樺温泉」でリラックスしてはいかがでしょうか?

9. みどり湯

北海道最北の都市、稚内市。日本最北端である宗谷岬や、夕日の美しさで知られる納沙布岬など多くの観光スポットがあるこの町は、北海道を旅する人ならだれしも一度は訪れたいと思う町。ロシア語で表記された交通標識を目にすることが多く、北海道でありながら異国の雰囲気を感じさせる町でもあります。

稚内でおすすめの銭湯がこの「みどり湯」です。広大な北海道を旅するには、オートバイやヒッチハイクという方法もありますが、そんな旅人たちの強い味方がライダーハウスやゲストハウスという宿です。「みどり湯」はこれらのハウスに併設していて、宿泊費はライダーハウスで1泊1,000円!ゲストハウスでも2,000円という安さです。

気になる温泉は、1つの内湯に15箇所程度の洗い場のみという極めてオーソドックスな作りですが、宗谷海峡から吹き付ける風の強い稚内の町で冷え切ったあなたの身体をしっかりと温めてくれます。ハウスの雰囲気はとてもアットホームで、他の利用者との交流も深められます。旅先での出会いで、北海道旅行での思い出がより印象深いものになりますよ。

10. 天然温泉 極楽湯 札幌弥生店

近年、北海道でも都市部を中心にその数が増加しているスーパー銭湯ですが、今回紹介する「極楽湯 札幌弥生店」もスーパー銭湯のひとつです。

地下鉄東西線西11丁目駅から徒歩8分、北大植物園の隣という恵まれた場所に立地するこの銭湯は、内湯や露天風呂、複数のサウナなどさまざまなお風呂が備わっています。

ちなみに、ビジネスホテルともつながっており、出張中のビジネスマンや会社員の方たちからも好評があります。北海道の厳しい寒さに冷え切った身体を、ぜひここで温めてくださいね!

11. 北見湯元 のつけ乃湯

2006年に開業し、現在では北見を代表する銭湯の一つとして知られているのが、この「北見湯元 のつけ乃湯」です。建物は比較的新しく、清掃も行き届いているので、とても快適に利用することができます。

肝心の風呂は、内風呂のほか外には露天風呂と屋根付き浴槽も備えており、内湯もサウナは水風呂を含め7種類の温泉を楽しめるという充実ぶり。湯質は芒硝泉で、内湯の主浴槽と露天風呂ではかけ流しのお湯を堪能することができます。

お風呂から上がった後は、休憩室で軽食やドリンクを楽しむことができます。北見を訪れた方なら、ぜひお立ち寄りください。

12. さくら湯

北海道を東西にわける日高山脈の東側は「道東」と言われています。釧路市は、我が国有数の漁獲水揚げ高を誇る水産都市として、また、道東の中心都市として長らく栄えてきました。

そんな釧路の人たちの身体を温めているのが、この「さくら湯」です。内湯にはジェット風呂やサウナなどがありますが、露天風呂も2つあるなど多彩な風呂を楽しむことができる銭湯です。ここの名物は「ブルーアロエの湯」。北海道を代表する漁業の町らしく、海をイメージさせるようなお風呂はユニークです。

◎まとめ

北海道の中でおすすめしたい銭湯をご紹介しました。銭湯の魅力は、気軽に立ち寄ることができることと、日本中どこの銭湯にも共通する安心感にあるのではないでしょうか。

北海道の銭湯も身近な銭湯と同様、あたたかい雰囲気で気さくに迎えてくれます。日本人が愛してやまないお風呂の魅力、北海道の銭湯でも感じてみてください。

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