初めての飛行機を利用するという人がもっとも緊張する場面の1つが、保安検査場での手荷物検査でしょう。「いったい何をチェックするのだろう」「もしチェックに引っかかってしまったらどうしよう」飛行機に乗る前にちょっと不安になりますね。でも、その内容や仕組みを前もって把握していれば、恐がる必要はまったくありません。ここでは、飛行機に乗るうえで避けて通れない手荷物検査の受け方についてまとめてみます。
目次
飛行機での手荷物検査をスムーズに!保安検査場で気を付けたいこと
保安検査場へはいつ行けば良い?
手荷物検査を行う保安検査場へは、飛行機のチェックインを済ませ、受託手荷物を手荷物カウンターへ預けた後で向かうことになります。
手荷物検査は、どんなに遅くても飛行機出発の15分前までに済ませておかなくてはなりません。ただし、空港の状況によっては混みあうことが少なくないので、くれぐれも時間には余裕をもって行動してください。
手荷物検査での留意点
保安検査場では、飛行機への持ち込み禁止品目がないかどうかを手荷物のX線チェックと金属探知機による身体チェックの2つに分けて行います。手荷物については備え付けのカゴに入れてX線検査のレーンに流すのですが、このときPCやケータイなどの電子機器、液体やスプレー類、ライターなどは、カバンや衣服から出してカゴに乗せなければなりません。
また金属探知機に引っかかってしまわないよう、アクセサリーや金属バックルのついたベルト、財布やカギなど身の回りの金属製品についても、外してカゴに入れておいた方が良いでしょう。何らかの理由で金属探知機が反応した場合、空港職員がボディチェックを行いますが、とくに危険物を所持していなければそのまま通過できます。
スムーズに手荷物検査を通過するためのコツ
大きな空港では手荷物検査で列を作っていることが多く、荷物の取り出しなどに時間がかかってしまうと周囲に迷惑をかけてしまうだけでなく、自身が飛行機に乗り遅れてしまうことにもなりかねません。
ですので、あらかじめ電子機器類や液体類、金属類などは取り出しやすいようにまとめておくと、スムーズに検査をクリアできます。また、飛行機内で着る予定のない衣服などは預け荷物に入れておくと、手荷物検査の前後にあたふたするリスクを軽減することができるでしょう。
まとめ
手荷物検査には時間を要することがしばしばあるため、飛行機の出発時間まで十分に余裕をみて保安検査場に向かうようにしましょう。カゴに出してチェックにかけなければならない品目については、あらかじめカバンなどの取り出しやすい位置に入れておくと、よりスムーズにクリアすることができます。