愛煙家が免税の空港で買いたいもの。それはもちろん「タバコ」ですよね。日本では、国産タバコ200本および外国製タバコ200本まで、免税で持ち帰ることができます。とはいえ2カートンのタバコは、スーツケースの中でも場所を取ります。場合によっては、手荷物と分けて運ばないと入りきらないこともあるでしょう。では、タバコは機内に持ち込めるのでしょうか。近年人気が高まっている電子タバコの扱いと合わせて解説します。
目次
タバコは飛行機に持ち込める?最近流行りの電子タバコもあわせて解説!
紙タバコも電子タバコも飛行機に持ち込み可能
紙のものも電子タバコも、基本的に飛行機への持ち込みに制限はありません。ただし、前述のとおり無税で運べる本数には国ごとに上限があるので、あらかじめ調べておくことをおすすめします。
電子タバコを飛行機に持ち込む場合は、噴霧器やカートリッジの液体が漏れないよう、しっかり袋に包んでおきましょう。また、ショートを起こさないよう、本体も専用の容器に保管しておくことが望ましいです。
電子タバコ以外は預けることもできます
紙タバコは、スーツケースなどに入れて預けることも可能です。やはり量に制限はありませんが、免税の上限本数を超えないように気を付けましょう。
注意しなければならないのは、電子タバコは預けられないという点です。これは、バッテリーに使用されているリチウム電池から発火する危険性があるため。電子タバコを持参する場合は、必ず手荷物に入れて機内に持ち込みましょう。
ただし飛行機内は完全禁煙
紙タバコも電子タバコも、手荷物として持ち込むことはできますが、機内は完全禁煙です。トイレでの喫煙も認められていないので、注意してください。トイレには火災報知器や煙検知器が設置されていて、これが作動してしまうと、機長の判断で最寄りの空港に緊急着陸するか、出発元の空港に引き返すことになります。
また、火を使わない電子タバコについても、外から見れば普通のタバコと見分けがつかないこともあり、誤解を招く危険があるとして機内での使用が禁止されています。
どうしても長時間のフライトでタバコが恋しいという人は、ニコチンガムやニコチンパッチなどの禁煙グッズを用意しておくことをおすすめします。
まとめ
紙タバコも電子タバコも、機内への持ち込みに制限はありません。ただし、免税になる本数には上限があります。電子タバコについては、受託手荷物として預けることができません。また手荷物として持ち込んだとしても、飛行機の中は完全禁煙です。電子タバコの使用も不可です。