飛行機でカメラ機材を運ぶには?気を付けるべき重要ポイントなど紹介!

画像出典:joakimbkk / shutterstock

飛行機でカメラ機材を運ぶには?気を付けるべき重要ポイントなど紹介!

カメラ好きなら、旅先に機材を持ち込んで美しい風景や印象的な人々との思い出などをカメラに収めたいと思うものですよね。そんなときどうしても気になるのが飛行機での運搬。特殊な環境にさらされる場面が多々あるので不安に感じるかもしれません。精密機械であるカメラ本体やレンズ、三脚にデリケートなフィルムなど、愛用の大切な機材にトラブルがあったら楽しいはずの旅行も台無しですよね。そんなことが起こらないためにも、飛行機でなるべく安全にカメラ機材を運搬する方法や注意すべきポイントをご紹介していきます!

目次

飛行機でカメラ機材を運ぶには?気を付けるべき重要ポイントなど紹介!

カメラは機内持ち込みOK、フィルムは検査時要注意

一眼レフ、コンパクトなどのカメラ類は個数制限などなく飛行機内に持ち込むことが可能。預ける荷物としても可能です。一部の空港では手荷物検査時、保安検査場での通常のX線検査だけでなく、より詳細がわかるCTスキャンによる検査が行われることがあります。CTスキャンはより多くのX線を照射するため、写真フィルムが感光してしまう恐れがあるんです。具体的には「ネガにスジや波模様が現れる」「フィルム全体にカブリが発生」「フィルムに波状の帯が現れる」などの異常が起こったりします。

近年はフィルムが感光しないように改良されたスキャナーが多いです。不安な方は比較的X線照射の威力の弱い飛行機内持ち込み手荷物にし、さらに係の人に「X線検査でなく目視による検査で」とお願いするのが安心でしょう。

持ってゆく機材は厳選しよう

飛行機の場合、予備バッテリーに三脚などのカメラ本体以外の機材には制限がかかる事があります。バッテリーはリチウムの含有量やワット数などによっては機内持ち込み個数に制限がかかり、三脚などの立脚は幅・高さ・奥行の高さの3辺の合計のサイズが規定を超えてしまうと機内に持ち込むことができない場合があります。

あらかじめ航空会社のサイトなどで飛行機に持ち込める範囲を確認し、カメラと共に持っていく機材は厳選するようにしましょう。

とにかくしっかり梱包を

カメラ機材の中には、カメラ本体をはじめ繊細なチューニングが施されているものも少なくありません。機内に持ち込みきれないカメラ機材を預け荷物にする場合、特に気をつかいたいのが梱包です。丈夫なキャリングケースなどにいれ、ケース内で不用意に移動しないようタオルやエアーキャップなどの緩衝材で間を埋めて、衝撃を受けても問題のないような状態にしましょう。何が起こるか分からない飛行機の貨物室、ちょっとやりすぎな位がちょうどよいはずです。

◎まとめ

出典: georgeclerk / shutterstock

飛行機でカメラ機材を運ぶポイントを紹介していきました。カメラ機材はデリケートなので手荷物としてなるべく飛行機客室に持ち込むよう心がけ、預け荷物にする場合は厳重に梱包するようにしましょう。飛行機でも安全に機材を運べるよう細心の注意を払い、旅行での充実した写真撮影を楽しみましょう!

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