飛行機に乗って、旅先でまだ釣り上げたことのない獲物にチャレンジしたい!太公望が長じて、そんな域に達してしまう人も少なくないでしょう。でも、見るからに場所をとる釣り竿は、飛行機で運ぶことができるのでしょうか。釣り好きの人がきっと抱くだろう、飛行機での釣り竿の扱いについてまとめてみました。
目次
飛行機を使って釣り遠征に行きたい!機内に釣り竿は持ち込める?
小さく分解できれば飛行機への持ち込みは可能
長さ60cm以下に分解するか折りたたむことができれば、釣り竿を飛行機に持ち込むことは可能です。しかし、一本竿(1ピース)や2つ折り(2ピース)の釣り竿では、規定をオーバーしてしまうことがほとんどです。
60cmルールをクリアできるよう、3ピースまたは4ピースから成る「パックロッド」という釣り竿も販売されているので、飛行機に持ち込みたい人は検討してみてください。
基本は預け荷物
とはいえ、飛行機の中で釣り竿が必要になることはまずないでしょう。分解できるか調べたり、他の乗客の目を気にしながら持ち込むくらいなら、最初から預けてしまった方が便利です。
受託手荷物として預ける際には、「203cm」がボーダーラインとなります。これを超える長さの釣り竿を預けるとなると、超過料金と請求されるか、機体によっては受け入れを拒否されてしまいます。事前に利用する航空会社に尋ねておくことをおすすめします。
また、運搬中に釣り竿が折れてしまう心配もあるので、丈夫なハードカバーに入れるのも重要です。この場合、ハードカバーの総長が203cm以内に収まらなければなりません。
ちなみに航空会社によっては、釣り竿用の梱包を自社サービスで行っているところもあります。
釣り具の持ち込みに注意
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釣り竿と一緒に持参するであろう釣り具についても、留意する必要があります。先端が尖ったルアーや付属のフック、そして釣り針などは、危険物と判断され機内に持ち込めない可能性が高いです。
うっかり手荷物に入れてしまうと破棄させられてしまいかねないので、これらの釣り具についてもあらかじめ受託手荷物として預けておくよう気を付けましょう。
まとめ
釣り竿は、60cm以内に収めることができれば飛行機内に持ち込むことができます。受託手荷物として預ける場合は、カバーも含めて203cm以下であれば、問題なく運ぶことができます。釣り具については、危険物とみなされて飛行機に持ち込めないことがあるので、あらかじめ預け荷物に入れておいた方が無難です。