飛行機にコンセントはある？スマホやタブレットを充電したい！

現代の私たちの生活に無くてはならない存在になりつつある、スマホやPC、タブレットなどの電子端末。飛行機の中で情報を整理したり、電子ブックで読書したりと、フライトの間もなにかと重宝するアイテムです。そんな便利グッズも、ふと気が付くとのバッテリーが無くなりそう、なんてこともしばしば。そんなとき、座席にコンセントがついていたらとっても助かります。コンセントを備えた、現代のニーズにあった飛行機を会社ごとにご紹介します。

国際線にはコンセントなどのあるタイプの飛行機が多く、国内線は少なめ

移動距離が長いこともあり、国際線にはUSB電源もしくはコンセントを座席に搭載している飛行機が多いです。国内線はまだまだ少ないですが、近年少しずつUSB電源・コンセント搭載機が増えてきました。今後はさらなる拡大が期待されています。

全体としてUSBから充電できる電子機器が主流の現在、コンセントはなくてもUSB電源を備えた機材が増えている傾向です。

コンセントが使える国内線の飛行機・航空会社

・スターフライヤーは全席コンセント完備
すべての座席にコンセントとUSB電源を完備しています。携帯電話充電器の貸し出しも行っているので、忘れてしまっても安心。

・JALは基本無し、最新型の飛行機には完備
従来型の飛行機には電源はついていませんが、2016年就航した「エンブラエル190」という機材は、全席ユニバーサルPC電源を完備しています。

・ANAは2019年度下期から主力機B777とB787でコンセントとUSB電源完備へ
従来型の飛行機の普通席には電源はついておらず、プレミアムシートの一部でコンセントとUSB電源を備えた席がある状態でした。2019年度下期から主力機B777とB787でシートモニターとともにコンセントとUSB電源が完備されます。

・スカイマークは一部の飛行機を除きコンセントあり
すべての飛行機ではありませんが、ほとんどの機材にユニバーサル電源のコンセントを備えています。

・その他LCCはコンセント無しの飛行機がまだ多い

便利なユニバーサル電源コンセント

「ユニバーサル電源」を採用したタイプのコンセントでは、世界各国の様々な形式のプラグに対応。外国で購入した機器のプラグでも、ほとんどのもので変換プラグなしに使用することができる便利なコンセントです。ただし、電圧は固定となっている場合がほとんどなので、PCなど電圧可変式のアダプターをもつ機器以外の場合、ご使用の機器の対応電圧にはご注意ください。

◎まとめ

コンセントを持つ飛行機の普及は、国内ではまだまだ始まったばかりの感がありますが、スターフライヤーのような新興航空会社がいち早く対応しているあたりはさすがといえますね。大手航空会社も徐々にですがコンセント搭載飛行機の数が増えてきているので、今後はさらに便利な空の旅が楽しめそうです。