旅行先で、友達や家族と思い出に花火を楽しみたいということもありますよね。あるいは海外などで珍しい花火を見つけて、持って帰りたいと思うこともあるかもしれません。花火を飛行機に持ち込むことができるのか気になる人もいるでしょう。この記事ではそんな質問にお答えします。
目次
旅の思い出づくりアイテムの花火は飛行機に持ち込める?持ち込めない?
持ち込むことも預けることもNG
結論からいうと、どのようなタイプの花火であっても、飛行機に持ち込むことも預けることもできません。花火だけでなく、クラッカーや爆竹など火薬が含まれているものは、発火や引火の恐れがあるため飛行機での輸送が禁じられています。
同じく引火・爆発の危険があるものとして、ヘリウムガスの入った風船やカセットコンロ用のガスボンベ、ライターの充填用オイルなども、取り扱い禁止品目に含まれています。
うっかり持ち込んでしまうと罰金が課せられることも
花火類を荷物に入れたまま飛行機に搭乗してしまうと、航空法で禁止されている「危険物の航空機への持ち込みや手荷物としてのお預かり」に違反したとみなされてしまいます。最悪の場合、50 万円以下の罰金を課せられてしまうことになるので、花火はぜったいに飛行機に持ち込まないようにしましょう。
花火に限らず、火薬を使用しているものや煙が出るものには細心の注意が必要です。一度荷物に入れてしまうとそのまま気づかないこともあるので、荷造りの際にはしっかり確認してください。
花火類は現地調達しましょう
花火の発祥地は火薬を発明した中国。そして今や、"Fireworks"の文化は世界中に広まっています。わざわざ日本から持っていかなくても、花火はたいていの国で見つけることができます。
探しても見つからないということもあるでしょうが、花火がないからといって、旅行の気分が削がれることもないでしょう。花火の基本は現地調達・現地使用。ルールを守って、旅行を楽しく満喫してください。ちなみに、現地で購入した花火が使い切れず余ったとしても、日本に郵送することもできません。
まとめ
どのような種類のものであれ、花火を飛行機で輸送することは禁じられています。また花火だけでなく、クラッカーや爆竹などのパーティグッズも同様です。飛行機を利用した旅行で花火を使いたい場合は、現地で購入して現地で使い切るのが基本となります。飛行機で旅をするなら、最初から花火以外のもので楽しむことを検討した方が無難かもしれません。