飛行機って危険じゃないの…?飛行機の安全性について解説!

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飛行機って危険じゃないの…?飛行機の安全性について解説!

飛行機での移動はお好きですか?飛行機の機内で快適に過ごしながら、たまに窓から外を覗いて遠く眼下に陸や海を見ながら、「空を飛んでいる」ことを実感するのもいいものですよね。しかしなかには、「飛行機って本当に安全なの?」「事故のニュースを見るたびに不安になってしまう…」と、飛行機に対してちょっとした不信感を抱いている人もいるかもしれません。今回は、そんな方のために、飛行機の安全性についてまとめました。

目次

飛行機って危険じゃないの…?飛行機の安全性について解説!

飛行機は、「もっとも安全な交通手段」!

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実は、飛行機は「もっとも安全な交通手段」といわれるほど、安全性が確立されている乗り物なんです。アメリカ国内において自動車に乗って死亡事故に遭遇する確率が0.03%なのに対し、飛行機では死亡事故に遭遇する確率が0.0009%といわれています。

毎日飛行機に乗っている操縦士・客室乗務員の方々も、その大多数が事故に遭うこともなく安全に定年を迎えています。

飛行機は安全対策もばっちり!

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◆操縦士の安全性

操縦士が2名体制であるため、片方の操縦士に万が一のことがあった場合でも問題なく飛行が継続できます。また、操縦士は別々の食事を時間差で取る、トイレなどで片方が離席する場合は残った操縦士は酸素マスクを着用して急減圧に備える、といった細心の安全対策もなされています。

◆安全の秘訣はバックアップの多さ!

万が一のトラブルに見舞われた際も、しっかりとした安全策が講じられています。なかでも重要なのが、入念に備えられたバックアップ体制です。

トラブル発生時には、自動的に油圧や電気によって対応するようにシステムが組まれています。しかしもし油圧や電気にも故障が生じたら…という場合に備えて、幾重にもバックアップが施されているんです。

◆事前に危険を察知する安全設備

飛行機には事前に危険を察知し、事故を防ぐ安全設備も備えられています。例えば、他の飛行機が一定範囲以内の距離に接近しつつある場合は、両機の操縦士に警報が出されるとともに、回避操作が操縦士に指示されます。

また飛行機が地面や海面、山肌などに一定距離以上に接近した場合にも、操縦士への警報が発せられるシステムとなっています。

◎まとめ

以上、飛行機には幾重にも徹底した安全対策が施されていることがおわかりいただけたでしょうか。飛行機に何かトラブルが生じた場合でも、操縦士や客室乗務員の方々は、目的地までの飛行を安全に完遂させるプロです!さらに安全な離着陸を司る航空管制官、入念に飛行機の整備・点検を行う航空整備士など、飛行機に携わるさまざまなプロの人たちがいます。「もっとも安全な乗り物」といわれる飛行機は、さまざまな関係者の確かなプロ意識と、多くの安全設計によって成り立っています。

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