ドゴン族の居住地域であるマリの世界遺産、バンディアガラの断崖(ドゴン人の地)

画像出典:Andres.barragan (CC BY-SA 3.0)

ドゴン族の居住地域であるマリの世界遺産、バンディアガラの断崖(ドゴン人の地)

マリ共和国には、ドゴン族が居住しいている断崖絶壁「バンディアガラの断崖」があります。1989年に世界遺産にも登録された観光スポットです。切り立った崖の中腹や上にも居住エリアがあり、そこに至るまでの道のりは非常に険しく危険であるため、観光に訪れる際はかなりの疲労を覚悟しなければいけません。しかしながら、バンディアガラの断崖にはユニークな建物群や、ドゴン族の象徴ともいうべき仮面、またその仮面を使った祭りなど様々な魅力が詰まっています。
今回は、そんなマリの世界遺産、バンディアガラの断崖についてご紹介いたします。

目次

ドゴン族の居住地域であるマリの世界遺産、バンディアガラの断崖(ドゴン人の地)

バンディアガラの断崖(ドゴン人の地)とは?

出典: Ferdinand Reus

バンディアガラの断崖(ドゴン人の地)とは、マリ共和国のドゴン族が居住する地域となっている断崖で、その壮観な自然環境とドゴン族の文化が保持されている地域であることが評価されて1989年に世界遺産に登録された観光スポットです。標高差500m、幅150㎞にまで及んでいるこの断崖の裾野などで、ドゴン族は現在およそ700の村落を作り約25万人ほどが暮らしています。なおドゴン族の集落は断崖の途中にも作られており、断崖の上下には土で要塞も作られているという特徴を持っています。これは1300年頃に先住民族を追いやってこの地でずっと暮らしてくる中で、その暮らしを守るために作られたものです。それにより彼らの持つ独特の文化は、長い歴史の中でもほとんど変化することなく守られてきました。しかしながらバンディアガラの断崖が世界遺産に登録されたことをきっかけにこの地も観光地化しており、ドゴン族の文化も今までとは違う価値観に変わりつつあるという状況となっています。すなわち守るべき文化であるという価値観から、観光収入を得る手段へと変貌しているのです。それにより都市へと流出するドゴン族も年々増加傾向にあることも判明しています。また観光客が押し寄せることによって、今まで行われてきた伝統的な儀式の位置づけなども変容しつつあることも今では指摘されている状況です。

バンディアガラの断崖(ドゴン人の地)へのアクセス

バンディアガラの断崖はマリ共和国の中央部に位置しており、首都であるバマコからは約700㎞離れた場所にあります。しかしながらマリ共和国は公共交通機関がそこまで整備されていませんので、バマコからは陸路で向かわなければいけません。もし宿泊を伴う観光を計画している場合は、バンディアガラの断崖の近郊都市であるモプティで宿をとることをおすすめしますよ!なおバンディアガラの断崖までは凹凸の激しい道路も進まなければいけませんので、四輪駆動で訪れるようにしましょう。

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