長時間に及ぶ飛行機のフライトの場合、あると嬉しいのが備え付けの充電機能。モバイル機器の普及から、近年は充電に対応した飛行機が増えました。機内でタブレットやスマートフォンに録りためていた映画を鑑賞したり、ゲームをしたり、電子書籍で旅先の予習をしたりしていると、いつの間にか電池切れになりそうに…なんてこともありがちです。そんな時に座席にACコンセントやUSB充電器がついていると非常に助かります。そんな現代のニーズに合った飛行機について紹介していきます!
目次
機内でチャージ完了!充電できる飛行機についての情報
ACコンセント・USB充電器が備え付けられている航空会社
ACコンセント・USB充電器が備え付けられている航空会社についてご紹介します。なおここでは日本発着の機材についてのご紹介です。
・JAL
国内線 : ファーストクラスでは全席USB完備。機材名「エンブラエル190」では、クラスを問わず全席充電機能完備。そのほかの機材のクラスJ・普通席には無し。
国際線エコノミー : 欧米・アジアへ就航しているBoeing787、欧米路線のBoeing777-300ERらで完備、アジア路線のBoeing767は、機材により備えています。
・ANA
プレミアムシートの肘かけにACコンセント、USB充電用電源を機材により備えています。
国際線ではエコノミークラスでも、機材によって充電機能を持ったものが稼働しています。
・スターフライヤー
全席ACコンセントとUSB電源完備。
・その他LCC
各社機材によりばらつきがありますが、無い場合が多いです。
・ヴァージンエアラインズ
AirbusA340-600とBoeing787-900には電源完備。
・デルタ航空
AirbusA330、Boeing767、Boeing777といったワイドボディー機材には電源完備のものが多数あります。
そのほかルフトハンザ・エールフランスなどのヨーロッパ就航路線、カンタスなどのオセアニア就航路線、エミレーツ・エティハドなどの中東・アフリカ就航路線といった長距離を移動するほとんどの国際線には、USB電源が完備されています。アジア系航空会社の比較的短距離の路線には充電設備の無いものもあります。
◎まとめ
スマホ・タブレットユーザーに嬉しい充電機能ですが、飛行機ではまだまだ導入の途上にあるといった雰囲気です。今後はもっと対応した飛行機が増えていくと予想されるので、公式ウェブサイトなどで最新情報をチェックするようにしましょう。
事前に搭乗する予定の飛行機のタイプをチェックするようにして、充電機能のない飛行機の場合は、機内持ち込み可能なサイズのモバイル充電器を持ち込むなどの対策が考えられます。ACコンセントのみ搭載の飛行機の場合は、USB変換アダプターを忘れずに!
ちなみに、電池を長持ちさせるために機内モードにする・画面の明るさ調整を暗めにするなどの省エネ設定は、充電の寿命を延ばすのにかなり有効です。危なくなったら確認してみてくださいね。