名称:北海道博物館
住所:北海道札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
公式・関連サイトURL:http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp
北海道には魅力的な博物館や美術館が多くあることをご存知でしょうか。子供のときに足を運んだことのある施設であっても、大人になってあらためて博物館や美術館を訪れるとまた違う感想を抱きます。単なる「楽しい」という感情だけでなく、また違った角度からも楽しむことができるはずです。
さて北海道には、その土地ならではの素敵な博物館や美術館が至る所に存在!のんびり北海道を堪能しながら訪れることができる、文化や歴史もわかる博物館と美術館10選を徹底紹介します!
目次
北海道の博物館・美術館10選を徹底紹介!
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1. 北海道博物館
「北海道博物館」は、北海道の自然や歴史、文化について学べる総合博物館です。当博物館は「森のちゃれんが」の愛称で親しまれ、地元の人々や観光客からも人気。北海道の先住民族であるアイヌの人々についても詳しく学ぶことができますよ。
常設の総合展示エリアの特徴は、5つのテーマごとにそれぞれ異なったシチュエーションで北海道について紹介しているところ。プロローグゾーンには、マンモスゾウとナウマンゾウの巨大な骨格標本が展示されています。床には北海道を中心に北東アジアの地図が描かれています。というのも北海道は昔、北東アジアの交差点でした。
モニターも設置されていて、北海道がどんな場所なのかを実際に感じられるゾーンになっています。そして、それぞれの展示エリアには、アイヌ民族独自の歴史や文化、北海道の自然や生物など、北海道を様々な角度からクローズアップ。当博物館の展示の見どころがわかる人気の「ハイライトツアー」は申し込み不要なので参加してみてはいかがでしょうか。
また講座やワークショップなど、1年を通して様々なイベントが開催されているので何度足を運んでも飽きません。はっけん広場や図書室の利用も可能で、ベビーカーを無料で貸し出してくれるので、小さなお子様連れのご家族も安心して見学できますよ。
2. サッポロビール博物館
北海道のビールといえば、「サッポロビール」ですよね。札幌市東区に「サッポロビール博物館」があります。120年以上の歴史をもつレンガづくりの風情ある博物館です。ビールに特化した博物館は日本でここだけ。無料で自由に博物館内を見学できます。当博物館は、予約も不要なので観光の合間にふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
明治初期に北方開拓において活躍した「開拓史」の紹介やサッポロビールの誕生、日本のビールの歴史について楽しく学ぶことができます。テイスティングやおつまみは有料なので注意してくださいね。
所要時間 約50分、定員20名の有料プレミアムツアーは当博物館の人気プログラム!1時間に2回行われています。「サッポロビール生ビール黒ラベル」「復刻札幌製麦酒」のテイスティング付き。未成年者やビールが苦手な方にはソフトドリンクがもらえるのでどなたでも楽しむことができますよ。
また博物館内に設けられた「スターホール」には、「もっとたくさんのビールを味わいたい!」という方のために、飲み比べセットをはじめ、各種銘柄を取り揃えています。もちろんミュージアムショップも併設されているので、北海道みやげを選ぶのも楽しそうですね。
名称:サッポロビール博物館
住所:北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1
公式・関連サイトURL:http://www.sapporobeer.jp/brewery/s_museum/
3. 北海道大学総合博物館
「北海道大学総合博物館」は、JR札幌駅北口より徒歩約10分、北海道大学構内に建設された博物館です。「北大総合博物館がつなぐモノ・コト・ヒト」をコンセプトに、常設展示や企画展、各種イベント、市民セミナーを開催。北海道大学関係者のみならず市民や観光客に無料開放しているのでどなたでも気軽に楽しめる博物館です。
歴史を感じられる重厚な茶褐色の建物も特徴的。正面玄関には螺旋階段があり、3階まで吹き抜けの白いドーム天井が目に飛び込んできます。館内には、札幌農学校の時代から130年以上にわたって研究されてきた資料や標本が1階から3階に保管されています。
常設展では、五感をフルに使って楽しめる「ハンズオン展示」や、博物館のウラ側を知ることのできる「ミュージアムラボ」がみどころ。また、北海道に関する古代生物や岩石、医学など各種標本も数多く展示されているので、興味のある分野が見つかるでしょう。札幌市内に訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
名称:北海道大学総合博物館
住所:北海道札幌市北区北10条西8
公式・関連サイトURL:http://www.museum.hokudai.ac.jp
4. 千歳鶴 酒ミュージアム
札幌市内にある「千歳鶴 酒ミュージアム」は、千歳鶴の酒づくりについて紹介している博物館です。ここでは、酒造工程や酒づくりに関する歴史や文化を楽しく学ぶことができます。もちろんテイスティングもOK!
落ち着いた和の風情ある試飲カウンターでは、博物館内にあるほとんどの清酒やリキュール、甘酒の試飲が可能。気に入ったお酒を実際に直売店で購入することもできます。ここでしか手に入らないプレミアムな限定酒や季節酒、定番の銘柄などから、北海道みやげやご自分へのご褒美にいかがでしょうか。「余市ワイン」「寿みそ」といった商品ラインナップも売れ筋ですよ。
テイスティングできるのはお酒だけではありません。博物館内に入ってまず出迎えてくれるのが「仕込み水」の試飲コーナー。酒づくりに最適といわれている中硬を地下約150メートルから汲み上げており、その清冽さを実感することができます。お酒が好きな人もそうでない人も、北海道に訪れたからには一度は足を運ぶ価値のある博物館のひとつです。
名称:千歳鶴酒ミュージアム
住所:北海道札幌市中央区南3条東5丁目1番地
公式・関連サイトURL:http://www.nipponseishu.co.jp/museum/
5. 札幌ウィンタースポーツミュージアム
世界中のアスリートたちが感動的なたくさんのシーンを生み出してくれた『冬季オリンピック札幌大会』。今でも鮮明に記憶している方が多いのではないでしょうか。これまでに札幌市が歩んできた「貴重なウィンタースポーツの歴史と体験」をコンセプトに、ウィンタースポーツの更なる普及と発展を目的に開設されたのがこちらの博物館。札幌市内の「大倉山展望台」の敷地内に併設されています。
大倉山は、冬季オリンピック札幌大会でスキーのジャンプ競技場として使われたことで知られています。なんとこの博物館内には、スキージャンプの体験シミュレーターが設置されており、大倉山ジャンプ競技場を飛ぶ感覚がリアルに味わえます。またオリンピック関連の資料展示やDVD鑑賞など、充実したコンテンツを通してウィンタースポーツについて学ぶことができます。
敷地内にある「クリスタルハウス」では、大倉山オリジナルグッズや土産店、札幌市内の綺麗な夜景を眺めながらジンギスカンを食べられる「ラムダイニング大倉山」もあります。北海道を満喫できる観光スポットになっているので、ぜひ立ち寄ってみてくださね。
名称:札幌ウィンタースポーツミュージアム
住所:北海道札幌市中央区宮の森1274
公式・関連サイトURL:http://okura.sapporo-dc.co.jp/guide/museum.html
6. 苫小牧市美術博物館
昭和60年に苫小牧の誕生100周年を記念して「樽前山(たるまえさん)と勇払原野(ゆうふつへいや)の自然と歴史、文化を伝え、未来へ伝える博物館」をコンセプトに「苫小牧市博物館」としてオープンしました。平成25年のリューアルで美術館を併設。名前も「苫小牧市美術博物館」になりました。子どもたちの感性を育み、文化芸術活動の拠点となるようにという願いを込めて美術館を開館。もちろん市民のみならず観光客にも愛されている施設です。
当博物館の常設展のみどころは、1階のエントランスホールに突如として現れる「マンモスの親子」。なんと実物大に復元しているそうです。実物のマンモスの臼歯化石と一緒に無料展示されています。同フロアには「静川史跡コーナー」も設けられており、北海道にちなんだ生き物たちのジオラマや標本、はく製、化石を見ることができます。2階フロアでは、北海道先住民族のアイヌのくらしやスケートのまちとして発展してきた様子などが学べます。
コンクリートと直線で形づくられた美しい外観も必見。美術館と博物館が融合した素晴らしい施設をぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
名称:苫小牧市美術博物館
住所:北海道苫小牧市末広町3-9-7
公式・関連サイトURL:http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/hakubutsukan/
7. 北海道立近代美術館
札幌のほぼ中心部にある「北海道立近代美術館」。1977年に建設されたこの美術館は、充実したコレクションがあり、個性豊かな展覧会を開催していることで知られています。5,000点を越えるコレクション展示は、北海道の美術品や、日本近代の美術品の他にもパスキンを中心としたエコール・ド・パリの作家の作品、ガラス工芸、現代美術品まで幅広いジャンルをみることができます。枠にとらわれない様々な企画展やイベントも魅力的。
1階には「ARS」と呼ばれる美術情報コーナーが設置されており、図書コーナーやビデオライブラリーを自由に使用することができます。祝日を除く10時から16時のあいだは質問コーナーが設けられ、美術や展覧会に関する情報を聞くこともできます。
魅力的なミュージアムショップやレストランも併設されているので、北海道みやげを買ったり休憩するのもおすすめ。個性的な外観と、光がたっぷりと差し込むカーテンウォールが印象的な美術館を思う存分楽しんで下さい。
名称:北海道立近代美術館
住所:北海道札幌市中央区北1条西17丁目
公式・関連サイトURL:http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/knb/index.htm
8. 深山峠アートパーク・上富良野トリックアート美術館
深山峠アートパーク内にある体験型ミュージアム「上富良野トリックアート美術館」。さすが富良野!と言わんばかりの大自然に囲まれたおもしろミュージアムです。館内には光と陰を上手く表現してまるで本物に見えるアート作品が多数展示、というより、館内のあちらこちらに描かれています。もちろん撮影もOK!
例えば、窓を開けるジェスチャーでシャッターを切ってもらえば、部屋の中にいるおばあちゃんに「すみませーん」と声を掛けているようなシーンが撮影できます。また、額の中から飛びでてきたようなゾウの耳や牙を掴んで一緒に記念撮影してみたり、アイディア次第でおもしろい写真を撮ることができます!ついつい夢中になって納得するまで何度も撮影に挑戦する人が続出なのだとか。
「トリックアート美術館」があるアートパークには、アート体験コーナーやBBQテラス、アイス工房、観覧車も併設されており、アートを身近に楽しむことのできる素敵な観光スポットになっています。ミュージアムのチケット売場では、観覧車にも乗れる共通チケットも販売されています。ファミリーで、カップルで、お友達同士で、ちょっぴり変わった北海道観光をしてみませんか。
名称:上富良野トリックアート美術館
住所:北海道空知郡上富良野町西8線北33号深山峠
公式・関連サイトURL:http://tokachidake.com/art/
9. 札幌芸術の森美術館
「札幌芸術の森美術館」は、1990年に札幌市南部の緑あふれる「札幌芸術の森」にオープンしました。以後、札幌の美術文化振興の中心的役割を担う美術館として想像力と創造性を育み、喜びと希望に満ちた心豊かな街づくりに貢献しています。館内には北海道に縁のある作品ばかりを展示。バラエティ豊かな特別展を年間5から7回ほど開催しています。
常設展示の大きな特徴としては、約74点の彫刻作品を野外展示している「野外美術館」があること。また、幼少から高校時代までを北海道で過ごした彫刻家「佐藤忠良記念子どもアトリエ」も併設。ミュージアムカフェ「ラ・フォリア」では、札幌芸術の森の自然をバックに風情あふれる池を鑑賞しながら、ゆっくりしたひと時を過ごすことができます。
また、ミュージアムショップ「ポレール」では、北海道を舞台に活躍しているアート作家の作品やグッズ販売。ここでしか購入することのできないアート作品に出会えるかも。きっと贈り物としても喜ばれることでしょう。ミュージアムオリジナルのエコバッグや便箋はおみやげに大人気のアイテムだそうです。ぜひゲットしたいものですね。
名称:札幌芸術の森美術館
住所:北海道札幌市南区芸術の森2丁目75番地
公式・関連サイトURL:https://artpark.or.jp/shisetsu/sapporo-art-museum/
10. 釧路市立美術館
平成4年に釧路市内を一望できる弊舞の高台に釧路市生涯学習センター「まなぼっと弊舞」がオープン。その3階フロアにアートギャラリーも同時オープンしました。平成12年には現在の「釧路市立美術館」にリニューアル。
「優しい時間が流れる複合施設の中にある美術館」というキャッチコピーで、地域の美術館として親しまれています。幅広いジャンルの展覧会を開催しているため、子どもからご年配の方まで様々な年齢層の方にも人気。常設コレクションには、北海道に関連した美術作品があり、展示・研究しています。
「釧路市立美術館」では、アートスクールも運営。幼稚園や保育園に通うちびっ子から小中高校生まで、無料で参加することができるとあって大人気のスクールになっています。鑑賞や作品解説、陶芸体験まで様々なプログラムの中から選べます。小さなお子さんのいるご家族にオススメの美術館です!
名称:釧路市立美術館
住所:北海道釧路市弊舞町4-28 釧路市生涯学習センター3階
公式・関連サイトURL:http://www.pekita.net
◎まとめ
普段あまり博物館と美術館を訪れることのない方でも楽しめる、北海道の博物館と美術館を10箇所、ご紹介させていただきました。
北海道の歴史や文化についてとっても興味が湧いて来たのではないでしょうか。北海道ならではの施設や展示は本当に魅力的。北海道に訪れたからにはぜひその歴史や文化に触れてみてください。きっと北海道がますます大好きになると思いますよ。
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