爽やかで広大な長野県を上手にまわろう!おすすめ観光スポット40選

爽やかで広大な長野県を上手にまわろう!おすすめ観光スポット40選

東京・名古屋の二大都市圏から近く、日本の三大アルプスを擁する自然王国長野県。近年は大河ドラマなどの影響により、歴史観光スポットも注目を集めています。軽井沢や蓼科といった夏の避暑地に、白馬や志賀高原などのウィンターリゾートと、長野県には一年を通じて楽しめる観光地がいっぱい!観光で疲れた後は、別所に湯田中に渋、野沢、鹿教湯などなど、体の芯から温まれる温泉が待っていますよ。今回は、そんな長野県の観光スポットをギュッと40選にまとめて一気にご紹介します。

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爽やかで広大な長野県を上手にまわろう!おすすめ観光スポット40選

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1. 松本城

松本城

現存するなかでは日本最古の天守をもつともいわれる松本城。4つの櫓から成る美しい天守群は、姫路城・彦根城・犬山城・松江城と並び、日本に5つしかない国宝天守の1つです。現在に至るまで何度か存続の危機に遭いましたが、地元の人々の熱意によりその壮麗な姿を今に伝えています。

その端正な天守は、水濠越しに写したりアルプスの山々を背景にしたりと、どうカメラに収めても画になります。紅葉の秋や雪に覆われる冬など、季節によってもさまざまな景色を楽しむことができますよ。

2. 上高地

上高地

長野県には高い山々に囲まれた自然美の観光地がたくさんありますが、なかでも上高地は有名ですね。北アルプス穂高岳の南側に位置し、標高約1,500mという高地の谷間にありながら、穏やかな平野が広がっているのが特徴です。

上高地への自家用車の進入は規制されているため、シャトルバスやタクシーなどを利用しなければなりません。東京や大阪などの都市圏からは、直行バスやツアーバスも数多く出ています。

そんな森閑とした上高地にはホテルなどの宿泊施設もあり、長野の大自然を2日間たっぷり満喫するのもオススメです。

3. 白馬

白馬 八方尾根スキー場

後立山連峰白馬岳(しろうまだけ)を戴く長野県北西部の白馬(はくば)エリアは、日本有数のスキーリゾートとして外国人にも大人気です。八方尾根や栂池高原、白馬五竜などのスキー場には、初心者から上級者まで、世界中からたくさんのスキーヤーやボーダーが訪れます。

冬だけでなく、白馬は夏も高原避暑地としておすすめ!ゴンドラとロープウェイを乗り継いで行ける栂池高原では、立山の固有種を含むたくさんの高原植物を目にすることができます。麓には温泉も数多く湧いているので、アルプスの山々に囲まれて思いっきりリラックスできますよ。

4. 軽井沢

軽井沢 睡鳩荘

長野はもちろん、日本でも有数の高級別荘地として知られる軽井沢。「旧軽銀座」でショッピングや食べ歩きを楽しむもよし、おしゃれなカフェやレストランでランチやブレイクタイムをゆったり満喫するのもよしです。

軽井沢周辺には、ショップだけでなく観光スポットも点在しています。「雲場池」や「白糸の滝」で森林浴に興じたり、歴史ある「万平ホテル」や「ショーハウス記念館」を訪ねたり。避暑に観光にショッピングにグルメと、軽井沢の魅力は尽きることがありません。

5. 奈良井宿

奈良井宿

旧中山道の木曽路には多くの風情ある景色や古い建物が残っています。なかでも奈良井宿は、ほとんど江戸時代の街並みそのままの姿が見られる観光名所として有名!かつて「奈良井千軒」と謳われるほど栄え、その賑わいは木曽路でも一番だったといわれています。

日本最長の宿場町でもあり、通りの両側にはいわゆる「鰻の寝床」と呼ばれる縦に細長い木組みの家々がびっしりと建ち並んでいます。五平餅やおやきなどの食べ歩きも楽しみながら、宿場の雰囲気を味わいましょう。

6. 妻籠宿

妻籠宿

長野県内でもう1つ人気の宿場町観光名所が、妻籠宿(つまごじゅく)です。ここは全国でも早い時期から街並みの保存を包括的に進めてきたところ。奈良井宿に比べてアップダウンやカーブが多く、さまざまなアングルから表情豊かな宿場の風景を撮影することができます。

観光のハイライトは南木曽町博物館。妻籠宿本陣、脇本陣奥谷、歴史資料館の3館で構成されています。

旅籠の風情を残す民宿や旅館も多く、できれば一泊して江戸時代の旅人の雰囲気を味わってみたいですね。隣の馬籠宿まで、峠越えの旧道を3時間程かけて歩くのもおすすめですよ。

7. 諏訪大社

諏訪大社

末社を含め全国に約25,000社あるといわれる諏訪神社の総本社が、ここ長野県の諏訪大社です。諏訪湖を挟んで大きく諏訪市の上社と下諏訪町の下社があり、さらにそれぞれ2宮に分かれています。

創建年代は不明というほど古くからある神社で、諏訪地域の特殊な文化と共に現在まで続いています。パワースポットとして人気なだけでなく、勝負事の神様として参詣に訪れる人々の姿も絶えません。

8. 善光寺

長野市善光寺

「牛に引かれて」のフレーズで知られる長野市随一の観光名所「善光寺」。7世紀の創建とされるこの古刹には、日本最古の仏像と伝わる本尊「一光三尊阿弥陀如来」が納められています。

御本尊は絶対秘仏とされ人目に触れることは無く、7年に1度の御開帳では代わりの「前立本尊」が立てられます。この丑年と未年の御開帳には、全国各地から大勢の信者が押し寄せるんですよ。

参拝者の絶えない善光寺は、門前町も魅力的!長い参道の両脇には、信州名物の蕎麦やおやきはもちろん、長野県じゅうの美味しいものが集結しています。

9. 木曽駒ヶ岳

木曽駒ヶ岳 駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅

標高2,956mの木曽駒ヶ岳は、中央アルプス(木曽山脈)の最高峰!しかしながらその近くまでは、なんとロープウェイで楽に登れるんですよ。東麓の駒ヶ根市側からロープウェイに乗れば、わずか8分半で標高2,612mの千畳敷まで運んでくれます。

もちろん周辺の高原歩きも気持ち良いですが、おすすめはロープウェイ乗り場に直結している「ホテル千畳敷」。ここはなんと、日本で最も高いところにあるホテルなんですよ!日本の屋根とも呼ばれる長野県を観光するなら、ぜひ駒ヶ岳の景色と夜を楽しんでみてください。

10. 戸隠神社

戸隠神社

長野市の奥座敷とも呼ぶべき戸隠には、パワースポットとしても人気の観光スポット戸隠神社があります。そもそも戸隠とは、天照大神が隠れた天岩戸を、天手力雄命(たぢからおのみこと)がこじ開け、ここまで投げ飛ばしたとする伝説にちなんでいます。

5社からなる戸隠神社はそれぞれに見どころがありますが、なかでも奥社へ向かう参道の杉並木は圧巻!樹齢は400年といわれ、とびきり強いパワーを感じることができるでしょう。

また、戸隠はそばの産地としても全国的に有名。観光で訪れた際は、ぜひ近くのお蕎麦屋さんに入ってみてください。

11. 上田城跡

上田城跡

真田氏が築いた上田城は、大河ドラマ『真田丸』の放映もあり人気急上昇中の観光名所です。天守こそありませんが、復元された櫓や門、累々と連なる石垣や堀から、徳川の大軍を2度も退けた堅城ぶりがうかがえるでしょう。

史跡公園として整備されている上田城跡は、桜の名所としても有名!真田ファンならずとも、春の千本桜まつりや真田まつりの時期には多くの観光客が訪れます。

12. 松代城跡

松代城跡 太鼓門と木橋

松代城は、戦国史上に名高い川中島の合戦で、武田信玄が本陣とした海津城(かいづじょう)に端を発しています。江戸時代には真田幸村(信繁)の兄真田信之が上田城から移り、以後真田家十万石の居城となりました。

こちらも天守はありませんが、門や石垣、堀などが復元されています。また、城下町には真田家の屋敷や藩の文武学校、真田宝物館などの見どころがいろいろありますよ。

13. 高遠城址公園

高遠城址公園 桜雲橋

「天下第一の桜」とも謳われる観光名所の高遠城址公園。かつては武田氏と織田氏が激しい戦いを繰り広げた要衝の城で、江戸時代には高遠藩3万石の居城となりました。

明治に入って、旧高遠藩士が取り壊されたお城の跡に桜を植え始めたことが、今日の桜の名所の起源。毎年4月には、樹齢100年を超える約1,500本ものコヒガンザクラが満開となります。

お城の複雑な地形を生かし、目線の上だけでなく下にも花を付けた桜の枝が伸びているのが大きな特徴!夜間にはライトアップも行われ、さらに幻想的な景色が楽しめますよ。

14. 別所温泉

別所温泉駅

上田駅から上田電鉄別所線に乗れば、30分足らずで終点の別所温泉駅に到着します。別所温泉は信州最古の出湯ともいわれ、真田氏ゆかりのお湯としても人気です。

温泉街の周辺には、国宝の安楽寺八角三重塔や重要文化財の前山寺三重塔、北向観音や無言館などの観光スポットもいっぱい!趣のある旅館や共同浴場も多く、信州観光での宿泊に別所温泉はおすすめですよ。

15. 湯田中渋温泉郷

湯田中渋温泉郷

長野市の北東、志賀高原への登山口に広がる湯田中渋温泉郷。湯田中温泉と渋温泉を中心とする9つの温泉から成る湯どころで、それぞれに趣や特徴があります。

なかでも渋温泉の「金具屋(かなぐや)」は、昭和11年(1936)築の建物が残る老舗旅館!木造4階建ての「斉月楼」は、国の登録有形文化財にも指定されているんですよ。

さらに谷を分け入れば、おサルの露天風呂が見られる人気観光スポットの「地獄谷野猿公苑」も。夏でも冬でも楽しめる信州有数の温泉観光地です。

16. 大王わさび農場

大王わさび農場

清冽な安曇野のせせらぎに広がる一面のわさび畑。信州を代表する風景として、大王わさび農場を挙げる人は少なくないでしょう。

とはいえ、この景色は一朝一夕にできたものではありません。大正6年(1917)に鍬入れされた当初はただの荒地で、実に18年もの歳月をかけて開拓されました。

爽やかな緑と湧き水の農場を散策するだけでなく、採れたてのわさびを購入したり味わったりできるも観光の魅力!とくに、わさびソフトクリームやわさびコロッケは食べ歩きにもピッタリで人気ですよ。

17. 美ヶ原高原

美ヶ原高原

松本市街の背後に横たわる雄大な美ヶ原は、最高峰の王ヶ頭をはじめ2,000m前後の山々が連なる高原地帯です。山頂付近はなだらかで、車で近くまで登れるので観光もラクラク!頂上周辺では、のびのびと牧草をはむ牛の姿が見られますよ。

また、茅野市から車山高原や霧ケ峰を抜けて美ヶ原に至るビーナスラインはドライブにおすすめ!高い木の少ない高原地帯を駆け抜けるので、景色も楽しみながら走ることができます。

18. 諏訪湖

諏訪湖 花火大会

諏訪市、岡谷市、下諏訪町の3市町にまたがる諏訪湖は、諏訪地域にとって欠かすことのできない観光資源です。湖の周辺には良質の温泉が湧くほか、近年では毎年8月の諏訪湖祭湖上花火大会が人気を呼んでいます。

遊覧船や水陸両用バスに乗れるほか、寒さの厳しい冬にはわかさぎ釣りが楽しめます。また、運が良ければ寒暖差の激しいに日に、湖面の氷がひび割れる「御神渡り」を拝むこともできますよ。

19. 白樺湖

白樺湖

蓼科山と車山の間に広がる白樺湖は、信州の人気高原リゾートの1つ。もともとは人工のため池でしたが、戦後にホテルやゴルフ場などの開発が大規模に進められました。

名前のとおり白樺の木々に囲まれた静かな湖は、信州の自然に癒されたいという人にはイチオシ!周囲には遊園地や可愛らしいテディベア美術館などもあり、お子さま連れのファミリー層にもおすすめです。

20. 姨捨

姨捨 棚田

長野県千曲市の姨捨(おばすて)は、「田毎(たごと)の月」で知られる棚田の美しい観光名所。水の張られた田んぼの1枚1枚に月が映りこむさまは、日本の美がつまった絶景のひとことに尽きます。

田毎の月以外の季節でも、JR姨捨駅や長野自動車道姨捨サービスエリアは信濃川流域の眺望ポイントとして人気。古くからの名勝として、周辺には歴史的な観光スポットも点在しています。

21. 野尻湖

野尻湖

野尻湖といえば、ナウマンゾウの化石が発掘されたことで有名ですね。新潟県との境に近い黒姫高原にあり、「芙蓉湖」という別名をもっています。

周囲ではマリンスポーツやキャンプもさかんで、夏にはカヌーやボートを浮かべる人の姿が多くみられます。湖畔には野尻湖ナウマンゾウ博物館もあるので、もちろん考古学好きの人におすすめですよ。

22. 蓼科高原

蓼科高原 奥蓼科 御射鹿池

蓼科(たてしな)高原は、蓼科山や八ヶ岳連峰に抱かれた高原リゾートです。避暑地の多い長野県でも比較的古くから開発されてきたエリアで、東山魁夷や伊藤左千夫など多くの文人墨客に愛されてきました。

別荘が立ち並ぶ北八ヶ岳の山腹には、御射鹿池(みしゃかいけ)や横谷渓谷など、風光明媚な自然観光スポットもいっぱい!渓谷沿いには奥蓼科温泉郷もあり、高原の緑や空気だけでなく、温泉でも癒されることができますよ。

23. 木曽福島

木曽福島(福島宿) 福島関所資料館

島崎藤村が「すべて山の中である」と評した中山道木曽路。江戸時代には11の宿場が設けられましたが、そのなかで最も重要視されていたのが、現在の木曽福島こと福島宿です。

ここにはかつて大きな関所や木曽代官の屋敷があり、今も観光スポットとなっています。また、藤村の姉の嫁ぎ先である高瀬資料館や木曽代官の菩提寺興禅寺なども見どころです。

24. 天竜峡

天竜峡 天竜ライン下り

天竜川は、諏訪湖から流れ出る唯一の川。遠州灘の河口までのちょうど中間付近に、暴れ川と呼ばれる天竜川が削った景勝地「天竜峡」があります。

巨岩奇岩が織りなす渓谷美を楽しむには、なんといっても舟下りがおすすめ!とくに、新緑や紅葉の時期の美しさは格別ですよ。周辺には温泉も多く、川沿いにはJR飯田線が走っているので、日帰りでも泊りがけでも楽しめます。

25. 小諸城址懐古園

小諸城址懐古園

懐古園の名称で知られる小諸城址は、武田信玄の軍師山本勘助が縄張りを行ったとも伝わる名城です。日本100名城にも選ばれ、江戸時代には小諸藩の居城として存続しました。

現在、お城の建物としては懐古園の入場門でもある三之門と、平成20年(2008)に移築・修復された大手門が残っています。園内には石垣が累々と連なり、桜や紅葉に時期には多くの人でにぎわいます。

26. 菅平高原

菅平高原

長野県には多くの高原リゾートがありますが、なかでも菅平高原は規模も大きく、知名度も高い観光地です。四阿山の麓、南東に浅間山を望む標高1,250~1,650mの高原地帯には、スキー場やゴルフ場、牧場にフルーツ農園と、さまざまな観光施設が集まっています。

各種学校のスポーツ合宿にもよく使われ、種目別のグラウンドや屋内アリーナが整備されているのも大きな特徴。夏も冬も、菅平高原にはたくさんの人がレジャーに訪れます。

27. 野沢温泉

野沢温泉

温泉街だけでなく、スキー場としても日本有数の規模をもつ野沢温泉。中心部の麻釜(おがま)には100度近い高温のお湯が湧き、温泉街には13もの共同浴場が点在しています。

信州名物野沢菜の発祥地としても知られ、ほかにも温泉を利用したいろいろなグルメが味わえますよ。外湯で地元の人たちとの触れ合いも楽しみながら、長野の温泉を満喫してください。

28. 鹿教湯温泉

鹿教湯温泉

上田と松本の中間付近、四方を山に囲まれた静かな谷あいに、鹿教湯(かけゆ)温泉があります。名前のとおり、鹿が猟師に温泉の在り処を教えたとされ、その鹿は文殊菩薩が姿を変えたものと伝わっています。

古くから湯治場として知られ、今でも温泉街の背後には大きなリハビリテーションセンターが建っています。鹿教湯温泉には2軒の共同浴場があり、とくに「文殊の湯」は、最も古い源泉跡のすぐ上にあります。良質の温泉の多い長野県のなかでも、とりわけ効能を求めて訪れる人の多いところです。

29. 小布施

小布施 栗の小径

栗で有名な、長野県の隣の小布施町(おぶせまち)。栗かのこや栗きんとんといった和菓子はもちろん、ふっくら炊きあげられた栗ご飯などの美味しい名物が目白押しです。

小布施の街並み自体も観光スポットとして人気で、モダンな小径や建物をバックに記念写真を撮る人の姿が絶えません。浮世絵師の葛飾北斎が晩年の4年間を小布施で過ごしたことから、「北斎館」や「中島千波館」といったアートの観光名所もおすすめですよ。

30. 関電トンネル電気バス

立山黒部アルペンルート 扇沢駅

長野県の大町市から後立山連峰と黒部ダムを越えて、富山県側へと下る「立山黒部アルペンルート」。そのうち扇沢駅と黒部ダムを結ぶ関電トンネルは、長年トロリーバス(架線からの電気で走るバス)の観光ルートとして親しまれてきました。

2018年、トロリーバスの代わりにバッテリー内蔵の電気自動車となり、名称も関電トンネル電気バスと改められました。とはいえ使用するトンネルは同じなので、味わうスリルと景色も以前と変わることはありません。

31. 寝覚の床

寝覚の床

中山道のハイライトともいわれる木曽路には、自然の観光スポットもいっぱい!なかでも上松町の「寝覚の床(ねざめのとこ)」は、古くから景勝地として知られ、謡曲や浄瑠璃の題材にもなっています。

エメラルドグリーンの川に白く切り立った花崗岩がせり出し、険しくも美しい景観を生み出しています。周囲にはホテルや飲食店、ショップなどもあり、木曽観光の宿泊ポイントとしてもおすすめです。

32. かんてんぱぱガーデン

かんてんぱぱガーデン

「かんてんぱぱ」をご存知ですか?信州特産の寒天を粉末状にしたもので、好みのジュースやフルーツを入れて固めれば、誰でも簡単に寒天ゼリーが作れます。長野県民のソウルフードともいえるおやつの素で、ゼリーのほかにもプリンやババロアなどたくさんの種類があるんですよ。

そんなかんてんぱぱの本店に隣接しているのが、観光施設の「かんてんぱぱガーデン」です。爽やかな敷地内には、寒天料理をメインとした食事処や200種類以上もの商品が購入できるショップ、地ビールに地ワインも楽しめるレストランなどが建っています。

33. 旧開智学校

旧開智学校

長野県松本市にある旧開智学校は、明治9年(1873)に建てられた小学校です。木造桟瓦葺(さんがわらぶき)ながら和洋折衷のデザインで、中央には八角塔がそびえ、各窓には外国から運ばれたガラスが取り付けられています。県下第一の小学校として建造され、昭和36年(1961)には国の重要文化財にも指定されました。

この校舎は約90年間使われましたが、その後現在の地に移築復元されました。内部は教育博物館になっていて、見学も可能です。松本を訪れたら、ぜひ松本城を合わせて観光してみてください。

34. 川中島古戦場(八幡原史跡公園)

川中島古戦場(八幡原史跡公園)

川中島の戦いといえば、戦国時代の合戦で最も有名なものの1つですね。海津城(後の松代城)にあった武田信玄軍と、妻女山に陣取っていた上杉謙信軍が、夜のうちに川中島の平原に移動して激突したというものです。

上信越自動車道長野ICを降りて北へ走ると、川中島古戦場(八幡原史跡公園)があります。ここには、馬上の謙信が斬りかかり、信玄がそれを軍配で受けたという伝承に基づく勇壮な銅像があります。ほかにも「三太刀七太刀跡」の石碑や長野市立博物館など、歴史観光スポットにふさわしい見どころがありますよ。

35. 日本一の星空「阿智村」

阿智村 ~日本一星空が綺麗な村~

中京圏で人気の長野県の昼神温泉に近い園原から、ナイトゴンドラに乗って約15分。夜20時に周囲の明かりが一斉に落とされ、漆黒の空に満天の星が光り輝きます。

ここ長野県阿智村は、環境省に「星が最も輝いて見える場所」として認定された「日本一の星空」の村!春から秋にかけて「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」が行われて、近年ブームとなっています。恋人の聖地にも選ばれた夜の絶景を、ぜひ味わってみませんか。

36. SORA terrace

竜王マウンテンパーク SORA terraceの雲海

湯田中渋温泉郷の北、北志賀高原「竜王マウンテンパーク」の名物は、世界最大級の166人乗りロープウェイで行く絶景の「SORA terrace(ソラ テラス)」です。標高1,770mの山頂駅周辺からは、天気が良ければ遠く日本海を越えて佐渡島まで望めるんですよ。

もし曇っていたとしてもご安心を!そんな日でも展望台は雲の上なので、逆に一面の雲海が眺められるチャンスなんです。晴れていても晴れていなくても、どちらでも楽しめる信州ならではの観光スポットです。

37. 安曇野ちひろ美術館

安曇野ちひろ公園 安曇野ちひろ美術館

いわさきちひろさんといえば、日本を代表する絵本画家の1人として有名ですね。いわさきさんが戦時中に疎開していた長野県の安曇野には、絵本美術館としては世界最大級の「安曇野ちひろ美術館」があります。

いわさきさんの原画やスケッチなどはもちろん、現代の絵本につながるさまざまな史料を展示。さらに美術館の周囲は広い公園となっていて、緑豊かな安曇野の風景は、まるで絵本そのもののようです。

38. 野辺山

野辺山宇宙電波観測所

山梨県の清里高原に隣接する、八ヶ岳の東の野辺山地区。高原野菜で有名な野辺山は、新鮮なミルクを使った美味しい乳製品が多いことでも知られています。

また、JR小海線野辺山駅は全国のJR路線で最も標高の高いところにある駅。清里駅との間にはJR最高地点があり、碑や神社など観光スポットになっていますよ。

さらに駅の南に位置する野辺山宇宙電波観測所は、夏の散策にもってこい!鉄道に宇宙にと、とくに男の子のいるご家族におすすめの観光地です。

39. 真田氏歴史館

真田氏歴史館

戦国武将として高い人気を誇っている真田一族。そのルーツである上田市の旧真田町には真田氏の館跡があり、さらに真田氏歴史館が隣接しています。

館内には、真田氏に関する文書や武具などの資料が豊富に展示されています。有名な真田六文銭の旗や陣幕などもありますよ。

真田氏の館跡は上田城などと異なり小ぢんまりしていますが、周囲を巡る土塁が残存。真田ファンならずとも楽しめる観光スポットです。

40. 奥裾花自然園

奥裾花自然園のミズバショウ

出典: リンゴ電車 / PIXTA(ピクスタ)

戸隠山の西の奥深く、長野市の鬼無里(きなさ)にある奥裾花自然園は、ミズバショウの群生で知られる観光名所です。その数は約81万本といわれ、なんとあの尾瀬をも上回るんですよ!

見ごろは例年、だいたいゴールデンウィークから6月上旬まで。また周辺にはブナの原生林が広がり、なかには樹齢300年を超える古木もあります。秋に散策すれば、そばぐりと呼ばれるブナの実拾いが楽しめるでしょう。

◎爽やかで広大な長野県のオススメ観光スポットまとめ

お子さんと一緒に楽しめる観光スポットから、日頃の疲れを癒してくれる自然豊かなスポットまで、長野の観光スポットは選び放題!さらに季節により表情を変える長野には、伝統的な迫力あるお祭りもたくさんありますね。どの時期に長野県へ観光しようか迷ってしまうほどです。

また、長野といえばお蕎麦!観光地の周辺には多くのそば屋さんがあるので、合わせて楽しんでみてくださいね。メディアに露出しない隠れた名店へは、長野県の格安レンタカーを予約して、車で向かうのが得策かもしれません。

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