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世界遺産モザンビーク島!日本ともゆかりのあるポルトガルの貿易拠点
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モザンビーク島のおすすめポイント③:ノサ・セニョラ・デ・バルアルテ

サン・セバスティアン要塞のさらに先っぽの稜堡の下に、ポツンと小さな白い建物があります。これは1522年に建てられたノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂で、なんと南半球で最古のヨーロッパ建築といわれているんですよ!
ザビエルの日本来航が1549年なので、彼や天正遣欧少年使節のメンバーも、おそらくこの礼拝堂を目にしたはず。そう考えると、日本人にとってはとても親近感の湧く歴史的建造物といえるでしょう。
少々痛みが激しく淋しいたたずまいの小さな礼拝堂ですが、内部を見学することも可能です。未知なる世界への布教を自らの使命として、ここからアジアへと旅立っていった宣教師たちのことを考えると、とても感慨深いものがありますよ。
◎まとめ
モザンビーク島は、北と南ではっきり雰囲気が異なります。ポルトガル人が築いた港湾都市の遺跡はほとんどが島の北半に集まっていて、リゾート施設やホテルなどもこのエリアにあります。
他方で島の南半は主に地元の漁民が暮らすローカルなエリア。世界遺産の観光スポットはほとんどありませんが、モザンビークのリアルな暮らしが見られるので、こちらはこちらで観光スポットとしておすすめですよ。