モザンビーク北部のリゾートな港町!ペンバの観光スポット3選

画像出典:Ton Rulkens

モザンビーク北部のリゾートな港町!ペンバの観光スポット3選

ペンバは、アフリカ南東岸の国モザンビークの北部にある、人口15万人ほどの都市です。周囲を穏やかな湾に囲まれ、天然の良港としてポルトガルの植民地時代から発展していました。近年では、その立地や気候、長く伸びる砂浜を利用して、観光リゾートとしての開発も進められています。植民地時代にはポルト・アメリアと呼ばれていたペンバには、いわゆるコロニアル様式の街並みが残っています。そのため、リゾートやマリンスポーツだけでなく、市街観光も楽しむことができるんですよ。それでは、ペンバ周辺の観光の見どころ3選をご紹介しましょう。

目次

モザンビーク北部のリゾートな港町!ペンバの観光スポット3選

1. プライア・ド・ウィンベ

ペンバ・ビーチという意味のこの砂浜は、ペンバの半島の外洋側に、なんと約8kmにもわたって続いています。浜の裏手にはたくさんのリゾートホテルが建ち並んでいて、観光地ペンバの表の顔ともいえるエリアです。

干潮時には沖合のかなり先まで遠浅となり、白い砂と薄青く澄んだ水を踏みしめながら、どこまでも走り回ることができます。あちらこちらに現地の人が使う木船が浮かんでいるのも、アフリカならではの情緒ある風景。

昼下がりを過ぎると、ペンバの地元の人たちが、魚や貝、海藻などをとっている姿も目にします。ペンバでアフリカンリゾートを味わうと同時に、ローカルな触れ合いを楽しんでみるのもおすすめですよ。

2. イボ島

出典: David Stanley

イボ島(Ilha do Ibo)は、ヨーロッパ人がアフリカ航路を開拓する以前からアラブ商人の港が開かれていたところ。ペンバの北50kmほどのところにあります。17世紀以降は、ポルトガルによって砦が築かれ、奴隷の輸出港として栄えました。しかし、奴隷貿易が禁止されると徐々に衰退し、1929年に現在のペンバにあたるポルト・アメリアに都市機能が移転しました。

現在のイボ島は、植民地時代の街並みをそこかしこに残す静かな観光の島。島内にはかつての要塞跡や倉庫跡といった観光スポットが点在するほか、ロッジなどリゾートな宿泊施設も整備されています。

イボ島へは、ペンバから小型プロペラ機か船で行くことができますよ。ペンバのほかにもう1か所どこか周辺の街を訪ねてみたいというとき、オススメの観光地です。

3. Paquitequete

ここはペンバの半島の先端にある浜辺のローカルなエリア。木造の小さな漁船が浮かび、浜の裏手には地元向けの魚市場も立っています。ペンバのフェリーふ頭から近いので、リゾートな舟遊びのあとでちょっとローカルな暮らしを覗いてみてはいかがでしょう。

砂浜は長く続いているので、朝夕の散策を楽しむのもおすすめ。ただし、プライア・ド・ウィンベとはつながっていないので注意してください。

◎まとめ

モザンビーク北部のリゾート都市ペンバのおすすめ観光スポットを3か所取り上げました。このほかにも、ペンバの旧市街には昔ながらのスーク(市場)があり、お土産探しなどにもってこいです。ただし、ペンバが州都となっているカーボ・デルガード州では、近年武装集団による犯罪が発生しています。そのため2018年現在、同州には外務省による海外危険情報レベル2が発令されています。これは、不要不急の渡航を中止するよう勧告するものです。ペンバの観光は、治安の回復と安定を待ってからにした方がよいでしょう。

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