富山県のおすすめ観光地|ぜひ行きたい人気スポット69選

富山県のおすすめ観光地|ぜひ行きたい人気スポット69選

「富山県」と聞いてあなたは真っ先に何を思い浮かべますか?絶景の大パノラマ?日本一のダム?チューリップ畑?日本海グルメ?どれもこれもメジャーなものばかりですよね。でも実はもっと素晴らしい観光名所や穴場スポットがたくさんあるんですよ!今日はその魅力をたっぷりとご紹介します。北陸新幹線の開通により、さらに近くなった富山県へ。レッツゴー!

目次

富山県のおすすめ観光地|ぜひ行きたい人気スポット69選

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1.富山市ガラス美術館(富山市)

TOYAMAキラリ内、富山市ガラス美術館

ガラスの製造や研究に力を入れている富山県富山市。街を歩けばあちらこちらでガラスの素晴らしさに触れることができます。「TOYAMAキラリ」はその斬新な外観とおしゃれな内装でも話題に。その建物を一目見ようと訪れる観光客も少なくありません。

そんな富山市にある複合ビルディング「TOYAMAキラリ」内に2015年オープンしたのが「富山市ガラス美術館」です。
展示されている作品は海外の有名なガラス作家のものから富山県に縁深い作家のものまで様々。美術館のシンボルでもある6階のグラス・アート・ガーデンは、アメリカの有名ガラス作家デイル・チフーリ氏が手掛けたものです。

まず、そのスケールの大きさにびっくり。そして幻想的なガラスの世界にうっとり。これは観光する価値あり!館内にあるミュージアムショップでは「ガラスの街とやま」らしいグッズがたくさん揃っているので、観光土産としてもおすすめですよ。

2.富山県美術館(富山市)

富山県美術館

富山県立近代美術館のコレクションを引き継ぎ、1981年(昭和56年)に開館しました。「富山県美術館」はリーズナブルな入場料と充実した施設、常設展示が人気。"アートとデザインをつなぐ"をコンセプトに、世界・日本・富山の3つの視点から美術の流れを展望しています。

ピカソやシャガール、ミロといった有名画家たちの作品、棟方志功など日本の20世紀美術、ポスターやチェア等のデザイン作品、富山県にゆかりのある画家たちの作品も揃っています。もちろんバラエティに富んだ企画展も見応え充分です。

1Fにミュージアムショップとカフェ、3Fにはレストラン、キッズルーム、図書コーナーがあり、屋上の芝生庭園は遊具が設置された「オノマトペの屋上」になっています。親子で楽しめるワークショップやオープンラボ、ツアーなどイベントも多数開催。アルミとガラスでデザインされたスタイリッシュな外観、屋上広場からは雄大な立山連峰も望める富山県美術館も、ぜひ富山観光のルートに加えてみてくださいね。

3.秋水美術館(富山市)

富山 秋水美術館

2016年6月に開館したばかりの「秋水美術館」。富山市に本拠地を置く製薬会社「リードケミカル株式会社」の社長が収集した刀剣を展示する美術館です。その数約200点以上!刀剣マニアにはマストな観光地。最近では刀剣をテーマにしたオンラインゲームが大ヒットしたこともあり、「刀剣女子」なる日本刀好きの女性が急増中。密かなブームとなっているだけあって、新たな富山の観光スポットとしても注目を浴びています。

繊細に研ぎ澄まされた日本刀の美しさは芸術作品そのもの。展示品の中には、虎徹や正宗といった名匠による作品もたくさんあります。あまり刀剣に詳しくない方でもきっと楽しめますよ。駐車場は無料で利用できますが、13台と少なめ。観光の際は 「ぐるっとBUS」南回りルートを利用すると便利です。

4.富岩運河環水公園(富山市)

富岩運河環水公園

富山市都市計画のシンボルとして誕生したのが、「カナルパーク」の愛称で親しまれている「富岩運河環水公園」です。市民や観光客の憩いの場でもある公園内には「世界一美しいスターバックス」があることでも有名。スタバ目当てで行ったものの、公園の魅力にどっっぷり嵌まりファンになる方も多いのです。

豊かな自然の中でバードウォッチングや遊覧船クルーズをゆったりと楽しみながらリラックスして過ごすのがおすすめ。観光を楽しんだ後は敷地内にあるレストランで本格フレンチを堪能しましょう。監修はあの有名な坂井宏行シェフ。2階のダイニングはガラス張りになっているので、日中でも夜でも絶景が楽しめますよ。お天気が良ければ立山連峰が見えることも。大切な人との富山観光デートはここで決まり!

5.松川遊覧船(富山市)

松川遊覧船

富山観光の定番「松川」。松川はかつて富山城の外堀の役割をしていた神通川の名残で、富山市と共に歴史を歩んできたまさに町のシンボルです。川沿いに植えられた約520本の美しい桜並木は「日本さくらの名所100選」にも選ばれており、春になると富山県内外からたくさんの観光客が訪れます。

この松川観光で外せないのがの遊覧船クルーズ。四季折々の自然に触れながら、富山の歴史と文化を見て学ぶことができるのです。クルーズのメインといえるスポット「松川の七橋」にまつわるエピソードや由来を、船頭さんがわかりやすく案内してくれるので、富山観光が初めての方でも充分楽しめますよ。市街地がほぼ全焼したと言われている「富山大空襲」を免れた常夜灯もぜひ見ておきたいですね。船の発着場は富山城址公園内にある「松川茶屋」。季節によって運行ダイヤが異なるので事前にホームページでチェックすることをおすすめします。

6.松川べり彫刻公園(富山市)

松川べり彫刻公園

富山市の中心を流れる松川。ここには元々神通川が流れていました。しかし、度々氾濫を起こしたため埋め立てが決定。その名残として誕生したのが松川だったのです。桜の観光名所としても有名な松川の両岸に、「松川べり彫刻公園」はあります。展示されている彫刻作品は全28基。この地にゆかりのある方や富山出身の作家たちによるものです。

桜、青葉、紅葉と季節ごとに変化する背景と、芸術作品のコラボは見応え充分。自分好みの背景を見つけてみるのも良いですね。子供連れの観光・散策地としてもおすすめ。錦鯉を観察したり笹舟や遊覧船に乗りながら、富山観光の定番「松川」を楽しんでみてください。

7.富山城(富山市)

富山城(浮城)

富山県のほぼ中央を縦貫する神通川。その河岸に築かれた富山城は、「浮城」の異名をもつ水堀に囲まれた平城です。富山県西部を治めた戦国大名神保氏(じんぼうし)、次いで織田信長の家臣佐々成政(さっさなりまさ)が城主となり、最終的には加賀前田家の分家富山藩10万石の居城となりました。当時の建物は残っていませんが、戦後城跡に模擬天守が建設され、内部は富山市郷土博物館となっています。

滝廉太郎の「荒城の月」のモデルの1つともいわれ、城址公園のお濠や石垣を眺めながら静かに散策するのもオススメですよ。夜にはライトアップも行われるので、いっそう幻想的な景色が楽しめます。

8.金太郎温泉(魚津市)

金太郎温泉
金太郎温泉 客室

富山県で温泉を楽しみたい方におすすめしたいのが、魚津市にある天然温泉「金太郎温泉」。"金太郎のように強く健康になりますように"との願いを込めて名付けられた温泉です。

食塩泉と硫黄泉が混合した泉質で、とろみのある乳白色のお湯は美肌にも効果があると特に女性観光客に人気があります。富山湾に面する魚津市だけあって、新鮮な魚介類が堪能できるのも魅力。ここでしか食べられない名物白エビやホタルイカをぜひ味わってみてください。

周辺には立山や黒部峡谷など、富山観光では外せない観光名所がいっぱい!金太郎温泉の館内には子供用プールや日帰り温泉施設「カルナの館」もあるので、観光のついでに立ち寄ってみるのも良いですね。金太郎温泉までは、黒部宇奈月温泉駅から車で約10分。駅からの無料送迎バスもあります。

9.北前船回船問屋 森家(富山市)

北前船廻船問屋「森家」

富山駅からライトレール(路面電車)で神通川河口へ。港町岩瀬地区の目抜き通り沿いにある森家は、かつて北前船で栄えた廻船問屋です。当時北前船は、行きも帰りも荷を積んで「倍倍」に儲かることから「バイ船」とも呼ばれ、各地の廻船問屋はそれぞれ多大な財を築いてきました。と同時に、船運を通じた文化交流の拠点でもあり、国内だけでなく海外の情報や物資が集積してもいたのです。

明治の初めごろに建てられた森家の建物にも、戸板に屋久杉、土間には瀬戸内海小豆島の一枚岩、さらには囲炉裏の装飾にロシアの琥珀(こはく)と、各地から集められた逸品が惜しげもなく使用されています。近代日本の経済と文化を支えた北前船の歴史と贅を語る森家は、一見の価値がありますよ。

10.富山市佐藤記念美術館(富山市)

富山市佐藤記念美術館

富山城址公園内にある富山市佐藤記念美術館は、富山城の模擬天守となっている郷土博物館と2館1体で運営されている施設です。富山県砺波市出身の実業家である故佐藤助九郎氏らの発起によって、昭和36年に開館しました。茶人でもあった佐藤氏のコレクション約1000点を中心に、茶道具や日本画など数多くの古美術品が収蔵されています。

館内の見どころは、加賀前田藩家老横山家から移築された茶室「柳汀庵」。江戸初期の茶人金森宗和(かなもりそうわ)の指導によると伝えられ、宗和流らしい「きれいさび」の気風がよく表れています。建物の外観自体もお城のイメージを踏襲したものとなっていて、城址公園観光の際に合わせて立ち寄るのがおすすめですよ。

11.富山市科学博物館(富山市)

富山市科学博物館
富山市科学博物館 ティラノサウルス

富山市街の南部、城南公園に面した富山市科学博物館は宇宙と自然をテーマとした最先端科学テーマパーク!2007年にリニューアルしたばかりで、新しく迫力ある展示の数々が魅力です。全長約6mのティラノサウルス「ティラちゃん」など大型展示に、子どはもちろん大人も興味津々!

内部は3フロアに分かれています。1階の「時間」エリアでは太古の世界を紹介。かつて富山にもいたとされるナウマンゾウの骨格標本と生体模型が来館者を驚かせます。2階の「空間」エリアではさまざまな自然現象が解説されていて、とくにダイヤモンドダスト発生装置や強風発生装置などが子供たちに人気です。3階がいよいよ「宇宙」エリアで、プラネタリウムが設置されているほか、宇宙の成り立ちや隕石のしくみなどを学ぶことができますよ。

12.富山市役所展望塔(富山市)

富山市役所展望塔

富山城址公園のはす向かいにある独特なデザインの富山市役所。その上に延びる高さ70mの展望塔は、富山市内きっての景観スポット!立山連峰から富山湾まで、360度遮るものない大パノラマが広がります。その見晴らしの良さは、富山市が指定した11の展望台「立山あおぐ特等席」の1つに数えられているほどです。さらに入場無料、夜は21時まで営業しているというから嬉しいかぎり!夜には市内を一望できる夜景スポットへと早変わりします。

また、展望塔や市役所の建物自体もデザイン性が高く、画になる造形。早春に松川の遊覧船や川辺から桜並木越しに望む展望塔の立ち姿も、この時期の富山観光ではおすすめの景色ですよ。

13.呉羽山公園(富山市)

呉羽山公園の桜

富山市の中心街から神通川を挟んだ西側に、南北に細長く続く呉羽(くれは)丘陵。その先端の呉羽山を中心として、日本公園緑地協会が手掛けて建設されたのがこの呉羽山公園です。

山麓には富山市売薬資料館や民俗資料館など学びの施設が立ち並ぶ一方、山の中腹には豊かな自然が広がります。とくに、春の桜や秋の紅葉はイチオシ!敷地が広大なので人目をあまり気にせず散策できますよ。

呉羽山公園「立山あおぐ特等席」

そして、一番のオススメは何といっても山頂からの眺望!通称「立山あおぐ特等席」と呼ばれる展望台からは、立山連峰の雄大な稜線を遥かに仰ぎ見ることができますよ。夜になれば、富山市街の夜景を眼下に楽しめるでしょう。

14.おわら風の盆(富山市)

おわら風の盆

富山県富山市八尾(やつお)地域で300年以上も愛され続ける伝統行事「おわら風の盆」。町外に流出した「町建文書(町を建てるための許可証)」の返還を喜んだ町民が、三日三晩踊り明かしたことが始まりだと言われています。祭事が催されるのは9月1日からの3日までの三日間。毎年約25万人以上の見物客・観光客が訪れ街中が賑わいます。

特設ステージでゆっくり鑑賞するも良し。町流しをそっと楽しむも良し。輪踊りは一般の観光客も参加できるので、一緒に踊ってみるのもおすすめです。どうしても本祭期間中に行けない!という方でも大丈夫。11日間の前夜祭がありますよ。八尾地域に属する11つの町会が日毎に担当し、本番さながらの町流しや輪踊りが楽しめます。ただし雨天時は一切中止となるので観光に行く際は天気予報をチェックしてくださいね。

15.五箇山 合掌造り(南砺市)

五箇山合掌村集落

世界遺産に泊まってみませんか?富山県が誇る観光名所、五箇山の合掌造り。度々メディアにも取り上げられ外国人観光客もたくさん訪れる白川郷とは対照的に、五箇山の合掌造りは自然の中にひっそりと佇む風情ある姿が人気です。合掌造りは豪雪地帯特有の建築様式で、急勾配の茅葺屋根が特徴。梁の上に組まれた木が手を合わせたように見えることから名付けられました。

ここ五箇山に観光に来たらぜひ宿泊体験を楽しんでみてください。名物の五箇山豆腐や栃餅を味わいながら伝統工芸に触れ、長閑な景色の中を散策すれば心も体もリフレッシュすること間違いなし!ライトアップされた幻想的な夜の世界や、真っ白に染まった冬景色もおすすめですよ。といってもここは豪雪地帯。真冬は防寒具をお忘れなく。

16.村上家住宅(南砺市)

五箇山 村上家住宅

約400年もの間その姿を残し続ける「村上家住宅」は、五箇山合掌造りの歴史を語る上では外せない国指定重要文化財です。昔ながらの形式で建てられた数少ない合掌造りの中でも最大規模。この地域の主産業であった塩硝や和紙作りに関する資料や、実際に使用していた生活用具を展示するなど、民俗資料館としての役割も果たしていて観光客から人気があります。

資料館の見学後は囲炉裏を囲みながらゆっくりお茶をいただきましょう。五箇山の生活史や富山民謡にまつわる昔話など、当主による丁寧な解説が観光客に人気。五箇山民謡の「こきり踊り」や「麦屋節」」の生演奏はぜひ見ておきたいですね。庭には樹齢300年にもなる「五箇山絞り」と呼ばれる雪椿があり、4月下旬~5月上旬に見頃を迎えます。五箇山随一の観光名所をぜひ訪れてみてください。

17.岩瀬家住宅(南砺市)

五箇山 岩瀬家住

富山県が誇る世界遺産、五箇山の合掌造り。そのシンボルとして観光客に親しまれているのが、「岩瀬家住宅」です。5階建ての立派な合掌造りは日本最大級。今から約300年前、加賀藩の塩硝上煮役(えんしょううわにやく)であった藤井長右エ門が8年の歳月を費やして建てました。家族や使用人含め、計35人もの人々がこの家に住んでいたんだとか。

合掌造りの見どころは、やはりその特徴を最も表す屋根。豪雪地帯の冬を幾度となく経験した屋根裏は観光する価値ありです。一切クギを使わず、縄と木材のみで造られたその建築技術は言うまでもありません。古き良き姿を残し続ける岩瀬家住宅。ライトアップされた冬の姿もおすすめです。迫力ある合掌造りをぜひ観光しに訪れてみてくださいね。

18.五箇山民俗館(南砺市)

五箇山民俗館

かつては加賀藩の流刑地であった五箇山。その五箇山地区で9戸の現存する合掌造りを有するのが菅沼集落です。民俗資料館はその菅沼集落最古の合掌造りを改装して作られた資料館。小規模ながらも風情ある景観や雰囲気が観光客に人気です。養蚕、和紙漉き、塩硝造りが主な産業であった五箇山ならではの生活用具や資料を通して、この地特有の歴史や文化に触れてみてはいかがでしょうか?

近くにある「塩硝の館」との共通入場券も販売されているので、併せて観光するのがおすすめ。昔話に出てきそうな数百年前の世界を体験してみたい方。富山観光の際はぜひ菅沼集落へ立ち寄ってみてくださいね。

19.五箇山和紙の里(南砺市)

五箇山和紙の里

古来より伝わる日本伝統の素材、和紙。近年はその独特の風合いや丈夫さから再評価され、世界からも注目されていますよね。そんな和紙の世界を「五箇山和紙の里」では楽しく知ることができます。古くから質の良い和紙造りで知られてきた富山県五箇山にある「五箇山和紙の里」は休憩所「道の駅・たいら」をはじめ、和紙作り体験ができる「和紙体験館」、貴重な資料を展示する「たいら郷土館」のほか特産品販売所、食事処、簡易宿泊施設などが集合した富山観光にぴったりな複合アミューズメント観光施設です。

こちらで購入できる五箇山発のオリジナルブランド「five」は和紙の質感を生かしたカラフルでスタイリッシュなデザイン小物。お土産にもオススメですよ。近隣にも温泉や歴史的な集落・建造物などが点在しているので併せて散策できるといいですね。富山県をよく知って楽しみたいのなら、おさえて損はない観光スポットです。

20.塩硝の館(南砺市)

五箇山 塩硝の館

美しい合掌造り集落で知られる五箇山。のどかで平和な風景の村ですが、かつて鉄砲で使うための火薬「塩硝」を秘密裏に製造していたのはご存じでしょうか?鉄砲伝来の時代から始まり、明治中期まで続いたとされる「塩硝」づくりの方法を展示説明してくれる富山観光にピッタリの資料館です。資料館自体も合掌造りで雰囲気抜群。この時代に発酵などの技術を応用して科学的に製造されていたことが良く分かり、関心を通り越して驚きの内容となっています。

富山の五箇山を観光するルートに加えれば、集落の持っていたもう1つの側面を深く知ることができますよ。ぜひ観光しに訪れてくださいね。

21.井波彫刻総合会館(南砺市)

井波彫刻総合会館

木彫刻で有名で観光客も多く訪れる富山県井波。道の駅「いなみ木彫りの里」内にある木彫りミュージアムが「井波彫刻総合会館」です。シンメトリックな瑞泉寺の伽藍配置をモデルに西洋建築と東洋の木工技術が融合した印象的な建物は必見。

展示も緻密で繊細、かつ大胆な井波の彫刻の粋を集めたような傑作ばかりなので、思わず引き込まれて何時間でも時を忘れて鑑賞していしまいそう。常設展だけでなく企画展でも非常に興味深い作品を見ることができるので富山観光で職人の技を見たいのならぜひ「井波彫刻総合会館」にお越しくださいね。

併設している「創遊館」ではお食事処・お土産店、彫刻工房などがそろっており、作品鑑賞以外の富山観光らしいことも可能ですよ。

22.瑞泉寺(南砺市)

瑞泉寺大門

富山県西部を流れる庄川を遡り、砺波平野の南端に位置する瑞泉寺。戦国時代には越中一向一揆の拠点として織田信長軍と激しく戦った歴史をもっています。そのため、お寺というよりお城のような堅牢な石垣に囲まれ、台所門や太鼓堂といった武家屋敷のような建物がみられます。

豪壮な山門や本堂など境内の堂宇には多数の装飾が施されていますが、これらはすべて彫刻がさかんな地元井波の職人によるものです。とくに本堂横の太子堂の木彫は必見!井波彫刻の技術の粋が詰まった作品が、欄間や軒裏などのそこかしこに見られますよ。また、境内には大きな藤棚があるので、見ごろとなる5月にはたくさんの観光客で賑わいます。

23.散居村展望台(砺波市)

砺波平野 散居村展望台

散居村(さんきょそん)とは、一戸一戸が隣り合わずバラバラに散らばっている集落形態のこと。日本でも必ずしも珍しいわけではありませんが、ここ富山県砺波平野(となみへいや)は国内最大の散居地域として知られています。それぞれの家の周囲には屋敷林が植えられ、その周りに水田地帯が広がります。

そんな散居村の風景を一望できるのが、砺波平野の南東、鉢伏山の中腹に位置するこちらの展望台です。夏には青田、秋には小麦色の刈田、そして春先には水を張ったばかりの水田の中に無数の家々が浮かぶように点在し、その眺めはまさに人間の営みと知恵が織り成す絶景!
展望台は西を向いているので、夕暮れ時の赤焼けの景色は、とくにオススメです。

24.砺波チューリップ公園(砺波市)

砺波チューリップ公園

知る人ぞ知る、富山の県花はチューリップ!大正7年に富山県で初めてチューリップが育てられたのが、砺波チューリップ公園のある富山県砺波市でした。現在では市の特産物となるまでに発展したチューリップ栽培。その名も花園町にあるチューリップ公園では、650~700品種ものチューリップ2500万本が7.0haの敷地に植えられています。

毎年春には「チューリップフェア」、夏には「カンナフェスティバル」とイベントも豊富!公園のシンボルのチューリップタワーに上れば、色とりどりの花に埋め尽くされたチューリップの絨毯を眺めることができますよ。その他にも、チューリップで描かれた地上絵や水上花壇、愛のパワースポット花壇など観光客を楽しませる工夫が盛りだくさんです!

隣接するチューリップの植物園・博物館「チューリップ四季彩館」と併せて、ぜひ寄ってみてください。

25.庄川峡(砺波市)

庄川峡と遊覧船

富山県の山間を流れる庄川を望む庄川峡は花々の咲く春、緑が輝く夏、紅葉が燃えるような秋、そして純白と静寂に包まれる冬といった四季折々に移り変わる美しい大自然を遊覧船や温泉で楽しむことができる、富山観光をするのならぜひオススメしたい観光スポットです。

名物でもある鮎料理は川で獲れたてだけあって新鮮そのもの。近年は養殖も盛んにおこなわれているのでより身近になりました。庄川温泉郷では自然を愛でながら天然温泉に浸かる贅沢を堪能してくださいね。秘境の宿「大牧温泉」に唯一行くことができるという遊覧船は、もちろん景色を観光するために乗るだけでも最高に良い気分ですよ!富山に行くなら、マイナスイオンたっぷりの大自然で心も体もリフレッシュできる庄川峡をぜひ観光してください。

26.黒部ダム(立山町)

黒部ダム

富山で最も有名な観光地と言っても過言ではないでしょう。世界でもトップクラスの規模を誇る「黒部ダム」は、富山県と長野県の県境である中部山岳国立公園内にあります。北アルプスの大自然に囲まれた絶景はもちろんのこと、日本一である高さ186mからの放水は迫力満点!

徒歩でゆっくり周るトレッキングコースから、遊覧船クルーズまで観光の楽しみ方は様々。あなたなりの黒部ダム観光を満喫してくださいね。ただし、注意したいのが服装。春や夏でも標高約1500mの高山地帯ではかなり冷え込みます。長袖のジャンパーや長ズボン、歩きやすい靴を着用しましょう。また、紫外線が強いので日焼け対策もお忘れなく。

27.立山黒部アルペンルート(立山町・長野県大町市)

立山黒部アルペンルート
立山黒部アルペンルート

「立山黒部アルペンルート」は富山県の立山駅と長野県の扇沢駅をケーブルカー、バス、トロリーバス、ロープウェイ、電気バスなどで結んでいる山岳観光ルートです。標高は最高地点で2450m。北アルプスの絶景と壮大な黒部ダムを様々な交通手段と徒歩での散策観光、トレッキングや登山など様々な楽しみ方ができます。

富山県の中でも特に魅力的で美しい山岳地域をカバーしているので、色々な場所を次々に見て回るもよし、1つの場所にじっくり留まってみるもよし。自分だけの「立山黒部アルペンルート」の楽しみ方を探してみるのもいいですね。四季折々でまた違った素晴らしい表情を見せてくれるのもリピーターが多い理由のひとつ。富山観光プランに加えれば、旅のさらなる充実間違いなしです。

※アルペンルート内は環境保全のため、一般車は乗り入れできません。

28.立山(立山町)

立山連峰

「立山」とは、北アルプス北部の雄山(おやま)・大汝山(おおなんじやま)・富士ノ折立(ふじのおりたて)という3つの峰の総称で、富山県のシンボルの1つ。その迫力のある姿は、さすがは立山連峰の主峰といった風格です。登山・ハイキング・トレッキングなど、富山県内外の観光客が多く訪れる観光スポットとなっており、日本ではごく僅かしかない氷河が現存する山としても有名です。

立山黒部アルペンルートの最高地点は「室堂平(むろどうだいら)」で、ここまでは交通機関を乗り継いで、観光地として訪れることができます。富山で雄大な大自然を感じられるエリアとしておすすめ。

湧き水「立山玉殿湧水」は、日本名水百選にも選ばれた観光客に大人気の美味しい水です。室堂ターミナルの前にあり、特別な装備無しに立ち寄れるので気軽に味わってみてください。
また、室堂ターミナルから15分ほど歩いた場所に、日本一高所の天然温泉「みくりが池温泉」があります。宿泊はもちろん日帰り入浴もできるので、時間があればぜひ入ってみましょう!

29.室堂(立山町)

室堂(立山黒部アルペンルート)

富山いにしえの祈りの聖地!「室堂」とは、元々は修験者たちが宿泊や祈祷を行っていたお堂で、その後は山岳信仰の宗教登山者たちのためのベースとして使われました。今は国の重要文化財に指定され観光スポットとなっています。

現在は周辺一帯を「室堂」と呼び、祈祷の場というだけでなく遊歩道などもつくられ観光にもピッタリな場所に生まれ変わっていますよ。雲海や夜の満天の星空など見どころも多く富山観光の名所の一つとして多くの登山者が訪れています。「立山玉殿の湧水」という名水百選にも選ばれた湧水が近くにあるので是非飲んでくださいね。富山有数の聖なる山でリフレッシュしましょう!

30.みくりが池(立山町)

みくりが池

「みくりが池」は、立山の室堂で最大・最深の池です。標高2,405mに位置しており、雪が溶ける7月から10月の時期は観光のベストシーズン。鏡のような湖面に映った北アルプスの山々は、この世のものとは思えない美しさ!富山観光の際には是非一度肉眼で見てもらいたい富山の絶景ポイントのひとつです。室堂ターミナルから、段差のある遊歩道を15分ほどのハイキングで行くことができます。

「ミクリ」とは「御厨(神の厨房)」という意味で、その名も納得の心地よい神聖な雰囲気のヒーリングスポット。ここからさらに登った先にある「みくりが池温泉」は日本最高所にある温泉宿として観光客からも人気があります。日本で一番高いところで入る温泉も気持ちいいですよ。富山でも有数の美しい星空を見ることができるのでキャンプや宿をとって楽しんでくださいね。

31.美女平(立山町)

立山ケーブルカー 美女平駅

富山側の山麓駅「立山」から、立山ケーブルカーで標高977mまで上がった終点駅が「美女平」です。美女平は広葉樹や杉などの原生林が多く、散策・森林浴するのにぴったり。駅の展望テラスは眺望抜群なので観光の合間ちょっと一息つくのに良いですね。

名前の由来となったタテヤマスギの大木「美女杉」には、さまざまな逸話・伝説が残っています。中でも知られているのは、立山を開山した佐伯有頼の許嫁が祈願した「美しき御山の杉よ 心あらば わがひそかなる祈り ききしや」というフレーズを3回唱えると恋が叶うという言い伝え。恋愛成就のパワースポットとして富山県内外から多くの観光客が訪れています。

32.称名滝(立山町)

称名滝

国の天然記念物で、日本の滝百選にも選ばれている「称名滝(しょうみょうだき)」。弥陀ヶ原台地から350 mという日本一の落差をダイナミックに流れ落ちる姿が迫力満点で、富山の山岳地帯の中でも人気の観光スポットとなっています。

称名滝 ハンノキ滝

一番の見頃は山の雪が解けて水の量が劇的に増す春。この時期には右側に「ハンノキ滝」が出現し2本の滝になります。そこからさらに水量が増すと「ソーメン滝」というその名の通り細い滝も現れ、3本の滝が流れ落ちる姿を観賞することができますよ。レアな姿を一目見ようと多くの観光客が訪れています。

立山黒部アルペンルートの途中にあり、滝の全容を観賞できる「滝見台」まで散策にピッタリの程よいトレッキングコースになっています。富山県内でもっともユニークな姿をみせてくれる滝ですので富山観光の際にはぜひ立ち寄ってくださいね。

33.弥陀ヶ原(立山町)

弥陀ヶ原

富山県月山の八合目に広がる高原「弥陀ヶ原(みだがはら)」。環境保全のため整備された木道から富山随一の緑豊かな湿原を観賞することができ、毎年多く観光客を集めています。春夏の清々しさも魅力ですが、秋の紅葉は必見。まるで緑・赤・黄色などの絵具で大地に描かれた絵画を見ているようで、その美しさはまさに自然が作り出した芸術作品です。

標高が高く空気が澄んでいて、街灯や電飾など光源となるものがないので星空を観賞するのにもってこい。今にも降ってきそうな満天の星空に、遠く富山市内からの灯りがほんのりと夜空に反射してとても幻想的な世界を見せてくれますよ。自然の偉大さに触れられる観光地として人気の「弥陀ヶ原」をぜひ富山観光のルートに加えてくださいね。

34.大牧温泉(立山町)

大牧温泉

船でしか辿りつけない秘境にある一軒宿として、知る人ぞ知る富山観光の隠れた名所、庄川温泉郷「大牧温泉」。湖のほとりギリギリの水際に建っている衝撃的なビジュアルと舟以外の交通手段がなく携帯の電波も届きにくい山奥という奇抜さも人気の要因です。

しかしそうした表面的なことだけでなく日本名湯百選にも選ばれた富山有数の素晴らしい泉質、心のこもった接客に掃除の行き届いた清潔な建物、食事は美味しい料理ばかり。純粋に温泉宿としてのクオリティの高さが観光客を惹きつけ、多くのリピーターを生んでいる最大の理由でしょう。日帰りも可能ですが入浴のみの利用はできないので宿泊と同じく部屋の予約が必要となります。富山観光で「大牧温泉」を堪能したいのなら宿泊することをお勧めします!

35.大観峰 雲上テラス(立山町)

立山黒部アルペンルート 大観峰

富山県の立山黒部アルペンルート「大観峰駅」は、立山ロープウェイと地下を走るトロリーバスとの乗換駅。

大観峰 雲上テラス

断崖絶壁に造られているため外に出ることなどはできない乗換専用の駅といった風でしたが、駅屋上にテーブルと椅子を配置して「雲上テラス」をオープンさせました。ゆったりと景色を楽しむことができる、富山観光における新たな絶景観光スポットの一つとして注目を集めています。

駅にはレストランは無く売店と土産屋があるのみなのですが、そんな事が気にならないくらいの素晴らしい眺め。絶景が何よりの御馳走ですね。富山県で絶景を楽しみたいのなら、是非「大観峰駅 雲上テラス」を観光しに行ってみてください。

36.黒部平(立山町)

黒部平 立山黒部アルペンルート

大観峰と黒部ダムの間にある「黒部平駅」は、立山ロープウェイと黒部ケーブルカーの乗り継ぎ駅です。さらに高所の大観峰や室堂を目指す場合は、ここで立山ロープウェイに乗り換えてください。絶景という魔法のスパイスが効いているだけあって、併設のレストランで食べるカツカレーは最高ですよ!

駅の外の黒部平庭園からは眼下に黒部湖、見上げれば大観峰の大パノラマを楽しむことができるという絶好の観光スポット。徒歩数分の場所には植物園があり、珍しい高山植物を観察・観賞することが可能ですよ。盛りの時期にはたくさんの花々が咲いてデートや散策にピッタリ。富山観光の思い出に是非日本一の駅がある「黒部平」を訪ねてみてくださいね。

37.立山カルデラ砂防博物館(立山町)

立山カルデラ砂防博物館

日本アルプスの一翼を担う立山が人間に見せる顔は、決して優しいものばかりではありません。立山黒部アルペンルートの尾根の南側に広がる立山カルデラは浸食作用、活発な火山の活動などによって形成された日本有数といわれる大規模崩壊地帯です。立山カルデラからもたらされる大量の土砂は、下流の富山平野に甚大な被害をもたらしてきました。

こうした土砂災害を防ぐべく100年以上もの長きにわたって続けられた「砂防」の取り組みを紹介しているのが、この立山カルデラ砂防博物館です!富山地鉄の終点立山駅のすぐ目の前にあり、アクセスも良好。トロッコに乗ったり、ジオラマやシミュレーションを体験しながら、楽しく砂防の歴史を学ぶことができますよ。

38.黒部峡谷トロッコ電車(黒部市)

黒部峡谷トロッコ電車

トンネルやダムといった工事現場から土砂や鉱石を運搬するために使われていた貨車、トロッコ。子供の頃に、一度でいいから乗ってみたいと思ったことはありませんか?黒部峡谷では、そんな憧れを叶えてくれる「トロッコ電車」が運行されています!

黒部峡谷とは、黒部川の浸食によって形成された美しいV字谷。エメラルド色に輝くうなづき湖や釣鐘の形をした東鐘釣山を備え、風情ある宇奈月温泉をはじめとし、数多くの温泉も有しています。トロッコ電車は毎年4月下旬から11月まで運行します。新緑や紅葉といった景色の移ろいを楽しめますが、行楽シーズンは大変賑わうため、事前のご予約がおすすめです。

39.猿飛峡(黒部市)

猿飛峡黒部川

猿飛峡黒部川本流のなかで川の幅が最も狭い部分で、猿がいとも簡単に飛び越えたことから命名された猿飛峡。
黒部峡谷鉄道トロッコ電車の終着駅・欅平駅に位置し、日本一深く急峻なV字谷である黒部峡谷の中でも、屈指の観光スポットです。雄々しくそびえる奥釣山と共に1964年に特別名勝・天然記念物に指定されました。

整備された遊歩道を歩いていくと、秘境を一望できる猿飛峡展望台が姿を現します。ベンチも併設されているので、ゆっくりと座って景色を堪能することが出来るでしょう。また、食事と日帰り温泉が提供される猿飛山荘も近くにあり、日々の疲れを癒すのにぴったりな場所です。

40.山彦橋・山彦遊歩道(黒部市)

山彦橋・山彦遊歩道

山間を列車が走り抜けるたびに大音響が「やまびこ」のように温泉街にこだました事から、その名が呼ばれるようになった「山彦橋」。秘境・黒部峡谷の谷間に架けられ、時折通過するトロッコ電車がいっそう風情を醸し出します。その美しさから黒部峡谷の宣伝ポスターなどにも使用される、絶景の撮影スポットです!

実は、こちらの鉄橋は新しく出来た「新山彦橋」。かつての「旧山彦橋」は現在遊歩道として整備されており、宇奈月ダム展望台まで続いています。変化に富んだ峡谷の景色を見ることができますが、冬季(11月下旬から4月下旬)は閉鎖されているので、それ以外のシーズンにお越しください。

41.宇奈月ダム(黒部市)

宇奈月ダムの湖面橋

富山観光でダムを観賞したいならココです!洪水の予防・上水道の提供・発電といった多目的な用途で運用されている、黒部川で初めてで唯一の多目的ダム「宇奈月ダム」。富山随一の温泉街・宇奈月温泉からもほど近いので、温泉観光のついでに寄ることもできます。ちなみにダムのほとりに「尾の沼体験交流施設とちの湯」という温泉施設があり、富山が誇る緑豊かな黒部峡谷の山々とダム湖の湖面を楽しみながら入浴できます。温泉街から離れているので観光客も比較的少なく結構穴場ですよ。

黒部峡谷鉄道が走らせているトロッコ電車の車窓からそのダイナミックな姿を観賞することも可能。いつでも力強い姿をみせてくれる「宇奈月ダム」を是非富山観光のルートに加えてみてください。

42.宇奈月温泉(黒部市)

宇奈月温泉 冬物語

富山県内で規模の大きな温泉地である「宇奈月温泉」。黒部川上流部に位置する豊かな湯量を誇る黒薙温泉を源泉とし、7kmにも及ぶ引湯管をつかい引湯を行うという全国でも数少ない温泉です。新たに誕生した町のシンボル的な総合施設「湯めどころ宇奈月」ではデザイン性の高い建物に総湯のほか足湯、観光案内なども入っていて、訪れた際にはぜひ立ち寄ってほしい施設です。

もちろん他にも街中でたくさんの雰囲気の良い温泉宿が営業していますよ。街がもっている温泉地らしいリラックスした雰囲気も魅力的。宿泊せず入浴のみOKという宿もあるので、富山随一の温泉街を観光しつつ自分だけのお気に入りの温泉宿を見つけるのも楽しいですね。富山観光で温泉に入りたいなら是非「宇奈月温泉」を訪れてください。

43.アクアパーク(黒部市)

富山県黒部市の黒部市総合公園内に併設されている「アクアパーク」は、人間と水・自然とのかかわりを直接ふれあうことで楽しみながら学べる公園です。緑の芝生が美しい公園内には人工の小川や日本一の規模を誇る人工滝「きららの滝」などがあり、魚や鴨などが生息。流れている水は全てきれいに浄化された下水処理水なので、安心して水遊びできますよ。

水と緑に囲まれた居心地の良い空間なので、なにかと忙しくなってしまいがちな観光旅行の合間にほっと一息つきに立ち寄るのもいいですね。周りの広大な敷地に美術館・体育センター・温水プールなどの施設も併設されているので富山観光の一日をこちらでのんびり過ごすのも楽しそう。富山を観光するなら是非癒されに訪れてくださいね。

44.高岡城跡(高岡市)

高岡古城公園

富山県西部の中核都市高岡。町の発展に先立つ高岡城は、前田利家とおまつの子利長(としなが)の隠居城として築かれました。お城として存在した期間はわずか10年足らずですが、今に残るその優れた縄張りから富山県で唯一日本100名城に選定されています。高山右近(うこん)の設計と伝えられ、石垣はほとんど用いられていませんでしたが、複雑に入り組む土塁や水濠が美しい城跡です。

現在は高岡古城公園として開放され、散策にはうってつけの市民憩いの場となっています。とくに土塁上に植えられた桜の木々は素晴らしく、日本さくら名所100選に選ばれたほど!水濠に映える約1800本もの種々の桜が、多くの観光客の目を惹き付けています。

45.高岡大仏(高岡市)

高岡大仏

高岡城址公園と並ぶ富山県高岡市の観光名所高岡大仏。あまり知られていませんが、なんと奈良や鎌倉と並ぶ「日本三大仏」に数えれることもある仏像の銘品なんです!

その歴史は1221年に造られた高さ5mほどの木造大仏に始まります。その後いく度となく焼失と再建を繰り返しましたが、1907年から25年もの歳月をかけてブロンズ像として建立されたものが、今日の高岡大仏です。その見事な鋳造は高岡銅器の製造で培われた職人達の技術の賜物といわれ、歌人で鎌倉大仏をイケメンだと詠い物議をかもしたことでも知られる与謝野晶子は「鎌倉の大仏よりイケメン」と評したといわれています。

また、台座は回廊となっていて内部を見学することが可能。焼亡した前代の大仏頭部が安置されており、こちらも一拝の価値がありますよ。

46.瑞龍寺(高岡市)

曹洞宗高岡山 瑞龍寺

富山県唯一の国宝の迫力!「瑞龍寺(ずいりゅうじ)」は1613年に金沢にあった前身となる寺院「法円寺」が現在の富山県高岡市に移されたのが始まりです。それぞれの建造物をシンメトリーに配置する「伽藍配置(がらんはいち)」という堂塔の配置法が特徴的。山門をくぐると広大な空間を左右対称に囲んだ回廊、そして目前に見える仏殿とその先にある法堂の威厳のある姿に圧倒されること間違いなし。1997年に国宝に指定され、より多くの観光客を集めるようになりました。

そして「春のライトアップと門前市」というイベントでは山門を幻想的にライトアップ、プロジェクションマッピングも上映され、門前市では様々な出店もあり毎年多数の観光客で賑わっていますよ。富山観光するならぜひ「瑞龍寺」を訪れてくださいね。

47.高岡御車山祭(高岡市)

高岡御車山祭

富山観光における代表的イベント「高岡御車山祭」は祭り囃子にあわせて御車山(みくるまやま)という名の美しい7つの山車(だし)が高岡市旧市街を練り歩く、富山最古ともいわれる古い歴史を持つ山車祭りです。国から有形と無形、双方の重要民俗文化財に指定されているという文化的にも非常に価値のある祭事なのです。

祭りの当日は御車山は移動しているためなかなか細かい部分を鑑賞するのが難しいのですが、前日に行われる高岡御車山祭宵祭(たかおかみくるまやままつりよいさい)というイベントでは3つの御車山をライトアップして飾るので、その美しい姿を細部までじっくり見ることができ観光にもぴったり。悠久の時と神秘を感じる、富山県を観光するのだったら是非一度は体験してもらいたいイベントです。

48.高岡市万葉歴史館(高岡市)

和歌集の中では日本最古と言われる「万葉集」。その万葉集の編集者といわれ、和歌の作者のひとりでもある「大伴家持」のゆかりの地、富山県高岡市につくられた「万葉集」に特化した歴史館です。万葉集は全4516首のうち約220首が越中(現在の富山県)で詠まれました。「ふるさとの万葉」をテーマに掲げ和歌を映像と音で立体的に表現した展示や、様々な視点で万葉集が詠まれた時代を紐解く企画展など斬新な切り口で古典・万葉集の世界を楽しむことができます。ユニークな展示は研究者や観光客から定評がありますよ。

学校の授業で習ったきりという方でも「万葉集」をあらためて見てみると、当時の貴族の生活が垣間見えてなかなか興味深いです。レジャーを楽しむ観光スポットとは一味違いますが、ちょっと知的で芸術的な富山観光も洒落てますね。

49.高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー(高岡市)

富山が生んだ漫画界の巨匠、 藤子・F・不二雄。彼の故郷であり漫画家としての出発点である富山県高岡市に2015年、その功績をたたえるギャラリーがオープンしました。連日観光客でにぎわう高岡市美術館2階にあるギャラリーにはその創作活動の原点となった手作り「幻燈機」のレプリカや貴重な資料、愛用の品の展示や直筆の原画の公開など、ファンでなくても見ごたえたっぷり。興味深い展示品を楽しむことができます。

そのほか期間限定の企画展示や伝統産業の「高岡銅器」で作られたドラえもんの像にまんがライブラリー、お土産にちょうどいいギャラリーショップなど、観光にもぴったり。「 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」を富山観光のルートに加えれば旅のさらなる充実間違いなしですよ!

50.高岡おとぎの森公園(高岡市)

高岡おとぎの森公園

富山でドラえもんの世界を再現!高岡おとぎの森公園は大人も子供も楽しめる公園をメインとした大型観光施設です。富山県高岡市出身の漫画家、藤子・F・不二雄にちなんで代表作『ドラえもん』に度々登場する「空き地」を再現したり、ドラえもんの日時計、各キャラクターのオブジェなどが配置されていたりとドラえもん好きにはたまらない観光スポットとなっています。

その他にも大型遊具にガーデン、広場など楽しくてゆったりできるスポットも盛りだくさん。特に「空き地」は中央の土管まで忠実に再現されていて、キャラクターたちの等身大オブジェと相まってまるで漫画・アニメ『ドラえもん』の世界に迷い込んでしまったようです。富山を観光するなら、ぜひ高岡おとぎの森公園を訪れて登場人物になった気分を楽しんでください。

51.義経岩(高岡市)

義経神社 義経岩

富山県高岡市内の源義経伝説が残る観光名所のひとつです。1187年に鎌倉幕府から謀反の罪で追われ旅の途中にあった義経一行が雨に降られた時、家来の弁慶が怪力で大岩を持ち上げてその下で雨宿りをしたという逸話から、その大岩がいつしか「義経岩」と呼ばれるようになりました。大岩のある「雨晴(あめはらし)海岸」の名前もこの伝説が元になっています。

能登半島国定公園内にあり富山の景勝地として観光スポットになっています。かつて岩の下は実際に雨宿りができるような空間が空いていましたが、今は安全上の問題から補強のため固められてしまいました。岩の上には義経を祀る神社が建てられています。義経岩で英雄でありながら実の兄である源頼朝に命を奪われてしまうという悲劇の主人公、源義経に思いをはせてみてはいかがでしょう。富山観光の際にはぜひ伝説の地を訪れてみてください。

52.二上山万葉ライン(高岡市)

二上山万葉ライン

太古より神の山として崇められてきた富山でも最古の部類に入るパワースポット・二上山を巡る、8kmほどのドライブコースです。富山湾、立山連峰から能登半島まで絶景を楽しめるルートで、銅器生産日本一の富山県高岡市で作られた巨大な「平和の鐘」や見事な「仏舎利」に「大伴家持像」など道中道沿いには多くの名所旧跡があるので観光にぴったりですよ。

「万葉」の名の通り生い茂る緑や春の山桜など植物が非常に美しく、景色とともに目を楽しませてくれます。中腹にある「万葉植物園」は多くの植物を観賞することができ、その野鳥の多さからバードウォッチングのメッカとしても有名。富山観光にいくなら一度は訪れたい「二上山万葉ライン」、ぜひ観光ドライブにどうぞ!

53.氷見漁港場外市場 ひみ番屋街(氷見市)

氷見漁港場外市場 ひみ番屋街

富山県氷見市の道の駅「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」は富山の地元食材が味わえる店舗や温泉、展望広場などが楽しめる観光客にたいへん人気のある複合観光施設です。温泉は総湯のほか、立山連峰の絶景を楽しみながら浸かれる足湯もあり、気軽に温泉効果を楽しむことができます。

毎年夏には氷見の美味しい名物をつまみにビールが楽しめるビヤガーデンを開催していますよ。富山県氷見のいいところを一か所で堪能するという欲張りなことができる素敵な場所ですので、是非立ち寄ってみてください。

54.氷見市潮風ギャラリー(藤子不二雄Aアートコレクション)(氷見市)

氷見市潮風ギャラリー(藤子不二雄Aアートコレクション)

出典: 藤子不二雄Ⓐ (CC BY 3.0)

富山県氷見市にある氷見市潮風ギャラリーは子供たちを夢中にした『ハットリくん』『怪物くん』にちょっと大人向けの『笑ゥせぇるすまん』などバラエティーに富んだ作品群で日本漫画界に大きな足跡を残した富山県氷見市出身の漫画家・藤子不二雄Ⓐの貴重な資料などを展示しているギャラリーです。

原画・複製原画に加え、藤子不二雄両氏をはじめ手塚治虫や石ノ森章太郎など数々の巨匠たちが暮らした伝説的アパート「トキワ荘」の一室を再現したセットなど観光し甲斐も十分。お馴染みのキャラクターグッズも販売されているのでお土産にぴったりです。約1000冊ものコミックスが読める「まんが図書館」もあり、大人も子供も楽しめる観光スポットになっています。富山観光をするならぜひ訪れて藤子Ⓐの世界に浸ってみてください!

55.氷見海浜植物園(氷見市)

氷見海浜植物園

氷見市海浜植物園は日本各地の海浜植物をメインに植栽展示してる植物園。その数は約300種類あり、温室園にはハイビスカスやヤシなど亜熱帯のエキゾチックな植物も展示されています。

さて、この植物園の面白い所は、青々と茂る植物だけではありません。国内外で活躍する建築家・長谷川逸子氏が設計を担当したため、建物の構造がとっても個性的なんです!館内はぐるっとらせんを描くようなデザインをしており、最上階にあるレストラン部分は海に張り出しています。なんでも、「地球の表面を美しく覆っている植物に感謝する気持ちを描きたいと考えて設計した」のだとか。レストランは全面ガラス張りで、オーシャンビューを一望しながら本格的なイタリアン料理を提供しています。

56.氷見あいやまガーデン(氷見市)

氷見あいやまガーデンのサルビア

富山県氷見市の里山に広がる、花々の咲き乱れる庭園!氷見あいやまガーデンは富山県を代表する洋風庭園として、多くの地元民と観光客から愛されている観光名所です。丘の上の広大な敷地を利用した園内には250種3000本を越える様々な種類のバラを観賞できるローズガーデンにユリ園、眺めのいい展望台やせせらぎが心地よい水辺エリアなど、観光にぴったりな自然満喫スポットがいっぱい。

併設のレストラン「ハナレス」ではハンバーグ、カレーなどのメニューに加え花を食材として使ったユニークな料理も楽しめ、ランチタイムにはたくさんの観光客で賑わいますよ。ガーデニング講座や観月会など様々なイベントも行われています。富山観光で美しい自然を楽しみたいのならぜひルートに加えてみてください。

57.ベル・モンターニュ・エ・メール

富山県内を走る観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」。名前はフランス語で「美しい山と海」という意味で、特に海岸や山々の美しい城端線・氷見線で車窓の景色を存分に観光してほしいと発足しました。

景色を大迫力で楽しむための大きな窓に内装のデザインには富山県の伝統工芸品の意匠と技術が取り入れられ、世界遺産に登録されている「井波彫刻」の作品も鑑賞できるという豪華な車両は必見。車内で購入できる地元の食材を使った料理に地酒も嬉しいです。土曜日・日曜日限定で運行する「べるもんた(愛称)」に乗れば富山観光がさらに思い出深いものになること間違いなし!

58.海王丸パーク(射水市)

海王丸パーク

現役を引退した大型帆船が停泊している「海王丸パーク」。富山県民の憩いの場として、そして富山観光の名所として多くの観光客が訪れています。穏やかな富山湾を望む絶好のロケーション。海と空に栄える新湊大橋と遠くに見える立山連峰をバックグラウンドに、かつて「海の貴婦人」と称えられた帆船「海王丸」が訪れる者を迎えてくれます。

ライトアップもムード満点なので夜景を楽しみに訪れるのも良いですね。広々とした敷地内には雰囲気の良いイタリアン・フレンチのレストランもあり、「恋人の聖地」に認定されているのも納得のデートスポットでもあります。毎年行われる花火大会に年間10回すべての帆を張る「総帆展帆」などのイベントも行われているので気になる行事はタイミングを合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。観光ルートにぜひ加えてもらいたいリラックス・リフレッシュスポットです!

59.新湊大橋(射水市)

新湊大橋

富山新港に架かる日本海側最大級の「新湊大橋」は上層を車道、下層を歩行者通路「あいの風プロムナード」とした2層構造の大橋です。その洗練された姿から観光名所となっています。

車で渡るのも爽快ですが、歩いて渡る「あいの風プロムナード」は耐風・耐震対策も万全でどんな天気でもゆっくりと景色を楽しみながら海上散歩が楽しめますよ。自転車は降りて押すのであれば持ち込むこともできるので、富山観光サイクリングの途中に寄るのもアリですね。ライトアップされた姿も美しく、夜は近くの公園から眺めるのがオススメです。渡って良し、眺めて良しの富山を代表する大橋、ぜひ観光コースに加えてくださいね。

60.光山寺(射水市)

光山寺(射水市)

富山県射水市にある「光山寺」は1682年に建立された大仏と、その周りを囲むように祀られている3000体を超える荘厳な「千体佛」が有名。医療・仏教・教育が1つになった「心と身体の健康寺子屋活動」を行っていることでも知られています。パワースポットとして富山県内外から多くの観光客が訪れる癒しの観光名所になっていますよ。

3000体を超える仏像は圧巻の大迫力でテレビなどのメディアにもよく取り上げられています。富山観光をする際にはぜひお参りに寄ってみてくださいね。

61.ほたるいかミュージアム(滑川市)

湾を仄かな青白い光で輝かせる幻想的な「ホタルイカ」。そんなホタルイカをテーマにした博物館が富山県滑川市にある「ほたるいかミュージアム」です。各種観光名物やお土産が手に入りレストランも併設、立山連峰一望で眺めの良い「マーケットホール」と神秘的なホタルイカの生態と深海の雰囲気が楽しめる「ミュージアムゾーン」があり連日観光客で賑わっていますよ。珍しい海洋深層水を使った足湯もあります。

シーズンによってはホタルイカや深海に生息する発光性プランクトンの発光を実際に楽しめるイベントなども開催しているので、富山観光のプランに是非加えてみてくださいね。

62.魚津水族館(魚津市)

魚津水族館

富山県「魚津水族館」は1913年開館、日本最古で100年以上の歴史をもつ水族館です。と言っても、建物は移転・改装をおこなっているのですごく年季が入ったりはしていませんので安心して観光してください!どこの水族館にも現在は見られるアクリル製の水中トンネルを世界で初めて導入したことでも知られています。近年ではホタルイカの生態研究で世界トップクラスと評価され、最古でありながら常に攻めの姿勢を忘れない水族館として富山の地元民からも観光客からも大人気。

愛くるしい姿から魚津水族館の人気者になっているアザラシとペンギンには癒されること間違いなし。歴史と革新の「魚津水族館」、富山観光の際は是非来館してください。

63.ミラージュランド(魚津市)

ミラージュランド(魚津市)

富山が誇る日本海側最大級の観覧車が目印!観光にピッタリな「ミラージュランド」は様々なアトラクションが楽しめるアミューズメントパークです。5階建ての立体巨大迷路やティーカップ、メリーゴーランドにプール、バーベキュー場に小さい子供向けのキッズコーナーなど大人も子供も楽しめる大型観光施設。

夏季にはホタルを楽しむなど季節ごとのイベントも多数あり、まさに富山を代表する遊園地といえますね。家族や友人・恋人同士で楽しめるスポットなので富山観光のコースに是非加えてみてください。

64.しんきろうロード・蜃気楼展望地(魚津市)

しんきろうロード・蜃気楼展望地(魚津市)

はるか彼方にあるはずのない街などが現れる自然現象「蜃気楼」。その幻想的な光景を頻繁に見ることができるという観光名所が富山県の「しんきろうロード」です。魚津市の日本海を望む海岸線に沿って走っており、眺めも最高。散歩・ドライブ・サイクリング・ランニングなどにも最適で毎年行われるマラソンのコースにもなっているという富山県の絶景観光スポットのひとつです。

蜃気楼自体は様々な気象条件が揃わなければ見ることができないのですが、天気が良ければたとえ見ることができなくても満足できるほど気持ちのよい場所です。富山観光の途中に是非通ってもらいたい道です!

65.魚津埋没林博物館(魚津市)

出典: carpkazu (CC BY-SA 3.0)

「魚津埋没林博物館」は、富山湾の埋没林を展示し、蜃気楼を紹介する一風変わった観光にピッタリのミュージアムです。埋没林とは、文字通り埋もれた林という意味。世界中各地で発見され、火山活動による火砕流、土石流、海面上昇などにより、林全体が地中、水中に埋没したものをいいます。魚津の埋没林は、およそ2000年ほど前に片貝川が氾濫し、流出した大量の土砂によって埋められてしまった杉の原生林だと研究の結果考察されているんです。

展示室は様々なテーマで区切られていますが、見どころは水中展示館。深さ2.5mのプールの中に、樹齢500年以上、10mもの根の大きさを持つ埋没林が展示されています。発掘場所が海面下だったため、その現場を模したそうです。見ごたえたっぷりで観光しがいのある博物館で、太古の息吹を感じますが、ミュージアムの通称は「ねっこランド」。こう聞くと親しみが湧きますね。また、蜃気楼の丘と呼ばれる高台が博物館の敷地にあり、タイミングが良ければ蜃気楼をその目に見ることが出来るかもしれませんよ。魚津の知る人ぞ知る観光名所、ぜひ訪れてみてください!

66.魚津の朝市(魚津市)

富山県魚津市の特産品・地場産品が大集合!「海の駅蜃気楼」のイベントスペースにて展示・即売を行なっている、うまいもん好きには絶対外せない食の観光名所「魚津の朝市」。富山の豊かな自然にはぐくまれた新鮮な海と山の幸を購入できると開催日には多くの地元民・観光客で賑わっています。

朝市名物の魚津漁港で獲れたての食材を使ったリーズナブルでボリュームたっぷりの「朝市定食」はグルメも納得。せっかく富山観光にきたなら地元ならではの美味しいものが食べたいものですよね。そんなときは「魚津の朝市」に是非来てください。

67.大岩山日石寺(上市町)

大岩山日石寺の六本瀧

大岩山「日石寺」は725年に行基が開いたと伝えられている、長い歴史を持つお寺です。真言密宗大本山で、北陸地方の真言宗の中心地。本尊は岩壁に刻まれた不動明王像で、ただならぬ迫力に圧倒されますよ!富山県有数のパワースポットとしても有名。欲・煩悩を断つといわれる、6つの龍の口から流れ出る六本瀧(ろっぽんだき)では真冬に滝に打たれる修行が行われ、開催時は多くの参加者・見学の観光客が訪れます。

名物の「そうめん」は参道にあるたくさんの店で売られているので、雰囲気の良い参道を観光しながらお店で食事するのがオススメ。お土産として購入するのもいいですね。富山観光のコースに霊験あらたかな日石寺をぜひ加えてみてください。

68.クロスランドタワー(小矢部市)

クロスランドタワー

富山県小矢部市の観光名所でランドマーク的存在のクロスランドタワーは高さ118m、展望フロアは地上100mにあります。「トリックタワー」とも呼ばれる、正三角形のタワーの先に円形の展望室が乗ってタワー上部がはみ出して見える独特の設計はインパクト大!富山県小矢部市周辺はもちろん、遠く北アルプスまで一望できるという絶好の観光スポットです。夏の花火大会や冬の年越しイベントでは花火をタワーから楽しむことができる企画も行なっていますよ。

併設の「ダ・ビンチテクノミュージアム」は科学者としてのレオナルド・ダ・ビンチにスポットを当てた展示を行っていてこちらも興味深いです。富山観光に空からの爽快な眺めを加えてみるのもいいですね。

69.稲葉山牧場(小矢部市)

稲葉山牧場

富山県内で観光に最適な牧場といえば稲葉山牧場です。富山県特産の幻の和牛「メルヘン牛」の放牧場を眺めながら食べるソフトクリームは絶品ですよ。併設の動物広場ではヤギ・ウサギ・リスなどの動物たちと触れ合うことができます。無料休憩所もあり一息つきたい観光客にはうれしいところ。

展望台からの眺めも素晴らしく、夜景もロマンチックなので家族連れだけでなくデートスポットとしても人気があるんです。青空の下、回る真っ白な風力発電の風車が映えます。富山観光の際には稲葉山の上に広がる牧場でおいしい空気と大自然の絶景に癒されましょう!

◎富山県のおすすめ観光地まとめ

いかがでしたか?一口に「富山県」といってもかなりバラエティーに富んだ地域だということがお判りいただけたのではないでしょうか。数多の観光地を巡るには富山県の格安レンタカーを予約して、車で効率よく見て回るのが旅を成功させるポイント。数々の名所旧跡、心と身体が安らぐ温泉、迫力のイベント、職人の技が光る伝統工芸に四季折々の美しい大自然など…。自分のオリジナル「富山県○○選」を見つけに旅立ちましょう!

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