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アジャクシオへの航空券+ホテル 格安旅行

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フランス - アジャクシオについて

アジャクシオはコルス地方の首府、コルス=デュ=シュド県の県庁所在地です。コルシカ島の名前で親しまれているこの地は、第2次世界大戦中であった1943年10月8日、最初にドイツより解放されたフランス領でした。ナポレオンが生まれた土地としても有名で、ナポレオンのゆかりのある観光スポットがそこここにあります。

地中海に浮かぶコルシカ島の南部の西海岸に位置するアジャクシオは、パラタ岬とグラヴォナ川河口の間に位置する湾に面した街で、アジャクシオ・ナポレオン・ボナパルト国際空港が近くにあります。アジャクシオの港には、マルセイユやトゥーロンやニースといった本土からだけでなく、イタリア本土、サルデーニャ島からの定期船もやって来ます。

地中海性気候のコルシカは穏やかな気候が一般的ですが、山間部と沿岸部、島のどちら側に位置するかによってもかなり気候が変わります。アジャクシオでも街のどこに位置するかにより、気温や風量にかなりの違いがあります。海洋性の気候のため、夏は比較的しのぎやすく、日照時間は長いものの30度を超えることはあまりありません。春と秋は大雨や嵐が発生することが多いのですが、冬場は温暖で、雪はめったに降りません。

美しい海岸線と標高の高い山の麓に立ち並ぶカラフルな家々のコントラストは、いかにもコルシカ。歴史のある街ですが、リゾート地としても楽しめます。そんなアジャクシオのランドマーク的存在とも言えるのが、アジャクシオ城塞。遠くからでも城壁がすぐに目に入ります。こちらでは、この城塞を含めた、この街の観光スポットをご紹介しましょう。

・城塞
街の南端に位置する城塞は、今も昔もこの地を海上から侵入しようとする敵から守ってきました。残念ながら内部は軍事施設であるためアクセスできませんが、旧市街より通じる道から見る海や海岸線はまさに絶景。まるで中世にタイムスリップしたかのようです。反対側の岸壁からのアングルもおすすめです。

・フォッシュ広場
市の中心部に位置する広場で、花壇と噴水に囲まれた真ん中にナポレオンの像があります。海を見渡すことができる、美しい広場です。定期的に市が立つので、是非見に行ってみましょう。街の散策コースの途中に立ち寄るには最適な場所です。

・ナポレオンの生家
1769年にナポレオの生まれた家は、国立博物館として一般公開されています。家具や絵画など18世紀の当時の雰囲気を現在まで伝えてくれます。18世紀後半のコルシカの歴史から、ナポレオンの母が買った家具、1799年のナポレオンのエジプトからの帰還など、様々な時代のナポレオン一族の変遷を見ることができます。
詳しい説明は、日本語の音声ガイドで聞くことができるので、英語やフランス語が苦手な方でも安心です。音声ガイド料は入場料に含まれています。

・フェッシュ美術館
フェッシュ宮殿にあるこの美術館は、ナポレオンの母方の叔父、ジョゼフ・フェッシュ卿によるものです。イタリア絵画のコレクションは、パリのルーブル美術館に次ぐ規模で、イタリア絵画好きにはたまりません。ラファエロやボッティチェリといったイタリア画家の作品以外にもレンブラントなど有名作家の作品があり、常設店以外に特別展もあります。
ナポレオンの一族の眠る礼拝堂も必見です。

・ノートル・ダム・ド・ラサンプシオン大聖堂
1593年に完成したこの大聖堂は、ジェノバ共和国の支配下に建てられ、現在は歴史的建造物に指定されています。バロック様式のファサード部分の美しい入り口を抜けると、美しい内部装飾に目を奪われます。シンプルな外観からは想像もつかないほど豪華絢爛な内装のこの大聖堂で、小さなナポレオンは洗礼を受けました。パイプオルガンも印象的で、他にも美しい絵画や彫像など、見どころが満載です。

・サクレクール教会
シンプルなネオ・ビザンチン様式の教会で、内部もシンプルながらステンドグラスが美しい教会です。

この街に滞在するなら、旧市街のアジャクシオ湾を望むエリアがおすすめです。美しい海を眺めながらリゾート気分でリラックス。街の中心でもあるので、観光にも便利です。レストランやカフェも周りにたくさんあるので、探し回る必要もありません。

コルシカは決して危険な街ではありませんが、もちろん持ち物などに注意を払う必要はあります。貴重品は肌身離さず持つ、現金はなるべく持ち歩かない、荷物をテーブルに置きっぱなしにしたり、椅子の背に掛けたりしないなど、海外では当たり前のことに気を付けていれば大丈夫です。お出かけの際は、手荷物に気をつけるなど自衛をして、楽しい旅にお出かけください。

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