フランス - フィガリについて

フィガリはフランスの領のコルシカ島内南部に位置している村です。イタリア半島の西側に位置するコルシカ島は日本の広島と同じくらいの面積といわれており、地中海では4番目に大きい島として知られています。フィガリはサルテーヌから南西方面に20km、ポルトヴェッキオからは北方面に19kmほど行った場所に位置しており、フィガリの北側には標高1,100mを超えるカニャ山、南西部にはフィガリ湾とまさに山と海両方に恵まれた土地と言えます。
自然豊かなこの地ではローマ時代からブドウの農園が数多く存在し、シラーやグルナッシュという赤ブドウ、ヴェルメンティーノという白ブドウの品種が主に栽培されており、ワインの名産地として有名です。そのほか養豚なども盛んに行われており、ハムやソーセージなどの畜産物をはじめチーズも美味しいと人気があります。
コルシカ島の南部に位置しているフィガリでは、年間の平均最高気温が21.2℃、平均最低気温が10.7℃ちなっており、一年を通して過ごしやすい気候が特徴です。また7・8月に降水量が低いことからバカンスに非常に適している土地でもあります。「フランス人の憧れの地」としても話題になっており、2015年には行きたいバカンスの旅先1位にも選ばれました。
フィガリにはコルシカ島内でも3番目に大きいと言われる空港があり、アクセスも良好です。この空港は1975年に2,500mの滑走路をもって開業し、パリ、マルセイユ、ニースなどフランスの大都市との行き来が可能となっています。

フィガリの魅力といえば、なんといっても山と海に囲まれた美しい自然です。そんなフィガリのランドマークは、日頃忙しく働く現代人にとって日常を忘れてのんびりできるスポットがたくさんあります。白い砂浜に透き通ったきれいな海が美しいビーチ、そしてワインの名産地と言うだけあってワイナリーもあり、そのほかにも子供から大人まで楽しめるスポットがたくさん存在します。フィガリの名所をいくつかご紹介します。

プロ・カート
フィガリにあるカート場です。細かいところまでメンテナンスが行き届いているため、きれいで利用しやすいと評判で快適に過ごすことができます。カートレースをする際にはタイムが電光掲示板に表示されるなどと本格的なので、子供だけでなく大人も本気で楽しめます。ついつい夢中になって時間を忘れてしまうかもしれません。場内でレースを見物しながらビールを飲むこともできます。

イオル・カイト・サーフ
サーフィンなどのウォータースポーツをするのにもってこいとして人気のビーチで、アウトドアや体が動かすのが好きな方には特におすすめです。しかしこのビーチの魅力はそれだけではなく、夕日が沈む時間帯には絶景を見ることができるのでウォータースポーツに興味がなくても十分に行く価値があります。夕方の浜辺でロマンチックな散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。


ドメーヌ・デ・タネッラ
フィガリの中心部にあるワイナリーで地元で作った美味しいワインを味わえる、フィガリに行ったら必ず行くべきと行っても過言ではない欠かすことのできないスポットです。高品質なワインはどれも香り高く、特にワイン好きにはたまりません。日本で買うと高級なワインも比較的リーズナブルな価格で買えるので、お土産を買うスポットとしておすすめです。

ウ・ポルク・レンジャー
こちらの農場ではさまざまなアクティビティを楽しむことができるということでとても人気があります。農場内にはブドウ畑があり、その美しい景色を見ながら進んで行くと養豚場があります。養豚場では黒豚が飼育されており、かわいい豚の写真を撮って楽しむこともできます。また食事もいただくこともでき、ワイン、ハム、チーズ、パンはどれも新鮮で美味しいと評判です。日常と離れて気分転換するのにもってこいの場所です。

フィガリには空港周辺にホテルが多くあります。人気のホテルの周辺には徒歩圏内で行けるレストランがあることが多いので、食事に困ることはないでしょう。空港から近いということもあり、行き帰りも移動にてこずることもほとんどありません。
穏やかな雰囲気の街なので、治安は悪くはありませんがやはり日本とは違うので油断はできません。バカンス地なので、レストランのドレスコートがある際など以外ではラフな服装で過ごすと浮かずに現地の雰囲気に馴染むことができるでしょう。