「すずらん」は2012年から就航している大型高速旅客フェリーです。福井県敦賀港から北海道苫小牧東港までの長い距離を航行するため、速度を抑えて運行。船内には、旅客フェリーでは初めての露天風呂やペットがのびのびご主人と遊ぶことができるドッグフィールドのサービスなど工夫を凝らしています。また、大自然に包まれている解放感と落ち着きのある船内というコンセプトのもと、豪華なジュニアスイートや車椅子のお客様が安心して利用できるルームも充実。こんな「すずらん」でご旅行の際にはネット予約が便利です。スムーズな手続きで楽しい思い出を作りましょう。
「すずらん」は、福井県の敦賀港から北海道の苫小牧港まで旅客定員613名を乗せて航行する高速大型フェリーです。航海距離や所要時間を考慮して、航海速度を27.5ノットに抑えています。この船の特徴としてまず挙げたいのは、定期旅客船内では珍しい「露天風呂」。冬の日本海は寒いですが、露天風呂で体が温まり幸せな気分になりますよ。夏の爽やかな風に吹かれながらの入浴も気持ちがいいです。「すずらん」に乗船した際は、船内露天風呂体験いかがでしょうか。
「すずらん」では、4階にキッズルーム、6階にゲームルームを完備しています。キッズルームの方は積み木や壁紙にクッションを使用しており、急に船が揺れた際でもお子様が怪我をしないよう考えられた安心設計。ゲームルームも規模は小さいですが、シューティングゲームやUFOキャッチャーなどが設置されています。さらにアミューズボックスと呼ばれるカラオケボックスも5階にありますよ。これなら長時間の船旅でも、お子様と一緒に楽しく過ごせそうですね。
可愛いペットと一緒に旅行できるのは嬉しいですよね。「すずらん」にはペットルームだけでなく、一緒に遊べる「ドッグフィールド」というスペースもあります。一緒に乗船できるのはもちろん、大切なペットと遊びながら過ごせますよ。ケージ内に入れておくのは飼い主としても心配ですが、これならペットのストレス面も安心。場所は4階のペットルームのすぐ近くにあります。天気がいい日は愛犬と潮風に吹かれながら楽しく時間を過ごしてみませんか。
ドッグフィールドは乗船させた動物を遊ばせることができるスペース。ケージにじっとしている犬にとってはありがたいサービスです。
自動販売機コーナーでは、ビールやソフトドリンクの他、焼きおにぎりたこ焼きなどのホットメニューもあります。大きなお札を使うときには両替機をご利用ください。
キッズルームは、小さなお子様がパパママと遊べるスペース。クッション製の積み木や壁紙、厚手のカーペットなど、急に船が揺れてもお子様が怪我をしないように配慮されています。
カップ麺コーナーには、カップラーメンの自動販売機が設置されています。シンクの上に湯沸かしポットがありますので、ご自分で調理してくださいね。
バリアフリー浴室はステートルームHの隣にあり、同室を利用中のお客様向けの入浴施設となっています。とても広く、手すりの設置など配慮ある設計です。
ドライバールームにご宿泊のトラックドライバーの方のための専用浴場です。一般のお客様は利用できませんので注意してください。
大部屋に宿泊のお客様は、貴重品をコインロッカーに保管する方が安全です。駅にあるのと同じくらいの大きさで、全部で18室。100円硬貨が必要ですが、使用後は返却されるので、繰り返し出し入れしたいときにも便利です。
ショップでは北海道や福井県の特産品のお土産がたくさん。そのほかにも、スナック菓子やカップ麺、ソフトドリンクから、新日本フェリーオリジナルグッズなど販売されています。
乗船したら、まずはじめにこの案内所前でチケットの確認をしてもらいます。航行中なにか分からないことや相談があったら、こちらの乗務員に尋ねてみましょう。
4階ツーリストルームAの中央近くに洗濯室があります。乾燥機もあるので部屋干しする必要がありません。洗剤も販売機で買えますよ。
オープンテラスは椅子がなく冬は寒いですが、春から夏にかけてバイキングなどのスペースとして活用されます。救命ボートやヘリポートもありますから覚えておきましょう。
レストラン「プロヴァンス」では、北海道や福井の食材を生かした定食やうどん、そばなど提供しています。テーブル席やカウンター席でゆっくり食事を楽しめますよ。
グリル「マルゴー」は、ワンランク上の料理をご希望のお客様のための高級レストランです。春から秋にかけてのシーズン中だけオープンしています。
ホール右舷に広大なスペースのカフェ「トリアノン」があります。軽食やソフトドリンクなどを提供。昼食前と夕食前の短時間しか営業していないので注意しましょう。
マッサージコーナーには、チェアーが2つあります。大浴場にあるのと同じですが、本当に気持ちがいいです。昼間なら窓から海も見えますよ。
PCコーナーには、パーテーションで仕切られた4つの座席が用意されています。1座席ずつのスペースが広くとってあり、静かな環境でPCに向かうことができます。
アミューズボックスは有料のカラオケボックス。2部屋あり1つが定員5~6名、もう1つが2~3名までとなっています。カラオケだけでなくDVDをレンタルして視聴することもできますよ。
フォワードサロン「ラルクアンシェル」のソファに腰かけて、全面展望を楽しんでみませんか。夜は規則でカーテンを閉めるので日中のご利用をおすすめします。
長旅の時間つぶしにゲームはいかがですか。ゲームルームにはクレーンやスロット、シューティングゲームのほか、太鼓やガチャガチャなどゲームセンターと同じようなゲームが揃っています。
ゆったりした時間を過ごした後は少し運動しませんか。スポーツルームにはルームランナーとルームバイクがあります。ミニ卓球台でピンポンを楽しみたい場合は、ラケットと球を案内所で有料レンタルできますよ。
フェリーになんと露天風呂。定期旅客船では珍しいですよね。日本海を見ながらゆっくりどうぞ。もちろん、大浴場やサウナもありますよ。
コンファレンスルームは傾斜付きの映画館。1日2本人気映画などの上映があります。時間や題名は案内所近くに掲示されています。
4階から6階まで利用できるエレベーターがエントランス中央にあります。バリアフリーに対応していますので、入り口は広く身障者用のボタンも完備。
すずらんでは客室と公室はすべて禁煙です。喫煙される方は、4階から6階の各階に設置されているスモーキングルームをご利用ください。丸い腰掛けと灰皿があり、眺望のいい窓やテレビモニターのあるスモーキングルームもあります。
エントランスはフェリーごとに趣向を凝らして面白いですね。この船には「スパイラスツリー」というモニュメントが展示されています。
個室のほかにも、6階は大浴場内に男女各1ヶ所、5階はエレベーター横に男女各1ヶ所、4階には男女各2ヶ所。温水洗浄機付きトイレで、中央トイレには手すり付きのトイレもあります。ドライバー化粧室は4階。
朝はレストランでカフェテリアのほか、和盛合わせや洋盛合わせのセットメニューや、中華粥などの単品を注文することもできます。
昼はレストランでカフェテリアのほか、新日本海フェリー特製カレーなどがいただけます。ワンランク上のランチを楽しみたいなら、グリルのセットをどうぞ。
夕食はレストランで、カフェテリアや北海道の幸のセットメニューなどいかがですか。贅沢なディナーをご希望ならグリルのセット料理がおすすめです。
新日本海フェリー 敦賀ターミナルは、日本海に面した敦賀新港に建っています。新しいガラス張りのターミナルは、周辺の殺風景な雰囲気からは想像できないほどの華やかさ。訪れた方はその大きさと美しさに魅了されることでしょう。フェリーにマイカーで乗り込む方は、事前にインターネットで予約しましょう。そうすれば、ターミナルに立ち寄らなくても乗船できます。ですが、レストランや売店、さらにお風呂まで完備された敦賀フェリーターミナルには、立ち寄らずにはいられないかもしれませんね。
住所 | 福井県敦賀市鞠山95-4 敦賀新港 |
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電話番号 | 0770-23-2222 |
特徴 |
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新日本海フェリー 苫小牧ターミナルには4つのフェリーが行き来しています。敦賀行きの直行便「すずらん」や「すいせん」、秋田や新潟経由の敦賀行き「らいらっく」や「ゆうかり」が発着。待ち合いスペースも広く軽食コーナーや売店などもあります。天気の良い日は、青い空と青い海にフェリーが映えて、見晴らしもとても素敵ですよ。思わず写真を撮り、SNSで美しい景色を共有したくなるのではないでしょうか。
住所 | 北海道勇払郡厚真町字浜厚真 17番地6号 苫小牧東港周文埠頭 |
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電話番号 | 0145-28-2800 |
特徴 |
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「大自然に包まれるかのような解放感と落ち着きのある船内」をデザインコンセプトにした「すずらん」。4階エントランス中央にはモニュメント「スパイラルツリー」が設置されています。らせん状の円錐フォームで、色を変化させる特殊効果が美しく輝きます。スパイラルツリーの色彩の変化に呼応する壁面や天井のギミックも見事。階段も素敵なデザインになっているエントランスなので、乗船の際はこちらで記念写真を撮るのもおすすめです。
「すずらん」にあるキッズルームは、急に船が揺れるときなどを想定して子供に配慮を払った工夫があります。例えば、玩具。プラスチックのオモチャではなくクッションタイプの積み木にすることにより、情操教育を行いつつも子供を安全に守っています。厚いカーペットもよく転倒する幼児のダメージを減少。波やイルカを型取ったクッション製の壁紙も、まるで海の中を泳いでいるような子供の想像力を刺激しつつ、ぶつかった時の衝撃を吸収します。
ごちそうが続くと、たまにはカップラーメンが食べたくなりませんか。「すずらん」のカップ麺コーナーは、そんなインスタントラーメン好きなお客様に特化したサービススペースです。自動販売機で購入したラーメンに同室設置の家庭用湯沸かしポットで沸かした湯を注ぎ、自分で調理。またラーメンを食べやすいテーブルと椅子がすぐ脇にあります。食べ終わったら、残ったスープをシンクの三角バットに流しましょう。次の利用者のために水を補充するのも忘れずに。