2017年の5月、商船三井さんふらわあ(関東⇔北海道)の新しい仲間となった「新造船 さんふらわあ ふらの」。姉妹船である「新造船 さんふらわあ さっぽろ」と一緒に、これまで商船三井さんふらわあ(関東⇔北海道)が運行していた苫小牧から大洗までの夕方便のルートに就航することとなりました。「新造船 さんふらわあ ふらの」の旅客定員は590名。旧船の「さんふらわあ ふらの」などに比べると定員は少し減っていますが、代わりに豪華な宿泊施設と運行の時間短縮などを図っており利便性は向上しています。新しく造られた「新造船 さんふらわあ ふらの」に乗船して、優雅な船旅を満喫してみてはいかがでしょうか。
これまで商船三井が手掛ける苫小牧から大洗の夕方便のルートは既存の2隻のフェリーによって運行されていました。しかし、「新造船 さんふらわあ ふらの」と姉妹船である「新造船 さんふらわあ さっぽろ」が加わったことにより合計で4隻のフェリーが運航することとなったのです。「新造船 さんふらわあ ふらの」の定員数は590名、また本数も基本的に2日に1回となっており既存の2隻のフェリーと組み合わせるような形で運行されています。フェリー数が増加したことで、苫小牧と大洗の行き来がより便利になったと言えるのではないでしょうか。
「新造船 さんふらわあ ふらの」は姉妹船である「新造船 さんふらわあ さっぽろ」と同じく、商船三井さんふらわあが造船した新しいフェリーです。このため最新の技術を用い、現行の「さんふらわあ さっぽろ」「さんふらわあ ふらの」よりも約1時間の時間短縮に成功しました。到着の時間は変わりませんが、出発の時刻は遅くなっています。「新造船 さんふらわあ さっぽろ」は、これまで以上にゆとりを持ってフェリーに乗ることが可能です。
商船三井フェリー(現:商船三井さんふらわあ)が運航してきた現行のフェリーに比べ、客室数が増加されている「新造船 さんふらわあ ふらの」。どのお部屋も大変魅力的な造りとなっていますが、最上階のプレミアムとスイートは専用バルコニーがあるなど特に力を入れたものとなっています。船内の各種設備や内装を目にすれば、まるで高級なホテルに来たかのような印象を受けることでしょう。「新造船 さんふらわあ ふらの」は、徹底的に乗船客の目線に立って造られたフェリーです。
エスカレーターで5階に上がると、すぐ近くに見えるのが案内所です。「新造船 さんふらわあ ふらの」に関する疑問や質問は、サポートが充実した案内所で早めに解消しておきましょう。
案内所のすぐ近くには品揃えが豊富なショップを完備。船旅に必要な日用品なども購入できますので、利便性が高くなっているのが魅力です。
5階にはサウナも完備された展望浴場が設置されています。男女それぞれ船内の左右に配置されているので、景色を眺めながらのんびり入浴することが可能です。
5階の婦人用トイレのみ、パウダールームが用意されています。ほかの階には無く、スペースも広くなっていますので必要なら積極的に利用しましょう。
赤ちゃんのための設備を整えたベビールームは5階のみの設置となっています。婦人浴場のすぐとなりに位置していることから、利用しやすい環境が整っていると言えるでしょう。
長距離の船旅でどうしても溜まってしまうのが洗濯物です。コインランドリーを使えば、お気に入りの服装で目的地に降り立つことができますよ。
「新造船 さんふらわあ ふらの」には愛犬を遊ばせることができるドッグランも用意されています。展望デッキのすぐ近くにあることから、愛犬だけでなく飼い主も楽しむことができるでしょう。
ドッグランのすぐ近くには愛犬のためのペットルームを完備。預かれる数やケージの大きさに限度がありますので、利用する際はお早めに。
小さなお子様連れのご家族には大変嬉しいキッズランド。絵本やおもちゃなどが用意され、ずっと遊んでいても退屈しない工夫が施されています。
5階から階下にはエスカレーターを使って移動することができます。上の階には通じていないのですが、階段やエレベーターがあるため困るようなことはないでしょう。
「新造船 さんふらわあ ふらの」のコインロッカーは、通常の荷物とは別に飲食物を入れておくことができる冷蔵ロッカーも準備されています。コイン返却式なので、気軽に利用することができるのが魅力です。
6階にあるレストランではバイキング形式のメニューを食べることができます。広く開放的な室内での食事は、何よりも格別なひとときとなることでしょう。
大型のフェリーに設置されていることの多いゲームコーナーは、当然のことながら「新造船 さんふらわあ ふらの」にも用意されています。家族や友人とのちょっとした息抜きに利用してみてはいかがでしょう。
お湯を調達することができる給湯室は各階に設置。どの階も客室近くに設置されていますので、ちょっとした用途で利用するのに利便性が高くなっています。
基本的にどの階も、喫煙所は展望デッキの近くに設置してあります。思いついたらすぐ行ける距離にありますので、仲間やパートナーを気遣って喫煙することができますよ。
「新造船 さんふらわあ ふらの」内はさまざまな設備があり、訪れてみたい場所も多いはず。エレベーターを使えば、気軽に各階に行くことができ便利です。
お手洗いは公共施設の集中する5階、そして6階のみ設置されています。コンフォートやツーリスト以外のお部屋にはトイレが設置されていますが、船内を行き来する際利用する機会は多いでしょう。
身体の不自由な方のため、多目的トイレもしっかりと完備されている「新造船 さんふらわあ ふらの」。また船内はバリアフリーが整えられているため、どのような方でも不自由なく利用することが可能です。
7階以外には、飲み物類を購入することができる自動販売機を設置。ちょっと喉が渇いた時などに、気軽に購入できるようになっています。
各階に設置されたフェリーからの景色を楽しめる展望デッキ。スーペリアインサイドなど、窓の無いお部屋をご利用の方はぜひとも訪れておきたい場所です。
朝食はパン類などの洋食、そしてご飯などの和食メニューから自由に選ぶことができます。メニューも豊富なことから、その日の体調や好みに合わせて選択するのが良いでしょう。
ほかの時間帯に比べ、夕食は特にメニューが充実しています。ビールなどのアルコール類、そしてアイスをはじめとしたデザート類も用意されており、年齢を選ばない幅広い品揃えが魅力的です。
商船三井さんふらわあ(関東⇔北海道)の大洗ターミナルは、茨城県の東茨城郡に構えるフェリーターミナルです。フェリーから乗客の乗降が可能な第3埠頭に位置し、主に商船三井さんふらわあの「さんふらわあ(関東⇔北海道)」の船が出入りしています。ターミナル内の待合室ではWi-Fiサービスを利用できるので、スマホやPCをWi-Fiにつなげられます。港内にレストランや売店はありませんが、ターミナル周辺にはスーパー「セイミヤ」やコンビニがあるので、心配不要です。大洗港周辺には大洗町のシンボルであるマリンタワーや「かねふくめんたいパーク」があります。
住所 | 茨城県東茨城郡大洗町港中央2 |
---|---|
電話番号 | 029-267-4133 |
特徴 |
|
商船三井さんふらわあ(関東⇔北海道) 苫小牧ターミナルは、3階建てで全面ミラーフィルムの窓ガラスが印象的なフェリーターミナルです。タクシーや路線バス乗り場が1Fに設置されており、わざわざ徒歩で向かうことなく移動が可能。受付の場所も分かりやすく案内表示されているため、スムーズに手続きを済ますことができます。また、深夜便の発着があるため夜遅くまで営業しているのも特徴の一つ。商船三井さんふらわあ(関東⇔北海道)の苫小牧フェリーターミナルを利用して、フェリー旅行を満喫してみてはいかがですか。
住所 | 北海道苫小牧市入船町1-2-34 |
---|---|
電話番号 | 0144-34-3121 |
特徴 |
|
ペットと泊まれるお部屋が多数あり、またペットルームを完備しているなど乗船客だけでなく愛犬にも嬉しい充実したサービスが魅力の「新造船 さんふらわあ ふらの」。これだけでも充分凄いのですが、さらに「新造船 さんふらわあ ふらの」には首都圏を発着するフェリーでは初となるドッグランも設置されています。長い船旅で心配な愛犬のストレス発散はもちろんのこと、飼い主同士での交流など幅広い用途に使える施設です。ペットと乗船する際は、積極的に利用してみてはいかがでしょう。
時間帯は決まっていますが「新造船 さんふらわあ ふらの」での食事は朝と昼、そして夕方もレストランで提供されています。また、メニューは異なりますがすべてバイキング形式で提供されており、自身のペースや好みに合わせて食事をすることが可能です。食事の好みというのは人それぞれ違うものですから、どのような方とも楽しく食事をとることができるバイキング形式は「新造船 さんふらわあ ふらの」の魅力のひとつと言えるのではないでしょうか。
「新造船 さんふらわあ ふらの」にはさまざまなタイプのお部屋がありますが、どのお部屋にもしっかりと電源コンセントが設置してあります。プレミアムやスイート、スーペリアなどの個室タイプは当然と言えますが、大人数での利用を前提としているコンフォートやツーリストにも完備されているのは嬉しいポイントです。また、船内のショップではAC式充電器の販売も行っているため、パソコンやスマートフォンをはじめどのような機器でも問題無く利用することができるでしょう。