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ベトナム航空はハノイのノイバイ国際空港とホーチミンシティのタンソンニャット国際空港を拠点空港としています。
第二のハブ空港はダナン国際空港です。
航空連合は2010年にスカイチームに加盟しており、国内の20都市およびアジア、オセアニア、ヨーロッパの30か所に就航しています。特に東南アジア、南アジア路線が充実している航空会社になります。
尾翼の金色の蓮の花は、ベトナムの人々にとっての知恵と優雅さを象徴し、ベトナム航空のシンボルです。
また、ベトナム航空は20以上の航空会社とコードシェア契約を結んでいます。
ベトナム航空では約90機の航空機を所有しており、客室構成はエコノミークラスとビジネスクラスの2種類のみです。保有機材もA321が多く、ファーストクラスの設定がない航空会社になります。
イギリスの企業による航空会社格付けにおいては4つ星を獲得しており、ベトナムの航空会社の中ではもっともレベルが高いという位置付けになります。
ベトナムでは近年LCCが急成長しており、LCCとは違うフルサービスキャリアとしての差別化が急務になっています。
ベトナムを訪れる際の注意点として、テトと呼ばれる旧正月シーズンは、ベトナムの大型連休にあたり航空券の値段が大きく跳ね上がります。ベトナムの方は周辺国に出稼ぎに出ている方が多く、お正月に帰省される方で航空券の価格が高騰します。
また、自分の国のフラッグキャリアであるベトナム航空は人気がありますので、価格の変動に気を付けましょう。
旧正月の日は年によって変更されますが、1月後半~2月前半の1週間程になります。
日本では連休にあたらないので意識されませんが、旧正月のシーズンは基本的にお店も開いていないので旅行であれば避けた方が良いでしょう。
日本とベトナムの間は5時間~6時間ほどです。6時間の飛行時間となると気になるのは機内のアメニティとエンターテイメントでしょう。
アメニティに関しては、ブランケット、枕がエコノミークラスでも用意されています。日本に就航している機材としては、エアバスの最新機材A350が就航しています。
A350にはUSBの接続口がついているので、スマートフォンや電子機器の充電もできます。
エコノミークラスのシートの広さは32インチ(約81cm)で、シートの幅は18インチ(約46cm)です。フルサービスキャリアですので、LCCのように座席ピッチが狭いとは感じにくいでしょう。
また、A350では10.6型のディスプレイが各座席に配置されていますので音楽や最新の映画やドラマを楽しむことができます。
日本では上映館が少ないベトナム映画も機内で楽しめます。
プレミアムエコノミークラスのシートピッチは38インチ(約97cm)ですので、エコノミークラスよりも更にゆったりしています。
ビジネスクラスの座席はA350ではフルフラットになります。
ベトナム航空の事前座席指定はビジネスクラス、プレミアムエコノミークラスについては無料です。しかし、エコノミークラスは運賃タイプによって異なります。
エコノミーフレックスは無料、エコノミークスはスタンダードシートのみ無料、エコノミーライトは有料、エコノミースーパーライトも有料です。
ただし、事前座席指定が有料の座席も、フライト出発24時間前からオンラインチェックインが可能になります。その際の座席指定は無料ですので、夏休みやお正月シーズンなどの繁忙期でなければ窓側や通路側などの自分の好みの座席を指定できる可能性があります。
座席指定オプションの追加は航空券購入時から出発24時間前まで可能ですので、航空券だけ購入しておき、後から座席指定することも可能です。友達や家族と隣同士にしたいという方はオプションの追加をして指定しておけば安心でしょう。
指定した座席の変更も可能ですが、追加料金が必要になりますので、指定する際にはよく考えてから指定しましょう。加えて、安い席への変更の場合、差額は返金されません。
預ける荷物は個数に関わらず、エコノミークラスで合計40kgまで、1個の最大の重量は32kgまで預けられます。ビジネスクラスでは個数に関わらず、合計60kgまで、1個の最大の重量は32kgまで預けられますので、荷物が多くても心配はないでしょう。
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