メディシンハット空港があるカナダのアルバータ州へご旅行をするならスカイチケットのセット旅行プランがお得です。ホテル+国内・海外の航空券を同時セットにご予約いただけるので面倒な手間も省けて、簡単に旅のプランをつくることができます。ご利用されるシーンにあわせてさまざまなご利用をカスタマイズすることができるのでスカイチケットのセット旅行はおすすめです。メディシンハット空港はカナダのアルバータ州にある空港です。町の中心地付近のやや南にあり、アクセスしやすい立地が一つの特徴となっています。
メディシンハット空港の近くにある代表的な観光地として挙げられるのが、州立恐竜公園です。ここはユネスコの世界遺産にも登録されている公園であり、世界最大級の恐竜化石層があることでも知られます。かつてここで39もの恐竜の化石が発見され、その標本が世界各地で公開されています。恐竜好きはもちろん、そうでない方にとっても興味深い自然の神秘を見ることができる場所です。かつてこの場所は観光地ではなく、あくまで考古学者などが研究のために訪れる遺跡でした。しかし、1955年のアルバータ州50周年の記念事業として州立公園に設定され、観光地として世界的に知られるスポットとなりました。ここには非常に複雑な生態系が存在しており、夕暮れ時になるとコヨーテの鳴き声が聞こえてくることも特徴です。その他にもワタオウサギ、ミュールジカ、プロングホーンなどの動物が生息していて、季節ごとに違う景色を見せてくれます。この州立公園はパッドランドという異名を持ち、独特の景観も魅力となっています。
同様に著名なスポットとなっているのがヘッドスマッシュトイン・バッファロー・ジャンプです。ここもユネスコの世界遺産に登録されており、幅300メートルに及ぶ大迫力の崖を眺めることができます。この崖にはバッファローの骨が堆積していて、堆積岩の高さは11メートル以上となります。自然あふれるスポットとして知られるヘッドスマッシュトイン・バッファロー・ジャンプですが、歴史的にも非常に重要な役割を果たしてきた場所でもあるのです。カナダの人々が古くからこの地で生活していたことが分かる遺跡がどんどん発掘されています。
この場所から少し歩いたところにはロイヤル・ティレル古生物学博物館があります。この博物館もメディシンハット空港の周辺にある観光スポットです。恐竜とバージェス動物群の化石が展示されており、恐竜に関する化石のバリエーションは世界でも屈指とされます。この博物館は1985年に開館され、その5年後にはエリザベス2世から王立の称号を授与されるほど評価が高まりました。フィールドセンターが併設され、実際の化石の発掘作業を行う見学ツアーが実施されています。非常にリーズナブルな料金で入館できることも魅力であり、週末になると多くの家族連れや化石好きが訪れるスポットです。日本の福井県にある恐竜博物館と姉妹館提携を結んでおり、それぞれが恐竜研究の拠点として世界にその魅力を発信しています。ロイヤル・ティレル古生物学博物館に展示されている中でも最古のものは39億年以上前のものであり、そこから現代に至るまでの歴史を感じることもできるでしょう。展示物の中にはハンズオンと示されているものもあります。これは直接的に手で触れることができることを表していて、化石などの手触りなどを感じることが可能です。ロイヤル・ティレル古生物学博物館では化石標本を作る体験プログラムも実施されています。日本語音声のガイドもあるので英語が分からない方も安心して楽しむことができます。その他にも化石発掘シミュレーションやサマーキャンプなどのイベントも用意されており、子どもたちが楽しめるプログラムにも力を入れているのが特長です。
メディシンハット空港の近くにあるランドマークとしてはカナディアン・ロッキー山脈の鍾乳洞が挙げられます。ここはカナダからアメリカにかけてそびえたつロッキー山脈のふもとにある鍾乳洞であり、遠目からも分かる美しさが魅力となっています。中に入ることも可能であり、ツアーなどが開催されていることもあるので、興味のある方は事前にチェックしておきましょう。この鍾乳洞を越えるとロッキー山脈の山々がもたらす壮大な風景が目に入ってきます。エメラルド湖やバージェス様などあまり手をつけられていない自然を感じることができます。この鍾乳洞を含むカナディアン・ロッキー山脈自然公園群は1984年に世界遺産に登録されました。考古学者によって発掘作業が行われており、ここから発掘された化石はカナダ国内のみならず、アメリカなどでも展示されます。鍾乳洞にある岩の中にはこれまでに絶滅していった生物の痕跡が残されており、大自然の刻んできた歴史を感じられます。ハルキゲニアやオパビニアなど図鑑でしか見られない古代生物の化石が見つかることもあり、おすすめです。