フランス - ペルピニャンについて

ペルピニャンはフランスとスペインとの国境にある街で、地中海に面しているのでスペイン情緒が漂っています。フランスというよりも多国籍な雰囲気を感じることができ、街中を歩くと赤レンガの建物が多いです。景色が素晴らしく空気が澄んでおり、素敵な観光スポットがいろいろあります。サン・ジャン大聖堂は旧市街において人気の観光スポットです。1324～1509年のもので歴史のある建造物で、重厚感に中世の雰囲気を感じることが可能です。堂内は荘厳でステンドグラスが美しく、色鮮やかに光り輝いています。運がよいとパイプオルガンの音を聞くことができ、天使の石像や彫刻などを見ることが可能です。装飾が素晴らしく、時間をかけて観光することをおすすめします。大聖堂は屋上に登ることができ、旧市街を360度の大パノラマで楽しむことが可能です。マヨルカ王国の王宮を見ることができ、近くにあるバレアレス諸島には以前マヨルカ王国がありました。島嶼部の他にはヨーロッパ大陸にも領土があり、建国した当初からペルピニャンは大陸の首都となっていた歴史があります。14世紀において王国が滅んだ後、フランス王によって継続的に支配されていきました。王宮はペルピニャンの街を見ることができる高い塔があり、素晴らしい景色を眺めることが可能です。礼拝堂にはステンドグラスがあり、美しいので必見です。周囲には星形要塞の稜堡があり、要塞築城の名人と言われたヴォ―バンの手によるものになります。カンポ・サントは14世紀前半にできた納骨堂で、現在ペルピニャンの観光として公開されています。美術品が展示されており、博物館のような感じ見学することが可能です。明るい色のステンドグラスが多く設置されており、差し込む光はやわらかいものがあります。自然史博物館は珍しいものが展示されていて、ピレネー山脈に抱かれた独自の文化や生態系などについて学ぶことのできる施設です。ピレネーに生息している動物やミイラの石棺があり、動物の剥製がたくさん並んでいます。サンゴなどいろいろな化石を見ることができ、さまざまな鉱物が展示されています。旧市街にあるのでアクセスしやすく、散策のついでに気軽に立ち寄ることが可能です。サン・ヴィサンはペルピニャンの南東郊外にある公園で、観光客向けの陶器工房があります。絵付け作業を行なっている様子を見ることができ、作品は色鮮やかで博物館か美術館などにいるかのように感じることができるでしょう。楽しくのどかな風景を見ることができたり、微笑ましくなるほどかわいいミニチュアを見ることができます。建物の周りは環境が良いので、観光での気分転換におすすめです。ペルピニャンのお土産を購入することができるので便利です。カスティエ門（ペラル博物館）はバッサ川沿いにあり、以前は街の牢獄でした。今は川沿いにカフェのテラスが並んでいて、観光客に人気のあるスポットです。門は赤レンガで造られていて、歴史的な重みが感じることができます。夜になるとライトアップされるので、昼間とはまた違う美しさを見ることが可能です。中はカタルーニャ文化を知ることができるペラル博物館になっていて、時間に余裕があると覗いてみることをおすすめします。祝日や特別な日の夜になると、カスティエにおいて花火や音・光などの無料のショーを見ることが可能です。尚、日時や料金が変わる場合があり、事前にインターネットなどで確認することをおすすめします。聖ドミニク第三修道会礼拝堂はカンポ・サントの近くにあり、堂内に入ると装飾の美しさに驚くでしょう。天井画や壁、柱などの装飾はどれも素晴らしく、見ていても飽きないです。ドーム天井のフレスコ画は砂や石灰などを混ぜた壁を塗り水で溶いた顔料で描いた方法で描かれていて、思わず見とれてしまいます。アンシャン・エヴェシェは歴史的な建造物を利用した博物館です。シーズン毎の花が咲く庭も見どころになっていて、展示品のミニチュア人形は宗教上のワンシーンを再現しています。いろいろな人形をみることができ、庭園では草花を愛でながら散策することが可能です。ペルピニャンにはいろいろなおすすめ観光スポットがあり、歴史のある古都を満喫することができます。街並みを歩いているだけで楽しむことができ、観光気分に浸ることができるでしょう。ペルピニャンの旧市街は赤いレンガで造られた建物が多く、街中を気ままに歩くのもおすすめです。異国情緒を感じることができ、素敵なスポットを楽しむことができます。