フランス - マルセイユについて

マルセイユの基本情報

マルセイユの観光情報

マルセイユはフランス共和国の南東部にあるプロヴァンス＝アルプ＝コート・ダジュール地域圏にある都市です。地域圏の南西にあるブーシュ＝デュ＝ローヌ県に位置していて、県内の南東部の地中海のリオン湾に面した地域に都市があります。フランスの中でも最大の大きさを持つ港湾都市として知られていて、ブーシュ＝デュ＝ローヌ県の県庁が置かれている都市でもあります。

マルセイユはフランス国内でも、特に人口の多い都市としても知られ、2005年に行われた調査では首都のパリについで二番目に多い、およそ82万人の住人が生活している街でした。都市だけでなく、その周囲に生活している全体の人口も多く、マルセイユの都市圏に生活している人の数は、フランスとリヨンの都市圏についで、国内三番目の規模です。マルセイユという名称は、古代ギリシア語のマッサリアという言葉と、同じ意味のラテン語のマッシリアから付けられています。漢字の表記では、「馬耳塞」という当て字も使用されることがあります。

都市内の観光スポット・ランドマークとして知られているのが「ノートルダム・ド・ラ・ガルド教会」です。都市を見下ろす丘の上に立っているこの教会は、街の中のさまざまな場所からも見ることができます。市内にはそのほかにもいくつかの歴史的な建造物があり、サン＝ニコラ要塞も歴史的な都市のランドマークとしても知られています。

「サン＝ニコラ要塞」は19世紀のフランスで人気のあった小説家である、アレクサンドル・デュマの代表作『モンテ・クリスト伯』の舞台でもある場所です。そのために現在でも小説を読んだ多くのファンが、自分の目で本物のサン＝ニコラ要塞を見るために世界中からマルセイユを訪れています。

そのほかに、「シャトー・ディフ」という孤島も有名です。この島はマルセイユの港から少し離れた場所にある島で、この島がマルセイユ観光の名所になっているのは、この島もデュマの『モンテ・クリスト伯』の舞台になったからです。この島はもともと要塞として使用されていたのですが、16世紀ごろからは牢獄としても使用されていました。現在はフランスの歴史的記念物に指定されている重要な建物で、マルセイユの港からは定期便も運航しています。

よくある質問

Q：マルセイユの近隣都市には何がありますか？

A：マルセイユから北側に「エクサン・プロバンス」があります。車で40分ほどの距離です。

Q：日本から最寄り空港への直行便はありますか？

A：いいえ、日本からの直行便はありません。