フランス - ベジエについて

ベジエはフランスの南西部にあり、闘牛場や大聖堂などがある小さな街です。マルセイユからは電車で約2時間の場所にあり、リヨンからは電車で約2時間半の場所になります。世界遺産になっている城塞都市のカルカッソンヌには車で行くことができたり、地中海にも車で気軽に行くことが可能です。いろいろな観光スポットにアクセスしやすく、フランス内外から観光客が集まっているエリアです。夏はおいしい食材やワインなどを味わうことができ、夜遅くまで観光客がたくさん溢れています。ベジエにはいろいろなおすすめ観光スポットがあり、サンナゼール教会は街を見下ろすみたいに、丘の上にそびえ立っています。ゴシック建築では街において最大の建物で、旧市街の西にあり街のシンボルです。市民に親しまれていて、多くの観光客がやって来る観光スポットです。ロマネスク建築の外観は美しく、内部も見どころが多数あります。回廊の奥に庭園があって庭園から教会の下を流れているオルブ川や優美な橋を見ることが可能です。奥に続いているオルブ平野のパノラマが広がっていて、観光客から人気があります。教会には大きなパイプオルガンが設置されていて、定期的にコンサートが開催されています。闘牛と言うとスペインが有名ですがベジエ闘牛場も有名です。フランスにはいくつか闘牛場があり、中でもベジエ闘牛場は1897年に建設された歴史があります。規模の大きい闘牛場で闘牛はもちろん、テニストーナメントやアイススケートショーなど、いろいろなイベント会場として利用することが可能です。イベントがない時は中に入れませんが、外観を観光することができます。煉瓦色やグレーのコントラストが美しく、闘牛を見たい場合毎年8月にフェリア・ドゥ・ベジエという闘牛が開催されています。この時期にベジエを訪れるのが良く、日程は観光案内所や闘牛場の公式サイトなどでチェックすることが可能です。ベジエボザール美術館はサンナゼール教会の近くにある美術館で、資産家の屋敷を利用し二箇所で構成しています。豪華な螺旋階段を見ることができ、建物そのものも見る価値があるでしょう。美術館には15世紀～現代までいろいろな絵画や陶器、彫刻が展示されていて、バルビゾン派の作品などを見ることが可能です。彫刻のコレクションはすばらしく、特別展は充実しています。ミディ運河はユネスコ世界遺産に登録されていて、フランス南西部のトゥールーズにおいてガロンヌ川から分岐しており、ベジエを通過しながら地中海近くのトー湖を結んでいます。かつて大西洋と地中海を結ぶ物流経路として活躍していました。現在運河クルーズを楽しむことができ、多くの観光客が参加しています。運河には水門やトンネルなどがあり、船から美しい並木道を楽しむことができるでしょう。ベジエ周辺にはいろいろな水門や水道橋などがあり、ミディ運河に集中しています。ベジエから出発するクルーズはおすすめで、半日や終日クルーズを利用することが可能です。グルメクルーズなどいろいろなプランを選択することができるでしょう。フォンセランヌ水門は世界遺産であるミディ運河においてのハイライトになっていて、9つの水門が連続し階段状になっているという珍しい場所です。多くの観光客が訪れている観光スポットになっていて、ベジエから観光クルーズ船で通過することができます。街から水門までは車で10分なので、気軽にアクセスすることが可能です。時間がない場合、橋の上から船が水門を通過するのを眺めると良く、船が階段を登るみたいに運河を進んでいくシーンは関心します。ヴァルラ海岸は市内を流れているオルブ川の河口になり、街から最も近い地中海の海岸です。細かな砂の海岸が続いていて、いろいろなマリンスポーツを楽しむことができます。防波堤には散策路などが整備されていて、海岸にはいろいろなレストランやカフェなどが続いています。地元でとれる新鮮な魚介料理やおいしいワインを楽しむことができるでしょう。ベジエ市内にはいろいろな教会があり、美術館観光を行なうことが可能です。気分転換がしたくなったらビーチがおすすめで、ヴァルラ海岸は整備されており気軽に利用できるレストランが多いです。フランス南西部にある小さな街のベジエは見所がいっぱいで、ラングドック地方の特産ワインを味わうことができます。比較的リーズナブルな価格で購入することができるワインが多く、ワインに合う料理を楽しむことができます。