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以前はドイス・デ・ジューリョ国際空港という名称でしたが、1998年に同州出身の下院議長であったルイス・エドワルド・マガリャエスを讃えて現在の名称に変更されました。
この空港は年間で900万人以上の人々が利用しています。
年間の発着数はおよそ11万回です。
ディユタード・ルイス・エドワルド・マガリャエス国際空港は1925年に開港しました。
長い歴史のある空港で現在のターミナルを開業したのは1998年です。
2000年の末までに11本のボーディング・ブリッジを備えたターミナルとなっています。
サルヴァドールの中心部までは朝の6時半から夜の9時まで30分間隔でバスが運行されており、アクセス性の優れた空港です。
サルヴァドールはバイーア州の州都で294万人もの人々が暮らしています。
ブラジルでは有数の大都市です。
バイーア州は観光業が盛んでランドマークとなっている様々な名所があります。
ディユタード・ルイス・エドワルド・マガリャエス国際空港のあるサルヴァドールは、サンバなどブラジル特有の音楽の発祥地です。
サルヴァドールはポルトガルに統治されていた時代に首都として発展しました。
黒人貿易の拠点だったためアフリカの文化が伝わります。
さらにヨーロッパや土着の文化が融合して独自の文化が生まれました。
現在ではブラジルにおける文化の首都と呼ばれることもあります。
サルヴァドールはブラジルの歴史や文化に触れることができるだけでなく、港町の美しい景観があるため観光客から人気です。
観光でサルヴァドールを訪れるのであれば、サン・フランシスコ教会へ行くとよいでしょう。
同市には350以上の教会建築が存在します。
中でも観光客から人気なのがサン・フランシスコ教会です。
ブラジルにおけるバロック建築の最高峰とも言われています。
この教会は内装に多くの金箔が使用されているのが特徴です。
内部の装飾が非常に美しく黄金の教会と呼ばれることもあります。
中庭は青いタイル画が並ぶ回廊に囲まれており静謐な雰囲気です。
隣にあるオルデン・テルセイラ・デ・サン・フランシスコ教会も有名な観光スポットとなっています。
バジリカ大聖堂はポルトガル統治時代のブラジルで最初に建てられたカトリックの大聖堂です。
現在残っている建物は17世紀前半に建造されました。
建築には15年、内装には95年もの歳月が費やされています。
天井のレリーフや礼拝堂にある黄金の椅子など豪華な装飾が人気です。
正門もイエズス会の聖人たちの像が並んでおり観光名所となっています。
ペロウリーニョ広場はサルヴァドールの中でも特に有名な観光スポットです。
世界的なスターだったマイケル・ジャクソンが撮影で使用したことでも知られています。
世界中からマイケルのファンが訪れる場所です。
石畳の道と色彩豊かな建物が並んでおり異国情緒を感じさせてくれます。
ペロウリーニョ広場はかつて個人貿易の中心地となった場所です。
広場を含む旧市街地は歴史的・文化的な価値が評価され、1985年には世界文化遺産となりました。
サルヴァドールの歴史を知る上で非常に重要な場所です。
同市は崖の上下で上町と下町に分かれており、ラセルダ・エレベーターによって結ばれています。
このエレベーターも街の観光名所の1つです。
政治的に重要な建物や教会などは、防衛上の理由で上町に建てられています。
ラセルダ・エレベーターに乗れば街並みや海を一望することが可能です。
エレベーターで上町に着いてすぐの場所にはリオ・ブランコ宮殿があります。
この宮殿はかつて旧ブラジル政府の本部や軍の施設としても使用されました。
外観は非常に華やかで内部は現在博物館となっています。
博物館の見学は無料です。
館内は彫刻が施されており、繊細な天井画も見ることができます。
テラスからの眺めも素晴らしく観光客から人気です。
バイーア州にはサルヴァドール周辺以外にも様々な観光名所があります。
州の中央部にあるモーホ・ド・シャペウ州立公園は4万6千haもの広大な敷地を持つ公園です。
敷地内では様々な動植物や滝、泉などを見ることができます。
洞窟に描かれた鮮やかな壁画は考古学的価値が高くおすすめのスポットです。
ポルトセグロには水族館の島と呼ばれる場所があります。
ここでは魚やサメ、マンタなど様々な生物を見学可能です。
島には対岸からボートで入ることが可能です。
子供向けのショーの他にDJショーなども行われています。
さらに金曜日の夜には大人向けのナイトクラブになります。
年齢を問わず楽しめる場所です。