カナダ - サスカトゥーンについて

サスカトゥーンは、カナダ内陸部のカナダサスカチュワン州中央部にある都市です。同州最大の都市であるサスカトゥーンには、7つの橋が架かっていることから「橋の街」「プレーリーのパリ」とも呼ばれています。街並みもどこかヨーロッパの要素が感じられ、落ち着きのあるゆったりとした時間が流れています。サスカトゥーンはカリウム鉱脈の中に位置しており、郊外に少し出ると丘や谷といった地形が広がっています。
気候としては四季がはっきりしていて、夏の暑さ冬の寒さがともに厳しく寒暖差が激しい場所と言われています。すぐ隣の乾燥地帯の影響で雨があまり降らないので、天候に恵まれた旅行を楽しめます。サスカトゥーンは、バイオテクノロジーの分野で最先端の研究が行われている都市としても有名で、大学や博物館、資料館といった文化的な施設も多いです。
大学が多いことから若者が多く、レストランやカフェ、ショッピング施設なども充実しています。
サスカトゥーンは、「プレーリーのパリ」と呼ばれることもあり、お洒落で落ち着きのある雰囲気が魅力的な都市です。カナダにいながら、ヨーロピアンとカナディアンテイストの文化が感じられる、お得感のある都市なのです。
・西部開発博物館
西部劇の中に入り込んだような体験ができる西部開発博物館は、ウェスタン時代の文化や歴史に触れられるサスカトゥーンの定番観光スポットです。奥行きのある管内には、当時実際に使われていた農工具や保安官が使っていた銃、乗り物などが展示され、実際に触れることもできます。
日本語の説明やパンフレットなどはありませんが、展示物を見るだけで十分に楽しめる施設です。館内にはギフトショップもあり、サスカトゥーン限定のポストカードやコースター、カナダの定番土産なども購入できます。
・サスカチュワン大学
サスカチュワン大学は、カナダでも有名な生物学を学べる大学です。一般人も気軽に入れるので、地元の人のお散歩コースにもなっています。サスカチュワン大学は歴史ある大学で、建物もヨーロッパを思わせるような重厚感のある石造りになっています。広いキャンパス内には、原っぱや学食、カフェやコンビニ、図書館があり、一日中過ごしても飽きません。サスカトゥーンを代表する観光名所にもなっており、観光客も比較的多い場所です。大学のカレッジロゴが描かれたTシャツやマグカップなども販売されており、お土産品として購入する観光客も多いです。
・ミーエワシンバレー
サスカトゥーンの自然を直に感じたい人は、ミーエワシンバレーでのウォーキングがおすすめです。ミーエワシンバレーは、サスカトゥーンのサスカチュワン川沿いにある整備された遊歩道で、緑豊かなカナダの自然を全身で感じることができます。稀に川を泳ぐ野生のビーバーや、木々を走り回るリスにも遭遇できるので、動物が好きな人も楽しめます。カナダの自転車好きが集まるサイクリングロードもあり、サスカトゥーンの旅をアクティブに過ごしたい人にぴったりのスポットとなっています。
・サスカトゥーン フォレストリー ファーム パーク アンド ズー
サスカトゥーンには、動物好きやお子さんが喜ぶ観光スポットもあります。サスカトゥーンフォレストリーファームパークアンドズーは、その名の通り牧場と動物園を一度に楽しめるレジャー施設で、カナダで昔から放牧されている牛や羊、バッファロー、野生に生息するオオカミやグリズリーベアなどが見られます。日本では見られない動物が多く、中には爬虫類や虫を展示しているスペースもあります。日本語のパンフレットなどはありませんが、迫力のある展示で見ごたえも抜群です。ピクニックができる広い芝生エリアもあるので、お弁当や軽食を持って訪れる家族連れも多いです。

サスカトゥーンに宿泊するなら、サウス・サスカチュワン川沿いにあるホテルがおすすめです。川沿いには手入れの行き届いたグレードの高いホテルが密集しており、日本語が話せるスタッフが常駐しているホテルもあります。また、近くに「プレーリーのパリ」と呼ばれる理由となった美しい橋もあり、ホテルへの行き帰りでも橋を渡れます。
川沿いには、キワニス記念公園と呼ばれる手入れの行き届いた公園もあるので、朝晩のお散歩にも活用できます。サスカトゥーンの治安は悪くありませんが、若者が多い街ということもあり、深夜は酔っぱらった学生に絡まれることもあります。夜間は不要不急の外出を避け、ホテルの中で過ごすのが安心です。